毎日の礼拝
毎日のお話
2016/11/21
山口 和憲(聖書科)
創世記 32章27~29節
太宰治の『人間失格』には、自意識と他人への恐怖に苦しむ主人公が描かれている。「中二病」という言葉は、思春期的な考え方、思いなどを揶揄する言葉として現在定着している。今日の聖書の箇所は、ヤコブが神と格闘する場面だ。ヤコブは、本気で自分と神と向き合った。私達の人間関係も迷ったり、疑ったりしながら、それでも諦めないで、しぶとく付き合うからこそ、信頼関係や愛情が膨らんでいく。「中二病」はいけない事ではない。悩み、迷いつつ、その思いを受け取る方がいると信じて進みたい。