のぞみ寮通信

光風館

2010/04/25

光風館通信 第256号(4月25日)

< 寮祭まで1週間!! >

 
 「のぞみ寮」の最大の行事である「寮祭」が1週間後に迫ってきました。

新1年生が入寮してきてから約1カ月となるこの時期に、「のぞみ寮」をあげて、文字通り「お祭り」をするんです。普段はお目にかかれないような料理を、屋台風で楽しむ「ガーデンパーティー」(雨天の場合は友愛館内で行うんだよ)の他、各館の1年生が中心となって「出し物」をします(「お楽しみ会」と呼んでいるんだよ)。
 実は私、この「寮祭」、とりわけ「お楽しみ会」を行うことにとても大きな意義を感じているんです。特に入寮して間もない1年生にとっては、本当に価値のある行事であるように思っています。その理由は「お楽しみ会」で行われる「出し物」の準備を通して、1年生はお互いの距離をグッと縮め、1年生同士の結束力を高めるからです。劇や踊りなどをすることで、良い意味で「バカ」になり、「これが自分なんだ」と決めつけていた殻を打ち破って新しい自分を発見するきっかけを得るからです。

 
 上級生になりたての2年生にとっても価値のある行事だと考えています。それは、準備段階でいろいろ困難なことが起こるからです。その数々の困難を乗り越えることを通して、後輩たちを導きまとめ上げるのに必要な「リーダーシップ」を培い、同時に「逞しさ」を身につけるようになるからです。「出し物」のコーディネイターを担うことで、企画立案から始まって一つの完成品を創りあげる楽しさも学ぶことができるからです。
 今年の光風館の「出し物」は、ここ数年の流れで、劇にダンスを組み込んだものになるようです。Oくん(2年生)、Aくん(2年生)が、夜遅くまでかかって台本を書き上げてくれました。すでに先週から練習をスタートさせていますが、Sくん(2年生)やKくんも(2年生)も1年生集団に混ざって劇の練習に参加してくれています。ここ数年、光風館は「のぞみ寮」で行われるさまざまな行事を大切にしてきました。「やるからにはきちんと準備をして臨み、自分たちが満足いくようなものを創り上げよう」という精神が定着してきました。寮祭まであと1週間ですが、精一杯、出来る限りの準備をして「出し物」に臨んで欲しいと思います。

 
 それから、すでに気付いている人もいると思いますが、3年生全員と2年生の有志で、この寮祭の「出し物」に飛び入り(?)参加すべく、ある準備を進めています。最上級生自らが、行事に意欲的に取り組み、それ自体を楽しむ姿勢を後輩たちに見せてくれることになるはずです(光風館担任としての僕の「願い」というか「希望」をだいぶ汲み取ってくれたようなんだけどね)。これまでに完成度の高いパフォーマンスをみせてきてくれた学年ですので、大いに期待をしていてください(どんなパフォーマンスになるかは光風館生以外の人には秘密にしておこうね)。

(岩原)

 

 

 

 

 

< 礼拝のお話し >

 

K.M.(3年)
 みなさん、こんばんは。6室のKです。今日は自分の目標について話したいと思います。僕は、昨年度末、「上」に立つ者としての、責任、自覚、態度が足りませんでした。「上」に立つ人の行動は、周りの人たちが必ず見ているものです。一つひとつの行動に自覚が求められているものです。
 一年生の時は、それをしっかりと心に刻み行動できていたのに、二年生になって「慣れ」からなのか、徐々にそれができていない自分がいました。出来ていたはずのことができていないし、それに気付けなかったし、気付けませんでした。そういう自分が虚しかったです。僕は、もう一度「初心に戻る」ということで、「初志貫徹」を今年度の目標にしました。この言葉は、今の僕に必要なことであり、しなければならないことです。

 
 話は変わりますが、43回生が入学、入寮してきて、光風館も一段と活気が出てきました。まだ入寮したばかりなので緊張感があります。それもいずれは光風館の雰囲気で緊張が解けてくると思います。そして、いろいろなことが分かってくると、「慣れ」が生じてきます。「慣れる」こと自体は悪いことではありません。いろいろなことを徐々に習得している証拠だからです。ですが、その逆も考えてみてください。「この先輩にはこんなことを言っても大丈夫」だと後輩からなめられることがあるかもしれません。僕のように、「慣れ」から出来ていたはずのことができなくなったり、けじめが無くなったりするかもしれません。少し心配しすぎるかもしれません。でも、「そういうこともあるんだ」ということを理解し、先輩と後輩という関係にしっかりケジメと節度を持つべきだと思います。1年生がオリキャンでいないこの期間に、もう一度、後輩の指導の仕方、すべきことを、2年生だけでなく、3年生もしっかり確認した方がよいと思います。

