のぞみ寮通信

光風館

2010/05/16

光風館通信 第258号(5月16日)

< 「体調管理」の仕方 >

 
 先週、光風館では風邪を引いて学校を休む人が何人かいました。

このうち二人は38度台の高熱を出したので少し心配しましたが、幸いこの二人はそれぞれ一日ずつ学校を休んだだけで、熱が下がり(38度台の熱を出してもたった一日で下げるってスゴイよね)、翌日には元気になりました(やっぱり若いってイイナって思ったよ。僕だったら38度台の熱を出したらその後一週間くらいは調子が悪いままだもの)。このところ、30度近くまで気温が上がる「夏日」になったり、10度台前半までしか気温が上がらない「冬日」に逆戻りしたりと、気温差の激しい日が続いています。ですから、体調を崩しやすいのはある意味仕方ないことなのかもしれません。でも、先週のある朝にこんなことがあったのです。
 1年生のKくん(1年生)が登校間際にこんなことを呟いていたのです。「今日はなんか寒いなあ…、ブレザー着ていこうかなあ」と。これを聞いていた私はすかさず「そうそう、そう思ったらブレザーを着ていきなさい」と彼に言ったのです。光風館の皆、これなんです。「体調管理」って、そんなに難しいことではないんです。「なんか寒いな」って思ったら一枚余計に羽織る、「暑くて汗かいちゃった」と感じたらタオルなどで拭く、ってことなんです。「疲れたな」って思った時には、なるだけ早く寝て、バランスの良い食事をしっかりとる、っていうことなんです。これが「体調管理」なんです。ほんのちょっと手数を加えたり、ほんの少し調整したりするだけで、体調が崩れるのを防げるんです。光風館が大目標として掲げる「自律と自立」にはこの体調管理や健康管理も含まれているんです。今週の火曜日から(1年生は水曜日からだね)、今年度最初となる第一定期テストが始まります。体調を崩すとテストにも悪い影響が出てしまいます。気温が安定しない今だからこそ、自分でしっかり「体調管理」をしていきましょう。

(岩原)

 

 

 

 

 

 

 

< ところ変われば… >

 
 今年度になってからはじめての「ところ変われば…」です。合同礼拝の「お話」で触れましたが(道路を横断する際のドイツ人とイタリア人の「違い」について話した時だよ)、はじめてこれを読むことになる1年生のために、このコラム名について改めて説明しておきたいと思います。
放浪癖のあった(過去形?)私はドイツに4年間、アメリカに7年間住んでいたことがあります。海外生活の間に、私はドイツとアメリカの国内はもちろんですが、その両国の近隣諸国を旅してまわりました。国が違えば当然そこに暮らす人々が違い、そして風習や文化が違います。私は、実際にその土地で暮らし、また旅をする中で、数々の「違い」というものを直に感じてきました。日本人の感覚では、あるいは日本で暮らしていれば「当たり前」の事柄が、国によっては全く違うのです。しかし、その「違い」というものが実に面白いのです。その面白さを皆さんに伝えたいというのがこのコラムです。題して「ところ変われば・・・」です。一言、断っておきたいのは、私がこのコラムで書く内容は、その当時に基づいたものだということです。ですから、情報が多少古くなっていて、今現在においては正確でないものもあるかもしれません。その点については、予め了解しておいてください。さて、2010年度最初のコラムは、ちょっと難しい内容ですが、「社会保障制度」についてです。

 
 先日、NHKのニュースを観ていましたら、NHKが行った世論調査について報道していました。鳩山内閣の内閣支持率が21%にまで落ち込んでいたこと、それ自体には驚きませんでしたが、私が改めて注目したのは「鳩山内閣に最も期待すること」として、「税金の無駄遣いの根絶」・「景気・雇用対策」の項目を抜いて、「年金や医療などの社会保障政策」がトップに挙がっていたことでした。
 私が4年間暮らしていたドイツは高福祉国家として有名です(「社会福祉〈社会的弱者を含んだ社会の構成員に等しくもたらされるべき幸福〉」の向上を目指す手段の一つとして「社会保障〈国家が国民の生活を保障する制度〉」があるんだ)。実際、「医療」については、ドイツにいる間、私は何度か病院でお世話になりましたが、全て医療保険で賄われ、ただの一度も診療費を払ったことがありませんでした(毎年の健康診断や歯科検診、指のちょっと先を裁断機で落としてしまい、それを縫合してくっつけてもらった時もだよ)。「年金」についても、年金の代替率(手取り賃金に対する年金受給の割合)が70%という手厚い制度があります(もっともドイツは、今現在、この割合を大幅に下げようとしているんだけどね)。
 忘れてはならないのは、福祉や社会保障を充実させるためにはお金がかかるということです。ドイツの社会保険料(年金や医療など)は非常に高く、その他の徴収分と合わせると平均的な労働者の税負担は所得の50%近くにもなります(お給料の半分!!が引かれちゃうんだよ)。高い福祉、社会保障を維持するためにはそれだけの財源が必要だということです。

