自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/06/15
初夏の日差しがまぶしい太夫浜の朝にいつもの風景が戻ってきました。今日から通学生と寮生が一緒に登校します。ひとまず分散は終わりです。寮生だけでも通生だけでも敬和学園ではありません。本来の敬和学園の姿を少しずつ回復しています。
「久しぶり~!」という歓喜の場面の側を、まだまだ緊張の1年生が静かに通り過ぎてゆきます。この時期にこんな光景が見られるとは不思議な感じがします。教職員を含めて、これ程イレギュラーなスタートを経験している人はいません。今後も誰もが漠然とした「不安」と向き合って生きていかなければならなくなると思います。だからこそ今までよりももっと助け合い、寄り添い合うことが求められるでしょう。「人は一人ではない」ことを敬和学園は決して忘れません。
不安を消し去ることはできませんが、今日は、通常登校開始の喜びとみんなの笑顔に励まされ、こうして命がある恵みに感謝したいと思います。そしてきっとまた始まる新しい一日を、コロナの前よりももっと大切に、共に生きていきましょう。
ランチは学年ごとに時間を区切ってとりました。対面で座らないようにしています。