自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2019/07/19
7月11日(木)、新潟市西区にある「みどりと森の運動公園野球場」にて、敬和学園高校の野球部は甲子園を目指し、初戦で新潟県立巻高校と対戦しました。結果は残念ながら0-7(8回コールド)で敗戦しました。
未経験者からスタートした選手、怪我などによる長い空白期間からリスタートした選手など高校野球への想いも様々で、新チーム発足当初はチーム内でぶつかりあうということもありました。それでも、皆野球が好きで、うまくなりたい、勝ちたいという想いは共通して持ち続けていました。そして、大会直前の練習試合での三年生のワンプレーが、だんだんと結びつき始めていた一人一人の想いを、強く結びつける、いわば接着剤のように作用しました。ライト前に抜けるかもしれないという当たりをセカンドの三年生が好捕。見る人によっては何ともないプレーに見えるかもしれません。結果がなかなか出ず、苦しんでいた三年生の彼を、周囲の選手が見ていたからこそ、我々が「チーム」だからこそ、打球に我武者羅にしがみついた彼の想いとプレーが皆に伝わり、そのような作用を生み出したのでしょう。
そのような中、迎えた大会の日は、一人ひとりが「チームのために」プレーし、声を嗄らし、これまで共に過ごしてきた仲間と野球を楽しむことができていたのではないかと思います。試合には敗れはしましたが、これまでに得た経験こそが、最も貴重な財産になるのだと確信しています。三年生のこれからの活躍を期待しています。三年間お疲れさまでした。
また、当日、お忙しい中、応援に駆けつけてくださった、保護者の皆様、OB・OGの皆様、誠にありがとうございました。