自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2010/09/20
< “漢祭り”の準備、着々と進む >
光風館では、ある準備が着々と進んでいます。それは、今月の25日(金)に予定されている“漢(おとこ)祭り”の準備です。この“漢祭り”、「のぞみ寮」の恒例行事ではありません。今年度はじめて行う光風館独自の行事です。私は、光風館生が何か新しい行事をしたいと申し出てきた時には、必ず「企画書」を書かせて、それを提出させるようにしています。“漢祭り”の「企画書」には、以下のような「目的」が記されてありました。
「光風館には今、活気がなくなっています。また、光風館生は今、自信を失いつつあります。今年度の寮祭では、自分たちが納得できるようなパフォーマンス(出し物)が出来ませんでした。そこで、光風館生が心から楽しめる行事を企画し、一致団結して臨む準備過程そのものと、これを成功させることによって得られる達成感と充実感をもって、光風館の活気、そして光風館生としての自信を取り戻したいと思います」と(若干、言葉を加えましたが、こういう主旨で書かれてありました)。
私が焚き付けたわけではありません。光風館のリーダーであるKくん(3年)、Oくん(3年)、そしてOくん(2年)たち自身による発案でした。「企画書」の「目的」に書かれてあったように、今現在の光風館における問題点を感じ、それを何とか打破しようとする、光風館リーダーたちの姿勢を大いに評価したいと思います。「自律と自立」の大目標を掲げる光風館にふさわしい行事だとも思いますので、残された時間を使って、この新しい画期的なイベント(行事)をぜひ成功させて欲しいと思います。
(岩原)
< “世代交代”、始まる!! >
先週の日曜日(9/21)に、光風館の「運営委員」を決める選挙が行われました。「運営委員」とは、ブロック長と副ブロック長、「のぞみ寮」における「礼拝」、「生活規律」、「整備」、「食事」、「行事」、「リサイクル」の各委員会の委員、それに光風館独自の「係り」である「シーツ係」と「用務係(今回新たに新設した「係り」なんだよね)」、これらメンバーの総称です。館運営の中心を担っていくことになる、いわゆる光風館のリーダーたちです。
「運営委員」の選挙は、ブロック長の信任投票と、各委員会と係りを選出する形で行われました。今年度は、「全員野球で臨みたい」という2年生の学年集団としての考えもあって、2年生全員がいずれかの「委員会」または「係」に所属することになりました(だから、光風館の新しい「運営委員」には、2年生全員が名を連ねることになるんだよね)。全ての「委員会」と「係」に立候補者が出ました。
さあ、光風館の次期リーダーたちが決まりました。通称「世代交代」が始まります。
新しい光風館のスタートです。「全員野球で臨みたい」とする2年生集団には大いに期待していますので、リーダーとしての自覚と責任をもって、光風館の運営を力強く担っていって欲しいと思います。
(岩原)
< 礼拝のお話し >
O.N.(2年)
みなさん、こんばんは。6室のOです。今日は、僕が大好きな「夜回り先生」について話したいと思います。「夜回り先生」の話の中で、最も印象に残っているのは不登校についての話です。「夜回り先生」が言うには、「子どもが不登校になるのは100%親に問題があるから」だそうです。ある家庭では、父親は会社で仕事に失敗すると上司に叱られ、そのストレスを家庭で発散します。子どもも学校で運動や勉強ができないと教師に叱られ、友達にもバカにされて帰ってきます。そんな時に、家で両親がケンカをしていたら、子どもは居場所がなくなり、「自分は必要ないんだ…」と思い、ひきこもってしまいます。「夜回り先生」が言うには、「たとえ、辛いことがあったとしても、笑顔で「お帰り」と言ってもらえれば「自分の居場所はここなんだ」と確信することができるそうです。
僕は、寮生活でも同じことが言えるように思います。寮は、全国から様々な人が集まって生活しています。決して、皆が皆、勉強ができたり、運動が出来たりするわけではありません。でも、そんな人たちが、時には悩みを抱えながら、学校や部活から、寮へと帰ってきます。そんな時に寮に自分の居場所がなければ、それはとても辛くて悲しいことだと思います。学校に行く気力もなくなってしまうかもしれません。僕は、これからの光風館を、そのような温かい「我が家」のようにしていきたいと思います。
