月刊敬和新聞

2010年6月号より「自分探しの敬和学園は 学びたくなる学校、自分が好きになる学校です」

小西二巳夫(校長)

輝く人
 ミュージシャンのアンジェラ・アキの曲に「輝く人」があります。自分の気持ちにシンクロするところがあってホロッとする人が多いようです。
 「輝きたい」けれど、その方法が見つからないと多くの人が悩みます。そして、輝けない自分が、そのことで悩み立ちどまる自分が、好きになれないと考えている人が多いのではないでしょうか。自分の内側にある輝きを取り出すためには、そして自分が好きになるためにはどうしたらいいのでしょうか。

悩むことは悪いこと?
 悩んでいる自分の姿を好きだと考える人はあまりいないでしょう。でも悩むことは悪いことではなく、むしろ大切なことです。人は悩むことを通して物事を深く考えるようになります。人として成長するためにはしっかり悩むことが必要です。そのように考えると、ちょっとしたことで悩んだり落ち込んだりする自分が嫌いではなくなるはずです。「自分を好きになる」とは自分を受け入れることです。これを少しむずかしい言い方にすると「自己肯定感」といいます。自己肯定感をしっかり持つか持たないかによって人生は大きく変わります。

悩むことを大切にする学校
 敬和学園は悩むことを大切にする学校、悩む人を大切に考える学校です。 敬和学園の授業はテストの点数や偏差値をあげるために、ただただ知識や情報を詰め込むことはしません。そんな授業が楽しいはずはありません。競争をあおったり、勝ち負けにこだわった学習指導はしません。点数の高い低いによって、その人がいい人か悪い人かなどという人間の見方をしません。それはそのような学校生活で物事を深く考える人にはなりにくい、自分が好きと言える人にはなりにくいと考えるからです。 学ぶことは苦しむことではありません。学ぶとは物事を深く考えることですから、「楽ではありません」が「楽しい」のです。物事を深く考えることほど楽しいことはありません。深く考えることは、生きる世界が広がり、広い世界とつながることでもあるのです。人は深く考える力と才能を持っているのです。その力と才能を内側から外側に引き出すために、輝くためにさまざまな形で学ぶのです。その作業をする場所と時間が学校です。敬和学園の教育は押しつけるのではなく、引き出すことを何より大切にします。毎日の授業そして学習は引き出すことから始まります。

自分が好きになる 学ぶ楽しさを知る
 敬和学園の3年間で自分が好きになり、学ぶ楽しさを知り、自分の進路を見つけ、輝きながら大学に進学していった先輩の言葉を紹介します。

  「・・・学校に通うようになった。
   初めて学校が楽しいと思えた。
  人と関わるようになった。
  同年代の人と友だちになった。
  好きなことを見つけた。
  得意なことを 得意だと言えるようになった。
  嫌いなことも とりあえずやってみるようになった。
  欠点が長所であることに気がついた。
  みんなが長所をもっていた。
  人を信じられるようになった。
  自分も信じられるようになった。
  今が幸せだと思えるようになった。
  自分を少し、好きになった。
  こんな自分になれたのは、間違いなく敬和だったからです。
  他の学校に行っていたらきっと耐え切れなくなって途中で投げ出していたかもしれません。・・・」

 敬和学園の学校生活を通して学ぶ楽しさを知り、自分を好きになります。ぜひ敬和学園の生徒になって充実した高校生活を送ってください。