自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2010/06/20
< 今回のテーマは? >
6月18日(金)に「部屋替え」を行いました。
1年生の皆にとっては、初めての「部屋替え」になりました。「部屋替え」をしてみての感想はどんなものでしょうか。歓喜の声を挙げた人もいれば、溜息をついてしまった人もいるかもしれませんね。1年生の皆、私は「部屋替え」をする時、いつも何かしらのテーマを決めることにしているんです(今回は告知をしていなかったんだけどね)。過去には、「綺麗な部屋をたくさんつくる!!」とか「新しい体制を支える!!」、「新1年生を温かく迎える!!」などがありました。そして今回ですが、「2年生に上級生としての自覚をもってもらう!!」というテーマにしました。
テーマを決める理由は大きく二つあります。一つは、テーマを明らかにし、それを光風館の皆に知ってもらうことによって、そのテーマを意識して寮生活を送って欲しいと願うからです。もう一つは、「部屋割り」を考える私自身の利点になることなのですが、テーマを決めることで人員の組み合わせを考える際の拠り所を得られるようになるからなんです(寮担任にとって、「部屋割り」は結構頭を悩ます作業なんだけど、テーマがあるとそれが比較的容易になるんだ)。
話を元に戻しますが、「2年生に上級生としての自覚をもってもらう!!」のテーマの意味は、読んでもらったそのままの通りです。今回の「部屋替え」から3年生は3年生だけで部屋を組むことになります(15部屋ある内の5部屋分を「3年生部屋」と呼ぶんだよね)。ですから、残りの10部屋が2年生と1年生の縦割り部屋になります。3年生の多くは、自分が所属していた部を引退しました(野球部とラグビー部はまだだね)。3年生が一番輝く「敬和」最大の行事「フェスティヴァル」も先週終えました。したがって、3年生は必然的にこれから「進路選択」モードに突入していきます。良い悪いは別にして、3年生の意識は自分自身のことに向き始めるのです。もっとハッキリ言ってしまえば、寮運営の細々としたことには意識が向かなくなってくるんです。夏休みが明けて9月の中旬にもなると、「世代交代」と呼ばれて、「のぞみ寮」の各委員会のメンバーが交代します(そのメンバーがそれぞれの館のリーダーになっていくんだよね)。そうなんです。2年生が、「光風館」や「のぞみ寮」を実質的に動かしていく、引っ張っていく時期がもうすぐそこまで来ているっていうことなんです。
正直に言わせてもらえれば、光風館の2年生には、少々「頼りなさ」や「物足りなさ」を感じています。2年生は、一人ひとりのハートは抜群に良いですし、「寮生」としてすべきことは一通りできるメンツばかりです。でも、約40名からなる集団生活・共同生活においては、それだけでは不十分です。特に異年齢集団では、誰かがリーダーになって、方向性を見定め、そこへ向けて全体を動かし、引っ張っていくことをしなければ、一つの集団としては機能しなくなってしまいますし(4館揃って「のぞみ寮」だけど、普段の生活は各館単位での行動が基本だからね)、館全体が無秩序になってしまう可能性だってあるのです。
では、「上級生としての自覚をもってもらう」には、具体的にどういう行動が伴っていくものなのか、ということですが、それは、より積極性をもって、あるいは意欲的に寮での諸活動に関わり、取り組むということです。自分たちが1年生で後輩だった時は、「お客様」のような存在でもよかったのかもしれません。でも、これからは違います。自分(たち)が、自分(たち)の館のために、自分(たち)を律し、自分(たち)で物事を為していく必要があるのです(光風館の大目標である「自律と自立」だね)。そして、それが何よりも自分(たち)自身のためになるんです。今回の部屋替えによって、2年生が上級生としての自覚をもって、より積極的、意欲的に寮生活に取り組んでくれるようになってくれることを期待しています。
(岩原)
< 礼拝のお話し >
N.K.(3年)
みなさん、こんばんは。1室のNです。今日は、朝食と生活習慣について話したいと思います。みなさんは、自分の生活習慣を見直したことがありますか。特に、最近は朝食を欠食している人が多いように見受けられます。欠食をする人の多くは朝起きるのが面倒だ、という理由からではないでしょうか。でも、朝食というのは、生活習慣のリズムを正すための基本中の基本です。一回ぐらい食べなくても平気だ、と思う人がいるかもしれませんが、それは違います。知らず知らずのうちにそれが習慣化してしまうことだってあります。そして、その結果として生活習慣全体のリズムが崩れてしまうことになります。生活習慣が崩れるということは、不健康な生活を送るということであり、生活習慣病にも罹りやすくなってしまいます。ちなみに私自身もお休みの日にはごくたまに朝食を抜いてしまうことがあります。でも、そういう日は、元気が出ないので、やっぱり食べておけばよかった、と後悔します。皆さんも朝食を食べずに寝ていたいと思うことがあるかもしれません。でも、朝食をしっかりとることで、健康管理をしっかりしてほしいと思います。