 

 

 

 

U.H.(3年)
 みなさん、こんばんは。今日は、寮で過ごす上で大切なことをお話したいと思います。寮は、家と比べて、しなければならないことがたくさんあります。まず、先輩に挨拶をしなければなりません。洗濯は自分でしなければなりません。食事当番は、一番働かなければなりません。朝は早く起き、夜は早く寝なければなりません。週末に外出しても5時には寮に戻らないといけません。他にもたくさんのルールがあります。慣れない環境の中、たくさんのルールに縛られ大変だとは思いますが、ここにいる2・3年生も、1年生の時はそんな大変な時期を過ごしてきました。でも、そんな大変で辛い時期に、僕の心の支えになってくれたのは仲間でした。辛い時には声をかけてくれたり、話をきいてくれたりということがあったから、その辛い時期を乗り越えられたのだと思います。ですから、1年生の皆さんに言いたいのは、仲間をつくり、その仲間を大切にしてください、ということです。

 

 

 

 

I.H.(2年)
 みなさん、こんばんは。1室のIです。さて、突然ですが、僕はこの前の春休みにあることを知るチャンスをもらいました。それは、第二次世界大戦中の沖縄戦についてです。そのチャンスは、冬休みが終わってすぐの父からの電話でめぐってきました。「仕事で沖縄に行くからついてこないか」というものでした。僕は即答で「行く」と答えました。父に誘われた沖縄研修で、僕は「ひめゆりの塔」、「平和祈念公園」、「嘉手納基地」、「辺野古」、「首里城」、「ガマ」などに行きました。さまざまな場所で授業では絶対習わないようなことを知ったり、現地の人や実際に戦争を体験した方からの話を聞いたりすることができました。僕は、この沖縄研修で大切なことを二つ学びました。
一つ目は、沖縄で会ったある牧師さんの言葉で、「新しいことに挑戦して一回で終わってはいけない」というものです。これは「このような研修も一度で終わらせるのではなく続けることが大事」だというように僕は受け取りました。僕は「継続は力なり」というように、他のことにも一度で終わらせずに続け、新しいことに挑戦することが大切なんだ、ということを学びました。
 二つ目は、その研修会のように、チャンスをもらったらそのチャンスを無駄にしないようにするべきだということです。自分でいろいろ知ろうとする意欲が大切だということです。

 
 今日のお話を通して、皆さんに伝えたいことは、チャンスをもらったら、それに積極的に挑戦し、一度で「もう無理、ダメ、嫌い」とあきらめるのではなく、二度、三度と続け、自分から何かをするという意欲を大切にしてほしい、ということです。特に一年生の皆さん、敬和の部活には文化系や運動系の部活があります。中学時代の部活とは違った部活を見学してみるなど、新しいことに挑戦してみてください。また、たった一度の経験から判断するのではなく、何回か続け、自分の意思で参加するというようなことをして欲しいと思います。
 敬和では、多くのチャンスをもらえます。そのチャンスを無駄にせず、意欲的に自分から参加し、ぜひ継続させていって欲しいと思います。

 

 

 

 

N.K.(2年)
 みなさん、こんばんは。2室のNです。今日はアダ名について話したいと思います。1年生の皆が入寮してから約1週間半が経ちました。きっと、先輩と仲良くなり、同学年の人とも仲良くなって横のつながりが出来てきた頃だと思います。でも、僕は1年生の皆にはアダ名について気をつけて欲しいと思います。僕には「ロング・ロング・アゴー」というアダ名があります。僕は、このアダ名をそれほどまでに嫌だとは思っていません。逆に、たくさんの人と仲が良い証拠であると思いますし、友達を増やすきっかけの一つになっていると思うからです。でも、時にアダ名は人を傷つけてしまうことがあります。昨日、皆でやった「お楽しみ会」では、「チュッパ」などという新しいアダ名がある人につきました。光風館内でこれを「受け狙い」でたまに使うのはよいと思います。でも、学校や友愛館、学校の外などで使えば、知らない人から勘違いをされ、言われた本人はとても傷つくと思います。僕が、このお話を通して皆さんに伝えたいことは、アダ名を使うときは相手の気持ちを考えて、「時と場所」をわきまえて使うべきだということです。このことは、誰にでも当てはまることなので、特に1年生は十分に気をつけていきましょう。