 
 日本国民の多くが「年金や医療などの社会保障政策」に期待するのは構いません。でも、その一方で「増税には断固反対!!」では、あまりにも虫がよすぎるように思います(もちろん、税金の無駄遣いは徹底的に無くしていってもらわないといけないけどね)。
 ただでさえ、日本国の「台所事情」は「火の車」です。足りない分は国債(国がする借金のことだよ)で賄っているのです(税金で納められる額よりも借金する額の方が多くなっちゃっているんだよ)。国民一人当たり670万円もの借金がある状態なんです(借金だからいつかは返さないといけないんだけど、何を充てて返すかというと、それは税金であり、将来、光風館の皆が社会人になったときに、国へ納めていくお金なんだよ)。
 私は思います。日本国民は、もっと政治に関心を向け、目先のことだけに囚われない、成熟した国民にならなければならないと。日本国民は、もっと自分の子供や孫、子孫のことまで考えなければならないと。日本国民は、望むばかりだけでなく、それに見合う痛みを負う覚悟をもたなければならないと。少し難しい内容になってしまいましたが、光風館の皆がこれを読んでほんの少しでも何かを感じ取ってくれたら嬉しいなあと思います。

(岩原)

 

 

 

 

 

 

< 礼拝のお話し >

T.S.(2年)
 今日は健康について話したいと思います。皆さんは、自分が今健康だと思いますか?健康な人もいればそうでない人もいると思います。では、健康とは一体何なのかを考えてみてください。健康というと、多くの人は怪我や病気がない状態を想像するかもしれません。では、心に悩みを抱えている人は健康といえるのでしょうか。心の悩みは誰でも必ず一つはもっているものだと思います。学校や寮のこと、友達関係のこと、部活など人によって悩んでいることは違うと思いますが、悩みを持っていることは確かだと思います。悩みは病気ではありませんが、これがひどくなれば健康な状態とはいえなくなります。ですから、一人で抱え込むのではなく、友達や先輩、先生などにぜひ相談してみてください。そうすれば、きっと自分にとってプラスになると思います。もし、相談できる人がいなければすぐにでもそういう人をつくることが大切だと思います。そうすれば、心と体が健康になっていくと思います。

 

 

 

 

A.T.(2年)
 みなさん、こんばんは。8室のAです。今日は寮祭の「出し物」について話したいと思います。皆さんも、途中から入寮した人を除いて全員が出たことがあると思います。もちろん僕も昨年度出ました。でも僕は、最初のうち、皆のノリについていきたくなくて、「フン、お前ら何騒いでんねん」と思っていて、「出し物」の練習には真面目に参加していませんでした。昨年度はダンスも劇に組み入れていたのですが、そのダンスが全然できなくて、先輩方からキレられて、何だかゴチャゴチャと説得されて、内心渋々とその練習に参加していました。でも、何だか自分勝手のような気もしますが、徐々に皆で何か一つのものを創り上げることが楽しくなってきて、本番当日も楽しんで劇とダンスをすることができました。今年、寮祭の「出し物」に参加する43回生の1年生にもそういう気持ちをもって、寮祭の「出し物」で、そのことを学んで欲しいと思います。そして、これについては、2年生にも言えることだと僕は思います。昨年度の寮祭や今まで生きてきて一度くらいは皆で何かを創る、いわば協調性が大事だと思ったことがあると思います。もし、そうならば、責任ある立場の人、一人に全てを押しつけるのではなく、皆で、全員で、物事をしたり、創り上げたりできることが大事だと思います。

 

 

 

 

M.K.(2年)
 皆さん、こんばんは。9室のMです。今日は今僕ががんばっていることについてお話します。僕が今がんばっていることは、寮祭の劇です。僕は二つの役をやることになっています。僕は2年生だということもあって、最初は劇には出ないはずでした。しかし、出演することになりました。最初のうちは、あまりやる気がなくて、中途半端に練習に参加していました。しかし、OくんやAくんが真剣に1年生を指導している姿をみているうちに、自分も最後まで真剣に頑張ろうという気持ちが湧いてきました。明日はいよいよ本番の日です。今日の練習で劇の出来が大きく変わるはずなので、僕自身、今日の練習には特に集中して取り組みたいと思います。明日の本番は楽しみながら、かつ役になりきって劇を演じようと思います。

 

 

 

 

K.R.(2年)
 皆さん、こんばんは。10室のKです。1年生の皆さん、寮祭、お疲れ様でした。初めての寮祭ではどうでしたか。寮祭を楽しく過ごすことができたでしょうか。僕自身は、とても楽しく過ごすことができました。そんな今回の寮祭で僕が感じたことがありますので、今日はそれを話したいと思います。
 僕が寮祭、とくに「お楽しみ会」で感じたことは、1年生たちが、だんだん光風館生らしくなってきたなあ、ということです。なぜそんなことを思ったかというと、1年生の皆は、遊ぶ時は思いっきり楽しそうに遊び、今回の寮祭のような行事では、「やるときはやる」をしていたからです。先輩たちと仲が良いのも光風館生らしいと思います。だんだんと光風館の雰囲気に染まってきたからで、本当に素晴らしいことだと思います。1年生が僕たち2・3年生をしっかり見ていて、1年生がしっかりとまとまることが出来たからだと思います。今回の寮祭で、僕たち2年生はOくんだけに任せてはいけないんだ、ということを学びました。そして3年生は、広場にある壁をペイントして、さらに一層まとまることができたように思います。これからも今回の寮祭で学んだことを生かして、これからの寮生活や学校生活、さまざまな行事を光風館生らしく、楽しくやっていきたいと思います。