小田中　肇（教頭） | 敬和学園高等学校

毎日の礼拝

毎日のお話

2016/03/14

小田中　肇（教頭）

マタイによる福音書　４章１４～１７節　人間の能力は、少しずつ成長するのではなく、階段を上るように段階的に成長する。木の幹などが連続的に少しずつ伸びるのに対し、花は年に一度突然咲くのと同様だ。赤ちゃんの言葉の習得や、自然現象にもそのような事象が見られる。そこには、備えがある。今日の聖書は、イエスの教えに触れ、経験した事のない新しい世界が生まれる喜びを「神の国が近づいた」と表現した箇所だ。人々はその喜びの下で旧約聖書を再解釈し、神様が旧約の時代からずっと、今この時のために備えて下さっていた事を伝え、神様への賛美を表した。