毎日の礼拝
毎日のお話
2016/01/25
小田中 肇(教頭)
詩篇 126篇5~6節
文字は現実と自分とを切り離し、抽象的に物事を考える事を可能にした。文字を持つ世界を「識字世界」、文字を持たない世界を「口承世界」というが、ITが作り出すバーチャル・リアリティが、人間の心を支配する危険にさらされている今、私達は口承世界の持つ具体的な生活に目を向ける必要がある。識字世界を「文字の文化」と呼ぶなら、口承世界は「声の文化」だ。私達は「声」を取り戻さなければならない。聖書も口承世界で生まれ、長い年月語り継がれ民族の記憶と、神への信頼が歌われた。その恵みを覚えたい。