自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2015/07/15
< 誕生日おめでとう! >
6月25日(木)に6月誕生会を開催しました。
今回のリクエストは去年と同じく「お好み焼き」でした。ホットプレートを囲んで豚玉4枚とモダン焼き1枚を焼きました。
この日の放課後、H.R君(3年)と近くのスーパーまで食材の買い出しに行きました。その車中では、「家でいつも買い物のお手伝いをしています。でもこの前、卵のパックが入っていることを知らずに、買い物袋をドサッと置いてしまったんです。そしたら卵10ヶ全部が割れてしまっていて、母親にすごく怒られたんですよ。」と楽しそうに話している彼。私が運転しながら不安そうな表情になっていくのを見て、彼は続けて言いました。「……あっ、でも今日は大丈夫です。卵のパックが入っていることを知っているので、優しく扱いますから安心してください。」というやり取りの中で、彼の成長を感じたひとときでした。
誕生会の翌日は、T.T君(3年)の誕生日でした。いろんな話題で盛り上がり、乾杯をした時のみんなの笑顔は、いつもよりも一段と輝いていました。(片岡)
<光風館 畑プロジェクト
〜サラダとベーコン・ズッキーニのペペロンチーノ編〜>
今年度から光風館裏に畑が広がり、光風生が活き活きと畑作業をしています。H.Aさんが趣味で畑作業をしている姿を光風生がベランダから見て、「楽しそうだからお手伝いしよう」と始まりました。中心となり大活躍してくれているのはW.M君(2年)とC.T君(2年)です。放課後に制服のまま畑へ水やりに向かう二人の姿を見ていると、本当に嬉しくなります。


昨年卒業した光風生も畑作りを頑張っていましたが、全てスコップと鍬で開拓していたので、限界があり断念してしまいました。しかし、今年は東副寮長の耕耘機を使用し、耕す範囲が広がり、たくさんの作物を育てることが出来ています。それはAさんがいつもしてくださる細やかな作業はもちろんですが、率先して作業している光風生が興味を持って“楽しい”という思いがエネルギーになっているように感じます。また、耐震工事のため働いている現場監督 Yさん、施設係 平松さん・海老名さんに光風生が可愛がられ、木枠の作り方を教えてもらったり、テーブルや椅子を提供してくださったりしています。また収穫直前、野生動物に野菜を食べられてしまい、その対応に頭を悩ませている様子もあります。日を追うごとに光風館裏の荒れ地が素敵なガーデンへ進化しています。

Aさんを尊敬し慕っている光風生はたくさんいます。その光風生は別名“Aファンクラブ”と呼ばれます。ファンクラブ会長はW.M君(2年)、副会長はT.S君(2年)だそうです。Aさんが演奏のため不在が続いていると「Aさん、いつ帰って来るんだっけ?あと2〜3日もあるのかぁ。早く帰って来ないかなぁ」という会話があちこちで聞こえます。そして、「ただいま〜!」と元気よく帰って来たAさんの素敵な笑顔に負けないくらい光風生は「おかえりなさい!お疲れ様です。演奏どうでしたか?野菜、成長しているので見てください!」と、応えています。そのたくさんの会話の中、次第に笑顔になっていく光風生を見ると“もう一人のお母さん”としての存在の大きさを実感しています。そして、光風館がひとつの大きな家族となっていくようにも感じています。
6月23日(火)にはレタス・キュウリ・ピーマン・ズッキーニを収穫したので、特別に自習時間後に「ベーコン・ズッキーニのペペロンチーノ」を作りました。Aさんは「高校生は野菜を全く食べないと思っていたけど、みんなは野菜をよく食べるわね。」と喜んでいました。また収穫の喜びを感謝して分かち合いたいと思います。(片岡)
