自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2010/04/11
< 2010年度スタート!! >
光風館の皆、改めて、おかえりなさい。誰一人として「未帰寮」になることなく光風館生全員が4月5日の帰寮日に揃ったこと、私はとても嬉しく思いました
(光風館だけでなく、「のぞみ寮」全体で「未帰寮者」がいなかったんだよね。近年ではなかったホントに素晴らしい出来事だったんだよ)。2009年度の締めとなる閉寮礼拝で、信田寮長が「帰寮日に『のぞみ寮生』全員がここに揃ってほしい。なぜならば『のぞみ寮生』の2010年度は帰寮日から始まり、自らの意思でそのスタートに立てるかどうかで2010年度の成長の度合いを占うことができるからである」というような主旨の話をされました(寮長先生、違っていたらゴメンナサイ)。「未帰寮者ゼロ」は、光風館生を含む「のぞみ寮生」全員が、信田寮長の熱い期待と願いを真摯に受け止め、それに応えてくれた結果だったのだと思います。寮の先生たちは皆、そんな君たち「のぞみ寮生」を誇りに思いました。
さて、2010年度の光風館ですが、さらなる「高み」を目指します。ここ数年で、光風館はだいぶ変わってきました。光風館生は、自分(たち)の館に誇りをもつようになりました。光風館生一人ひとりが、自分(たち)で自分(たち)を律し自分(たち)のことは自分(たち)でするようになりました。これによって、光風館には落ち着いた雰囲気が定着しました。昨年度までが「成長期」だったとすれば、今年度からは「成熟期」に入ります。昨年度の2月に、今の3年生たちが苦悩の末に描き出した「New光風館」像、あれが具体的な「高み」です(「絵に描いた餅」に終わらせてはいけないし、常にそれを意識できるように、光風館内のどこか目立つところに貼っておこうね)。光風館が大目標として掲げる「自律と自立」を、光風館生一人ひとりが今まで以上に意識し、それを具体的な行動に移していくことで実現可能になります(だから、心して2010年度の一年間に臨んでくれよ)。
2010年度の光風館は、新1年生を加えて39名でのスタートです。一人も欠けることなく光風館生全員が一年間を終えられることを目指しましょう。そして、一人ひとりが、さまざまな出会いや経験を通して心身共に大きく成長していきましょう。
(岩原)
< 光風館に13名の新しい仲間、加わる >
4月6日(火)に入寮礼拝を行い、新「のぞみ寮生」56名のうち13名が光風館に入寮しました。まだまだ「素」は出ていないはずですから確かなことは言えませんが、今年度も光風館1年生に個性豊かな面々が揃っているようです。光風館1年生たちが、光風館の「良さ」に触れながら、光風館の気風に染まり、徐々に「光風館生」らしくなっていってくれることを期待しています。
さて、7日(水)に新1年生にオリエンテーションを行いました。集団生活、共同生活である寮生活に必要なルールを『のぞみ寮案内』を使って説明した他、新1年生に最初に伝えておきたい重要なことを三点、話しました(他にも伝えたいことは沢山あったんだけど、一度に話してもきっと頭に入っていかないだろうから本当に大事なことだけにしたよ)。何事もスタートが肝心ですので、確認の意味を込めて、話した内容を以下に記しておきます。
まず、一点目は「光風館担任としての願い」です。光風館1年生になった13名は、それぞれの理由があって「敬和」に入学し、「のぞみ寮」に入寮してきたはずです。「敬和しかない!!」そんな想いをもって入学・入寮してきた人もいるでしょう。小中学時代の自分に決別し、「やり直し」がしたくて入学・入寮してきた人もいるでしょう。「本当は公立高校に進学したかったんだけど…」と半ば仕方なく入学・入寮してきた人もいるでしょう。
でも、語弊があるかもしれませんが、理由はどうでもいいのです。「敬和」式に言えば、皆は「神様」によって選ばれてここに集ってきたのです。ですから、「敬和」・「のぞみ寮」に来た以上、あとは「やるしかない」のです。三年間の敬和生活・寮生活を、悲しいこと、辛いこと、苦しいことがあっても、「やり遂げるしかない」のです。光風館1年生13名が一人も欠けることなく、三年間の敬和生活・寮生活を全うしてくれること、これが「光風館担任としての願い」です。
二点目は「光風館が大事にしていること」についてです。光風館生39名は、それぞれ生まれた場所が異なりますし、家庭環境や成育歴も異なります。当然ながら、考え方や価値観に違いがあります。また、性格や能力の違いといったものもあるでしょう。でも、それでいいのです。それが自然なことで素敵なことなのです。