A.Y.(2年)
みなさん、こんばんは。7室のAです。今日は、少し大げさかも知れませんが、「生き方」について話したいと思います。その前に、まず皆さんに質問したいと思います。
「たとえば、クラスの出し物や合唱祭などの行事で、『もう、何かめんどくさい』とか、『こんなのやってられるか』なんて思ったことはありますか?」。もちろん、一人でもそんなことを思い、実際に口に出してしまえば、その行事の準備や練習は決して上手くいくはずがありません。失敗に終わり、行事が終わってから、「次はちゃんとやればいいや」と思うのかもしれません。でも、その人は、当然の疑問から遠ざかっています。それは、「次はいつ来るの?」っていうことです。その「出し物」の準備期間や本番に戻れるわけではありません。僕は、そうした気持ちや姿勢で臨むのは、とても勿体ないことだと思います。言うなれば、「人生を損している」ように思います。一番簡単であり、実は一番難しいことではありますが、何でも一生懸命やるということが、一番後悔しないで済む、ただ一つの「人生の生き方」だと思います。どっかで聞いたような話かもしれませんが、ぜひ、皆さんも自分の生き方というものを考えてみてください。
K.H.(2年)
皆さん、こんばんは。7室のKです。今日は、初めてのお話ということで、僕がなぜ寮に入ろうと思ったのか、それについて話したいと思います。僕が入寮しようと思った理由は、「寮ってどんなところなんだろう、寮って楽しそうだな~」という興味からでした。そんな風に思っている時に、仰也さんや周りの人から入寮することを勧められました。また、部活が遅くなってスクールバスに乗り遅れた時に、たまたま体育館に行ったら光風館の皆がフットサル大会をやっていたのですが、それに飛び入り参加したことが一番の決め手になりました。皆が楽しそうにフットサルをしているのを見て、「寮生活はよく辛くて大変だと言われているけれど、皆、とても仲が良くて、楽しそうだな」と思いました。それは、僕が寮に入りたいなと思った瞬間でもありました。そして、実際に寮に入り、約2週間が経ちました。まだまだ、規則やルール、光風館皆の名前も分からなく、不安なこともたくさんありますが、これから卒業までの1年間ちょっとの間、光風館メンバーの一人として頑張っていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
K.T.(2年)
皆さん、こんばんは。9室のKです。一年前、私は、ここで「記憶」の話をしました。「人との絆や思い出は、放っておくとだんだん薄くなって消えるから悲しいけど、毎日を覚えていられるよう頑張って日々の生活を送ろうと決めた」というような話をしました。それは、留学のために一年間「敬和」を離れるという不安の大きさで、そんな話をしたんだと思います。その後、フィンランドへ留学し、いろんな人と出会って、別れて、今ここに帰ってきました。
今日は、「人と関わる」ことについて話したいと思います。私は基本的には、人と関わることに消極的な人間でした。今でも積極的とは言えませんし、誰とでも仲良くできる人間でもありません。でも、例え一人でいるのが好きであろうとなかろうと、誰にも話しかけずに言葉も通じないという不安と孤独は何か一種の強迫観念のようになり、私は友達をつくる努力をしました。と、まあ、フィンランドでの話はこれぐらいにして、私は結果的に人を恐れないようになりました。人は皆対等ということと、自分とは何かという線引きが、他の人を知れば知るほど、判ってきたのです。好きな人も嫌いな人も興味を全くもてない人も、全て自分に対して何かしらの影響を与えてくれます。人間関係はメンドウで難しいけれども、それは全て自分を成長させてくれます。皆さんは自分と気の合う友達だけと付き合っていませんか。確かに、いい友達はいつも心の支えになり、大事な人ではありますが、気に入らない奴を排除するだけではつまらないと思うのです。今月末、修養会があります。自分のあまり知らない人の事を知るよいチャンスだと思います。上手くいくか、その保障はありませんが、私は頑張っていきたいと思います。