のぞみ寮通信

みぎわ館

2015/06/10

みぎわ館 第221号(6月1日)

三角おにぎり・俵おにぎり

 テスト明けの夕食は福井県のご当地料理でした。カニ飯にうち豆のお味噌汁にソースカツに羽二重もちに……と夕食事も「わ~!今日の夕食どこの?」「これ何?初めて食べる~!」「美味しい~!!!」と大好評。中には「こんなに美味しいものが食べれるなら福井県に住みたいよ!」なんて言う人まで(笑)。うち豆と羽二重もちは初めて食べる人たちが多かったようで、その美味しさに女の子たちでさえ「もっと食べたい~!」と思う程だったようです。その中でも私が個人的に感動したのはカニ飯。えぇぇぇぇ~!こんなに美味しいんだ!とつい口にしてしまったほどでした。

 こんなに美味しいカニ飯。でも沢山残っていました。そこで一休さんの如くひらめいた私は、管理栄養士の五十嵐さんに許可を受け、おひつにたっぷり2つ分もらってみぎわ館に吸い込まれていきました。礼拝後、事務室で数人の3年生が話をしている中おひつを運び込むと、「え!?何?おにぎりするの?手伝わせて~!」と4人のみぎわっ子がカニ飯を囲みました。

 一緒に握り始めた4人は、「うちの家はいつも俵おにぎりなんだよ。」「うちは中の具によって形が違うんだ~。」とおにぎり談義に花が咲き、それぞれの家庭のおにぎりを再現しよう!と大盛り上がり。ぬ?丸型?と聞きたくなるような俵おにぎり、まるで米俵のような俵おにぎり、ぎっしり密度のずっしり三角おにぎり、ふわふわとろける三角おにぎり……大きく分けると俵か三角のおにぎりのはずなのに、その中にもいろんな種類があってみんなで大笑い。誰がどれを作ったか一目瞭然。おにぎりにも作り手の個性が出るね~としみじみ。

 自分が握った以外のおにぎりを口に運び、「このおにぎりはおやつタイム用だね。」「これは自転車に乗りながらでも食べられるおにぎりだ!」「今のお腹の様子にはこの大きさがベスト!」など感想を伝え合います。その感想はすべてステキなポイントが挙げられていました。いろんな形、いろんな密度、いろんな大きさのおにぎりがありましたが、それぞれステキで全部いい。どれもOK。そんな風に小さなことでも認め合える彼女たちってステキだなぁ、と思わされました。

 ついつい口から突いて出るのは、不満や否定であることが多い様な気がします。でもみぎわっ子の口から出るのはいつも肯定です。すごいなぁと思います。果たして最初からそうだったのか?答えはNOでしょう。きっと日本中から、世界中から集まる仲間との暮らしの中で得たものなのです。毎日必ず「すごい!」「ステキ!」と思わせてくれるのぞみ寮生達。私もその輪の中で共に成長させてもらおう! (森口)

 

 

 

ミーティングにて

 

 「3年生部屋を決める」。46回生しっかり話し合いが詰められているようです。いよいよですね。その話合いが大詰め、今週末にと言ったところでしょうか。

 先ずは、どうやって組み合わせを選出するのかと話し合いがスタートしていました。一つに自分たち生徒だけで決めるのか、はたまた「くじ引き」か、いっその事、いつもの部屋替え同様の我々教師に決めてもらうのか、という選出方法についての話合いがありました。

 結果46回生は、話し合い当初から「自分たちの学年で話合いをした上で決める」という方法にしたようです。

 その上で部屋の組み合わせについては「じっくりと生活スタイルの希望を話して、なるべく、生活スタイルが近い人と一緒になる」でした。例えば勉強は、夜型だとか、朝型だとか、受験勉強をしっかりやる人、勉強は自習時間だけの人、等、それぞれに生活スタイルの在り方を照らし合います。ちなみに昨年の45回生は、話し合いの時間は白熱したものでしたが、振り返ってみると日数にすると2日間でした。

 どの学年も、部屋決めに関しては何となくは色々悩むだろうと思いつつもそんなに難しくはないだろうと思っているようですが、やはり自己主張をしつつ折り合いを探しながらというのは困難な道のりなのでしょう。ですので、自分たちがしっかりと話し合いをして生み出した関係ですので、多少の困難は、難なく乗り越えられるようです。

 さてさて、今週には46回生の部屋が決まる予定になっています。さてさて、どんな組み合わせとなるのでしょうか。そして1,2年生はいよいよ3年生との共有できる部屋は後わずかですね。それぞれに、新たな一歩。その一歩は、今この時を大切に!(榎本)

 

 

 

礼拝の話

3年 Y.K

  ついに本格的にフェスティバル活動が動きだしました。先月には連合決めが行われましたね。私は1年生の時からあこがれていた衣装チーフになることが出来ました。どんなデザインにしようか、素材はどうしようか、頭の中はそればかりで、ウキウキワクワクしていました。大抵どこの連合も衣装チーフは2人います。私たち霧島連合も2人で衣装チーフをやることになりました。連合テーマとカラーが決まってからは、衣装チーフ同士で、アイデアをお互いに出し合い、イメージを固めていけたらいいと思っていました。が、2人の意見はなかなかまとまりません。締め切が近づくにつれて溢れてくる焦りと不安。心の中では2人で協力して良いものを作りたいと思っていたはずです。ですが、それを言葉に出来ずに一人で色んな事を考え過ぎてしまい、2人にはどこか思えないところに距離が出来てしまいました。この状況に耐えられず、投げ出そうと考えていた時、担任の先生に「ちゃんと話しなさい」と言われました。正直、面倒くさいな、とその時思っていました。しかし、この関係のまま準備を進めていっても自分達が納得できる物が出来る訳がありません。このままではダメだと思い話し合おうと決意しました。自分が思っている事を伝え、相手も同じように思っている事を話してくれました。辛かったのは自分だけではなく、相手も私のように辛かったのです。この時から、考えている事、思っている事を互いに隠さず伝え合えるようになりました。お互いの気持ちを伝え合うだけで、モヤモヤしていた気持ちがすっきりするとは思ってもみませんでした。まだまだ、フェスティバルの準備は始まったばかりです。今でも、いっぱいっぱいな私は、この先やっていけるかどうか自信はありません。きっと沢山悩んでぶつかることもあるでしょう。そんな時はすぐに逃げたりはせず、自分達の気持ちを打ち明け合い、皆で一緒に同じ方向に進んでいきたいものです。3年生になり1つ1つの行事に「最後の」が付いてしまいます。

 思いきり楽しんで笑顔で終わりたいです。悔いが残らないように、全力で頑張ろうと思います。明日からはテスト一週間前です。3年生にとっては進路に大切なテストですね。1年生は敬和で初めての定期テストですね。2年生も自分で選んだカリキュラムのテスト頑張って下さい。