のぞみ寮通信

光風館

2010/03/07

光風館通信 第253号(3月7日)

< 2009年度終了、よくがんばりました!! >

 
 2009年度が終了します。光風館の皆は、この一年間、本当によくがんばりました。

私自身が「のぞみ寮」の卒寮生ですから(僕は皆の先輩なんだぞ~!知ってたよね?)、これだけはハッキリと言えるのは、やはり寮生活はシンドイです。これは、寮生活をした人でなければ解りません。寮生活を修学旅行の延長みたいに考える人がいるかもしれません。「何がそんなに大変なのよ…」って思う人もいるかもしれません。確かに、軍隊や塀の中のように、がんじがらめの規則があるわけではありませんし、重労働を強いられたり、極端に自由を制限されたりするわけでもありません。
 何か特別苦痛なものがあるってわけではないんですよね。でも、ティーン・エイジャーにとっては、寮生活はその環境そのものがストレスなんですよね。思春期の真っただ中で、心にも身体にも大きな変化が出る時期に、常に周りに人がいる、という環境、これがストレスの根本、元凶なんですよね。「寮は、緩やかだけれども、慢性的なストレス下に置かれる場所」。これは私が時々使う表現ですが、まさにそういう場所で生活するのが寮生活なんです。私自身、三年間の寮生活で、何度か気が狂いそうになったり、屋上で大声をあげて叫んだり泣いたりしたことがあります(この話、秘密だよ。あ、敬和のウェッブにも載るんだった…)。「一人になりたい…」、「かろうじて一人になれるのはトイレの個室だけじゃん…」、そんな風にも思っていました。
 ですから、今年度一年間、そういう寮生活をやり遂げた皆には、「本当によくがんばったね」と声を掛けたくなります。でもね、一年間頑張ったご褒美はちゃんと用意されているんです。光風館の皆には今、「光風館文集」の原稿を書いてもらっていますが、きっと気付くのではないでしょうか。自分は一年間で成長したんだなってことを。もちろん、敬和の通学生であったり、寮のない別の学校に通っていたりしても成長はあったでしょう。でも、その度合いや質は全く違うはずです。

 
 ヒトは一人では生きていけません。人との関りの中でしか生きていけないのです。「常に周りに人がいる」、それは否が応でも人と関らなければならないことを意味します。ヒトが、人との関りの中でしか生きていけないのであれば、そうした環境はまさに最高の「学び場」だと思いませんか。そういう環境だからこそ、互いのあらゆる「違い」を直に感じることができます。そして、「違い」を知ることによって多くのことを学びます。争っていてばかりでは居心地が悪くなることを知ります。互いに尊重し歩み寄り譲歩する術を体得します。心地よく生活するための気遣いや思いやりを身につけます。人との関わりの中で上手に生きていくための要素が全て詰まっているのです。寮生活をしていて成長しないわけがないのです。
 もっとサラッと書くつもりだったんですが、いつもの癖で熱く語って(書いて)しまいました。でも、言い(書き)たかったことは、「光風館の皆、一年間、よく頑張ったね」っていうことなんです。さあ、あと一週間で春休みです。それぞれの実家で充分に心と体を休めてきてください。そして、新しい成長の一年となる新年度を迎えるべく、元気よく光風館へと戻ってきてください。寮生活は本当にシンドイですが最高の「学び場」ですからね。

(岩原)

 

 

 

 
          
            
< 礼拝のお話し >

 
A.S.(2年)
 みなさん、こんばんは。11室のAです。今日は、僕のお腹のことについて話したいと思います。皆さんも知っている通り、僕はお腹を崩しやすいです。なぜ、こんなに自分のお腹が崩れやすいのか、それを今皆さんにハッキリ知ってもらいたいと思います。僕が抱えるお腹の病気は「過敏性胃腸炎症候群」といいます。それはストレスからくるお腹の病気です。病院からこの診断名を聞かされたのは、僕が中学2年生のときでした。この診断名を聞かされた時、僕は病院の先生が何を言っているのか全く分かりませんでした。「ストレス?何それ?」と思いました。「自分にストレスなんかあるの」とも思いました。僕のお腹の病気は、中1ぐらいから始まりました。そして、僕はこの腹痛のせいで、学校に行けなくなり始めました。話は変わりますが、結局何が言いたいかというと、皆にこのお話をすることで、自分の体のことを知ってもらいたかったのです。この病気とは一生付き合っていかなければならないそうです。今、一緒に生活をしている寮の皆には話さなければならないと思い、お話しました。

