のぞみ寮通信

みぎわ館

2011/01/10

みぎわ館 第66号(1月10日)

<2011年! スタートです!>

 

 
 2011年、明けましておめでとうございます!


 いよいよ始まりました、新しい年。1月5日の開寮日にはほとんどのみぎわ寮生が元0110_m011気に穏やかに帰寮してくれたこと、嬉しく思いました。みんなの充実した表情に、冬休み中事故もなく、ご家族そろってステキな時間を過ごすことが出来たのだろうな、そんな風に感じられ、後期後半もどんな成長がみられるのだろうかと期待が膨らみます。後期後半は、3年生のラストメッセージから始まり、3年生を送る会、1・2年生だけの生活、3年生の巣立ち、新1年生を迎える準備等、短い期間で出会いや別れが訪れ、喜びや寂しさが溢れます。その一つ一つを心に留め、たくさんの出会いに感謝して、それぞれの成長の糧にしてほしいと思います。

 
 そして早速、1月6日(木)から3年生のラストメッセージが始まりました。ラストメッセージとはみぎわ館での最後の礼拝のお話の事です。1年生の時から何度も与えられてきた礼拝のお話という役割も、ラストメッセージをもって終わります。その場で自分の3年間を振り返り、語るのです。3年生にとって、ラストメッセージは一つの区切りとなり未来へ羽ばたこうと卒業へ向け勢いをつける場となりますが、聴く1・2年生にとっても、自分たちがこれから歩む残りの1・2年間に向けて、大きな学びや励みとなる機会です。先輩たちの喜びや成長は自分たちも同じ足跡を、もしくはそれ以上に歩めるように。先輩たちの後悔は、同じ道を歩まぬようにと、3年生の一言一言にしっかり耳も心も傾けています。ラストメッセージが後輩にとっても、素晴らしい道しるべの一つとなり、41回生・14名一人一人のラストメッセージ=3年間の歩みが、みぎわ館全員の心に素敵な足跡をしっかり刻んでくれていることを嬉しく思います。

 
みぎわ館45名全員で過ごせる時間も残り1か月を切りました。この時間を本当に大切にしてほしいと思います。後輩へ伝える事、しっかり伝えきってください!先輩から学べること、しっかり学びきってください!期待しています!

(森口)

 

 

 

 

 

 

<なるほどね~!!! >

 
 この冬休み明け、「実は私、今回寮に戻りたくない!って思っちゃったんだよね。」と語0110_m02るみぎわ寮生が何人か…何人も!いました。理由は様々です。やっぱりお家がいいからとか、寮が辛いからとか、何か分からないけど心がモヤモヤするからとか…。それについて深く話し合っているみぎわ寮生たちがいました。「嫌だったけど、戻ってきた。その理由はお父さんに、今辛い事をたくさん経験できているのはラッキーなんだよ。乗り越える力が養われているんだよ。って言われたからなんだ。」「私は寮に戻る時、親の前では泣けないけど、電車に乗ったら涙出てきたんだ~。」「あ!分かる、ソレ!私もそうだった。」等、自分のことを言葉にしていました。家の人たちから貰ったアドバイスや自分の体験談など、もう一度自分たちが前を向いて力強く踏み出すために、自分に向かって言い聞かせているかのような会話。みんなと話し合うからこそ、自分一人で悶々と考えている以上に心が整理されていくのでしょう。話が進むにつれてみんなの表情にも少しずつ光が差してきたようでした。

 
 最後のまとめはこんな風でした。「まぁさ、今までは自分一人の事を一生懸命考えていればよかったんだよね。だけどさぁ、今は友達の事・周りの事・寮の事・役割の事・学校の事そして自分の事、みたいに自分の事以外にも考えることがたくさんできちゃって、自分の事は後回しになっちゃって、そりゃしんどいよね。でもそれが成長してるってことなのかもね。」と。なるほど!と思うと同時に、そんな風に考えられるみぎわ寮生の成長っぷりに年始早々嬉しくなりました。人生、つまずく事も大切です。つまずいた時、何故つまずいたのか、どうすればよいのか考える事、そして嫌でもとりあえず前向きな行動に移してみることが重要なのだと、みんなの会話から改めて教えられました!それにしても、深い話ができる仲間がいるって素晴らしいですね。

(森口)

 

 

 

 

 

<礼拝のお話>

 
*S.H.(1年生)
 今日は「食わず嫌い」についてお話ししようと思います。皆さんは、「食わず嫌い」がありますか?私はたくさんあります。例えば、海苔の佃煮・梅カツオ・ゴーヤ・マンゴー・バナナ・杏仁豆腐などです。見た目がダメなものや、「おいしい」という話を聞いたことがなく、なんとなく嫌いになったりしています。ただ、バナナはお父さんが嫌いなので遺伝だな!と思っています。例以外にも見た目が気持ち悪いものや、ありえない色をしているお菓子などは食べられません。というより、食べたいと思わないので食べません。