「光風館生は仲がいい」と他館の寮生がよく言います。それは、光風館生一人ひとりが「違い」を大事にしているからだと私は思います。「違い」を大事にすると、いいことがたくさんあります。良好な人間関係を築けるようになります。不必要な争い、ケンカ、いがみ合いをすることがなくなります。自分には無いものを相手から学びとることができます。寮は、異年齢集団による約40名からなる大所帯で生活する場です。ある意味、この「違い」を大事にできないと寮生活そのものが成り立たなくなるのです。これに関連することで、私は「違い」を理由に、相手の人格を否定し、心や身体に傷を負わすよう言動があった場合には、本当に厳しく対処します。これもよ~く覚えておいてください。
もう一度、確認しておきます。「光風館が大事にしていること」は「違い」です。お互いの「違い」を認め、それを尊重するということです。ぜひ、しっかりと頭に入れておいてください。
三点目は「1年生への当面のアドヴァイス」です。新1年生は、まだまだ緊張が続いていることでしょう。毎日のように新しい出来事に遭遇して困惑もしていることでしょう。先輩たちからルールやマナーを教わるんだけれど、さっぱり頭に入らないと焦っていることもあるでしょう。でも、心配はいりません。先輩たちは皆、同じような経験をしてきたのです(「のぞみ寮」卒寮生である僕もそうだったんだよ)。でも、早く一人前の寮生、「光風館生」になりたいですよね。そこでアドヴァイスなのですが、まずは、挨拶や返事は大きな声でハッキリするようにしましょう。それから、何をしたらいいのか、どうすればいいのか、それが分からない時は、迷わずに先輩たちや寮の先生たちに質問するようにしましょう。きっと丁寧に、それも優しく教えてくれるはずです。寮生活に上手く適応していくコツですので、ぜひ実践してみてくださいな。
(岩原)
< 今年度も光風館通信『明日に吹く風』をよろしく!! >
1年生の皆、「のぞみ寮」の各館では、館独自の通信文を出しているんです(館によって内容や文体がだいぶ違うんだよ)。光風館通信のタイトルは『明日に吹く風』です。君たちの先輩、33回生卒業の月下くんが命名してくれたそうです。光風館通信は、宗教主任で2学年の学級担任でもある野間先生が始めたもので、それが仰也先生に受け継がれ、そして私が3代目になります(今号で254号だよ。スゴイね)。
「光風館」で起きた出来事などについて、私が感じたことや考えたことを気ままに綴るエッセイの他、光風館の皆が夕礼拝でしてくれる「お話」を掲載します。食当の予定や行事の予定なども載せますので、ぜひ役立て欲しいと思います。また、これまでにも時々、仰也先生にエッセイを寄せてもらっていましたが、今年度から男子寮務教師陣に三浦先生が加わりましたので(三浦先生の紹介は次号にするね)、三浦先生にも原稿をお願いするつもりです。どうぞ楽しみにしていてください。
(岩原)
< 礼拝のお話し >
N.S.(3年)※ お話をしてくれたのは2年生の時でした。
みなさん、こんばんは。今日は先輩になる、ということについて自分の思ったことをお話したいと思います。明日から始まる定期テストが終わると、ついに春休みです。春休みが終わると、ついに自分たちの2つ下の後輩となる43回生たちが入寮してきます。42回生の皆はまだ分からないかもしれませんが、後輩をもつ、ということは、中学時代に経験したものとは全く違います。先輩になるということは、本当に大変なことです。まず当然ながら、新1年生たちにマナーやルールを教えなければなりません。それから、先輩になったら生活をルーズにしていいかというと、そうではなく、逆に後輩たちの見本となるよう、それまで以上にマナーやルールを守り、生活をきちんとしなければなりません。何が言いたいかというと、「まだもう少し時間があるから大丈夫」と思うのではなく、今から先輩になる覚悟をもって、自分自身の生活を見つめ直して欲しいということです。42回生がきちんと先輩になれるよう、わたしたち3年生も見守っていきたいと思います。
M.I.(3年)※ お話をしてくれたのは2年生の時でした。
こんばんは。12室のMです。今日は、「面倒なこと」についてお話しようと思います。面倒なこと、というのはたくさんあります。今夜も、定期テストのために、夜遅くまで勉強を頑張るんだと思います。でも、それは面倒なことには入りません。僕が最近面倒に感じているのは、「ゴミ」についです。たとえば、ゴミの分別です。一昨年度、新潟市がゴミの回収方法を改めたので、それまでよりも細分化され、ゴミの分別が面倒になってしまいました。ただ、これは、ゴミの量を減らし、リサイクルできるものをできるだけ回収しようとするためのものです。リサイクルできるものはリサイクルすることで、資源を節約できますし、新しいものを作らないで済みます。面倒を減らすために少し面倒なことをする、といえばいいのでしょうか。僕は、最近それを意識するようになりました。買い物などにはリュックを担いでいきます。コンビニなどでビニールの袋をもらわずに、リュックの中に入れれば余計なゴミを出さなくて済みますし、なによりも資源を無駄にしなくて済みます。このように、ひとつ手間をかければ、面倒を減らすことができるのです。学年最後のテストが始まりました。この結果を次につなげるためにも、今日これからの手間をかけていきましょう。