 

 

 

K.K.(2年)
皆さん、こんばんは。7室のKです。今日は、「両立」ということについてお話したいと思います。最近、僕は真面目に部活に出ているのですが、なぜかサボりキャラが定着してしまっています。確かに、「今日は部活、キツイな~」と思うと、寮に帰ってきてベッドに入り、夕食まで寝てしまうことがごく稀にありますが、いつものことではありません。それと、入試労作などの事があり、どうしても部活に出られないことがあったのも事実です。
片方のことに集中すると、もう片方のことが疎かになってしまいがちです。一つの事に集中することは悪いことだとは、僕は思いません。でも、その集中力で一つの事だけではなく、他のいろんなこともできるならば、僕としても楽だし、何よりも格好いいと思います。
これから3年生になると、学校行事の他に、大学受験など、いろんなことが重なって起きてきます。そういう時に、全てを両立できる能力があったら、スゴイ楽だろうなあ、と思います。僕も、勉強や部活、それに寮生活の事など、いろんなことを両立できるように頑張っていきたいです。最後に、部活をサボることはいけないことだと思うので、なるべくしないようにしましょう。

 

 

 

 

M.M.(2年)
 今日は、僕が最近感じていることについてお話します。突然ですが、皆さんはどうして寮に入りましたか?僕が「寮」に入った大きな理由の一つに「親」という面倒な存在がありました。親から離れて暮らしたいという気持ちがあったからです。中学の時、僕は毎日のように「勉強しなさい」と言われたり、たまに悪いことをするとものすごくて怒られたりしていました。だから寮に入りたいと思いました。寮に入って半年間ぐらいは、ホームシックにかかることもありませんでしたし、うるさい親がそばにいないことで、とてもいい気分を味わっていました。しかし、寮生活では自分の身の回りのことは自分でしなければなりませんでした。
それまで、僕は「疲れた~…」といっては、その辺に自分の服を脱ぎ散らかしていました。でも、母は、毎日仕事をして疲れているのに、夜ごはんを作ってくれ、食べ終わった食器を洗い、そして僕が汚した服を洗濯してくれていました。父も自分の仕事の他に、地元の中学校でバスケ部のヘッドコーチをして一生懸命バスケを教えています。最近になって、僕は、そんな両親のことを尊敬できるようになってきました。もし、僕が寮生活をしていなかったならば、こうした気持ちはもてなかったと思います。最近、僕が感じたことでした。

 

 

 

 

T.T.(2年)
 皆さん、こんばんは。旧4室のTです。今日は、進路のことについてお話したいと思います。皆さんは、もう自分の進路のことについて考えていますか?1年生のみんなは、まだ時間的に余裕があるので、決まっていないかもしれません。ですが、私たち2年生は、もうそんなに時間的な余裕はありません。僕は、農業に関係することを将来やってみたいと考えています。しかし、そのためにはどんな大学へ行ってどんな勉強をすればいいのか、全く分かりません。
皆さんは、大学、短大、専門学校、どんな学校に行きたいと思っていますか?また将来はどんなことをやってみたいと考えていますか?自分がもった夢に対して、親は賛成してくれたり、してくれなかったりということがあると思います。実際、僕の親も、僕が農業をやりたいといったら、ずいぶん先の事まで、それも不安要素ばかりを挙げてきて、全く応援してくれる気配がありませんでした。これから先、進路のことで嫌なことを言われたり、うまくいかなかったりすることがあると思います。でも、自分の人生です。そんなことにあまりくじけずに、どんどん努力していきましょう。