自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2010/10/05
43回生は学校から程近い「海辺の森キャンプ場」で2泊3日のキャンプを行いました。キャンプを通して、一人ひとりの自立を図る。「コミュニケーション」「協力」の大切さを体験し、生徒間の親睦を深め、自分の生き方に気づくことを目標に、200人で3日間の自炊を実施しました。
1日目と3日目には止揚学園から福井達雨先生をお招きし、講演をしてもらい社会福祉について学びました。また2日目にはキャンプ場から福島潟まで片道約20キロメートルをひたすら歩きました。
なぜあえてキャンプをするのでしょう。それは「自立」と「自分への挑戦」です。現代社会ではガスのスイッチを押せば火が付きます。でも、不自由な生活の中に身を置き、薪に火をつける、ご飯を炊く、寝袋で寝るなどの貴重な経験をします。43回生はこのキャンプで、3食を自分達で作り、星を見ながら、虫の声を聞きながら、自分や友だちのこと、自分の生き方をみつめる機会とします。
「教育は生活である」という好きな言葉があります。やはり一緒に食べ、寝て、歩く、笑う、泣くという地味な営みこそが人間の原点です。
43回生 学年主任 渡邉清和