 
 今日、お話ししようと思ったのは食べ物の「食わず嫌い」ではなく、人においての「食わず嫌い」です。人においての「食わず嫌い」とはつまり、自分と直接関わった事もないのに噂や見た目でその人を嫌う、ということです。私は人見知りをする性格なので、よく見た目や噂でその人の性格を決めてしまいがちです。食べ物の「食わず嫌い」は、よく人生損をしていると言われます。私は寮に来るまでイクラとサケが「食わず嫌い」でした。なぜなら食べ物がオレンジ色をしていて良い訳がない、気持ち悪いと思っていたからです。しかし夏のある土曜日、人生を変える出来事が起こりました。その日のランチのメニューが「サケ・イクラ丼」という絶望的なものだったのです!嫌で嫌で仕方ありませんでしたが、その時はお腹が減って仕方がなかったのでとりあえず食べてみることにしました。すると、空腹だったせいかそのオレンジ色からは想像もつかないようなおいしい味がしました。この時に、「食わず嫌いで人生損してる」ってこういうことを言うのか、と今まで食べなかったことを後悔しました。

 
 結局私が言いたいことは、人間関係でも同じことが言えるという事です。そのものの味は食べてみないと分かりません。見た目が変な味に思えたり、変な色をしていても、今まで出会ったことのない素晴らしい味がするかもしれません。きっとその出会いは小さくとも、あなたの人生を変えるはずです。もしかしたら、その「食わず嫌い」で人生損しているかもしれませんよ!一口食べてみるチャレンジを、ぜひしてみてください!

(12月13日)

 

 

 

 

*S.Y.(2年生)
 今日は、友人のケンカと仲直りから学んだことをお話ししたいと思います。
 私は学校ではいつも、仲のいい友達5人で過ごしています。しかし、最近そのうちの2人がケンカをしたことがありました。ケンカの理由はたくさんあるのですが、例えば二人が同じバスに乗っている時、一人が眠たいのに、もう一人が「遊ぼうよ!」としつこく言って来たり、メールの内容を覗き見して来たり、「うざい」などとひどいことを言われたりしていたようです。これってよくないことですよね?他にもここには書ききれないほどいっぱいあって、それらが積み重なってお互いのズレとなり、ケンカへと発展したようでした。私はこの二人のケンカの事でいつも悩んでいました。どうやったら二人を仲直りさせたり、二度とケンカが起きないようにできるのだろうか?と。また、今以上にひどいケンカになったらどうしよう、私たちが卒業するまでこのケンカが続いたらどうしよう、このまま二人は友達ではなくなってしまうのではないだろうか、と思ってしまいとても悲しかったです。
 しかし、気が付いたら二人は仲直りをしていました。仲直りは、私が知らない間にしていたのですが、それを知った時、本当に嬉しかったです。いつも5人で食べていたランチも、ケンカをしてから別々になってしまっていたのですが、これからまた5人そろって食べれるんだと思うと、とても嬉しくなりました。再び以前のような学校生活を送れるんだと思うと、ホッとしました。

 
 このケンカが始まってから仲直りするまでの間ずっと私は落ち込み、悩み続けていました。みぎわ館で生活していても、このことが頭から離れず辛かったです。でもそんな時「大丈夫?」とみぎわのみんなが声を掛けてくれました。私の事を心配し、気遣ってくれていたんだということを知り、今回のその二人のケンカで、私はみぎわのみんなの優しさを今まで以上に感じることが出来ました。そしてもう一つ、私は気付いたことがあります。それは、たくさんぶつかり合う事は大切であり、それ以上に仲直りをすることがとても大切だ、という事です。そして、ケンカは当事者だけの問題やそのチームだけの問題ではないのだということを知りました。2人がケンカすれば、私も学校の友達も辛い思いをしますが、落ち込んでいる私を見てみぎわのみんながとても心配してくれました。ケンカはみんなをも巻き込んでしまっているのだという事に気付きました。だからこそ、互いにぶつかり合うのはしっかりやればいいのですが、同時にしっかり仲直りすることがぶつかり合うこと以上に大切で重要なのだと思います。
 私は今回のケンカを機に、この2人や私たちのグループはより一層仲良くなっていけるのではないかと思います。また、私を心配し、声を掛けてくれた皆さん、本当にありがとう!私はみんなに支えられていることを知り、寮に入って本当によかったと思いました。

(12月14日)