O.K.(3年)
みなさん、こんばんは。2室のOです。今日は「変化」について話したいと思います。皆さんは、この敬和生活において、または寮生活を通して、自分はどれ位変わったと思いますか。外見上の変化はもちろんだと思いますが、精神面やモノの考え方といった内面的な部分はどうでしょうか。私は、この内面的な変化が最も重要だと考えています。
変化というものは、実は普段の生活の中では気づきにくく、それを探そうとしても容易に見つけられるものではありません。逆に、他人の変わりようには、不思議と私たちは簡単に気づくことができます。自分自身のことを他の誰よりも理解しているはずなのに、実はそうでもないことを気づかされます。
変化は成長とも言い換えることができると思います。寮生活には、成長できる機会がいくらでも用意されています。成長できること、これこそが寮生活の最大の魅力であり、今後生きていく上での武器になるのだと思います。しかしながら、来る日も来る日もダラダラと堕落した生活を送っていたのでは何一つとして得られるものはありません。
私自身は、この寮生活をはじめて以来、実感というものはほとんどもち得たことはなかったのですが、ごく最近になり、人から「オマエは変わったよ」という声を掛けられるようになり、少しではありますがそれを実感できるようになってきました。具体的に例を挙げるならば、以前に比べ、物事に積極的になってきました。勉強嫌いが克服され、学習意欲が高まってきたようにも思います。また、先を見据えて行動できるようにもなってきました。他の人からみれば大したことではないかもしれませんが、自分自身にとってはとても大きな変化であり成長です。
寮生活では、自分から行動して積極的に物事に取り組む姿勢が大事です。黙って棒立ちの状態を続けていては、いたずらに貴重な時間を浪費してしまうだけです。成長できる機会といっても、結局はそれをどう自分が採り込むのか、どう上手く生かすのかがカギになるのだと思います。
もう一つは、向上心をもって生活することが大切だと思います。「自分はこう変わりたいんだ」というような具体的な目標を掲げ、前向きな姿勢で臨むことです。現状に満足して努力を怠るのではなく、常に上を目指して地道な努力をし続けるということです。
私にとって、成長すること、それを発見することは大きな楽しみになっています。残り少なくなってきた敬和生活、寮生活ですが、出来るだけ多くの学習や経験を積み上げながら、さらに成長した自分を創り上げていきたいです。皆さんも、私が話した以外にも自分なりの成長の仕方があると思います。自分なりの課題を見つけ、それに向かって懸命に取り組んでみてはどうでしょうか。その成果が現われた時、成長を実感できるようになった時、自分に自信がみなぎり、今後の敬和生活、寮生活がさらに充実してくると思います。
O.I.(3年)。
みなさん、こんばんは。今日は、コミュニケーションについて話したいと思います。皆さんは、今、寮で十分なコミュニケーションがとれていますか。
僕は、寮生活で欠かせないものは、コミュニケーションだと思っています。しかし、実際にそれに気付けたのは、入寮してからしばらく経ってからでした。入寮当初、僕はとりあえず暇だったので、何もすることがなく、どうしようもなかったので、いろんな人と話すことで時間を潰していました。くだらないことから真剣な話まで様々な話をしました。
その中で、自分はいろいろな人と話す中で、全ての人の意見を受け入れることは無理だということに気付きました。このことはマイナスなことに聞こえるかもしれませんが、このことは自分にとって大きく成長できるきっかけになりました。適度な距離を見極められるようになり、いろんな人の意見を知ることで、自分の心に余裕ができ、さまざまなことを進める上で自分の力になりました。例をあげるなら、今年のフェスティヴァルでは、その力をフルに生かせたと思います。
最近の光風館は、ゲームでのコミュニケーションに頼っている部分が大きいように思います。しかし、ゲームでのコミュニケーションでは限られた部分でしか価値観を共有できないと思います。結局、ゲームがなくれば僅かなものしか残らない気がします。せっかく、全国からいろんな価値観をもった人が集まっているのに、このまま三年間を終えてしますのは、もったいない気がします。
来週から3年生は、自主的にゲームを回収し、本当の寮の姿を求めていきたいと思います。みなさんも、寮において、何が大切なのか、それを考えてみてください。