自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/12/06
10月4日(水)~6日(金)、2泊3日の日程で今年も敬和学園は全校修養会を行いました。48回生である3年生は長野県北志賀へ出かけ、講師のお話を聞き、また焼額山縦走トレッキングをするなどし、自分のおかれた場所で誠実に使命に向き合う生き方に触れ、それぞれがこれからの歩む道を考えました。
【飛行機は滑走路にいれば安全だ だけど翼は飛ぶために有る】
卒業後の進路指導をしていると、「将来、どうしたい?」という問いかけをすることが多い。
将来は◯◯になりたい、△△として働きたい、と答える人が多いけれど、重要なのは職業ではなくて、「どんな」◯◯なのか、△△として「どう」働きたいか。
つまり、進路を考えるとは、「自分はこれからどう生きていくのか」を考えること。
“どう生きていくのか。”
自分に神から与えられた賜物はなにか。
自分はその賜物を携えて、どう生きていくのか。
高校3年の今だから考えられることがあると思います。
振り返ってみれば48回生は修養会のたびに荒天でした。
飯盒炊爨に不適な強風が吹いたり、
歩くのには意地悪な冷たく強い雨が降っていました。
それを乗り越えてきた48回生は、
風が吹いても、雨が降ってても、何でもできるし、どこまでも行ける、どこへでもいける、
どんな荒天でも、自分の意志があれば、足は前に、未来に向けて一歩を踏み出せる。
ということにもう気が付いていると思います。
どうか皆さんには、西に行ったら西で、東にいったら東で、
置かれた場所で、自分の手が土で汚れることを厭わず、
どうか懸命に、どうか誠実に、
自分の賜物を発揮して、誰かの幸せのために、自分の使命に生きて欲しい。
そのために、いま、気づいておいてほしいこと、考えてほしいことがあります。
今回の修養会では
敬和入学前の自分、敬和生活で自分が学んだこと、
そして、それらを踏まえ敬和を巣立ったあとの自分がどう生きるのか。
これらを見つめ、問い続ける3日間にしてください。