のぞみ寮通信

光風館

2015/03/19

光風館通信 第444号(3月18日)

< 第五定期テスト お疲れ様! >

 3月11日(水)〜16日(月)、第五定期テストが行われました。今回もテスト期間中に夜食を作りました。以下メニューです。

 3月11日(水)『アンチョビとキャベツのペペロンチーノ』、3月12日(木)『鶏肉と白ネギのペペロンチーノ』、3月15日(日)『なんちゃってアマトリチャーナ』

 本来“アマトリチャーナ”は、ブカティーニという麺の真ん中が空洞のパスタを使い、グアンチャーレ(豚頬肉の塩漬け)・ペコリーノ(羊乳のチーズ)・トマトでソースを作るイタリア料理です。しかし、そのような予算もなくベーコン・玉ねぎ・パルメザンチーズ・トマトを使ったので『なんちゃって』なのです。本格的なアマトリチャーナを食べられる日を楽しみにしていてください。

 今回の夜食をパスタ続きにしたことには理由があるのです。それは3月2日(月)寮修了礼拝の夜、I.T君(3年)のお父さんが「光風館のみなさんへ」ということでパスタ20kgを差し入れてくださったからなのです。45回生が光風館で過ごす最後の夜にも作りましたが、これからの定期テストの夜食にも使わせていただきます。ありがとうございます!

 今回は学年末ということもあり、年間成績を決めるとても重要なテストでした。45回生を送る会が終わった直後から勉強に取り組んでいる人、やる気が起きなくてダラダラしていて私から活を入れられる人、点呼時から夜中まで勉強する人や朝方から勉強する人など、たくさんの取り組み方がありました。それぞれに学年を通して納得のいく結果が出せたでしょうか?テストの点数を見て悔しい想いをしたり、「俺はまだまだ出来る!」と考えたりしている人もいることでしょう。定期テストも大事だけど、来年度はひとつ一つの授業にしっかり取り組めることを期待しています。

 3月15日(日)夜、私は大望館へ夜食を作りに出張してきました。光風館の定番となっている“チーズリゾット”をリクエストされたので、快く受けました。大望生も「美味っ!おかわり、いいっすか!?」と賑やかで嬉しい楽しい時間になりました。しかし、そこで見た光景にビックリしました。それは大望生の勉強に取り組む姿勢です。大望館ホールのテーブルが座れないほどごった返していて、ひとり一人が自分の課題に真剣に取り組んでいたのです。自然と「凄いなぁ…」とポツリと言った横で「凄いでしょ!?これは自慢出来るし、この光景を見ると“のぞみ寮に入ると勉強するようになる”って言葉が理解出来るんだよね。」と、堀越先生があの爽やかな満面の笑みで話してくれました。私は光風生よりも大望生のほうが勉強しているって言いたいのではありません。私は君たちには光風館だけに留まらず、大望館からも良い刺激を感じてほしいと考えているのです。今、目の前にある課題に向き合う姿勢がいずれは自信となります。友愛館で勉強したり、真剣に勉強をしている雰囲気を味わったりすること。それだけでなく同じのぞみ寮生として関わっていくことで得ることはたくさんあるはずだし、君たちの魅力をもっと知ってもらえるはずです。

 テスト勉強に限らず共に過ごした1年間で、光風生はお互いが良い刺激を与えたり受けたりして、全員が確実に成長していると私は胸を張って言えます。春休みが終われば、新年度となり新入寮生を迎えます。君たちの明るい笑顔と優しさで新入寮生を迎え、温かく接してくれることを楽しみにしています。この1年間、お疲れ様!そして来年度も気合い入れていきましょう! (片岡)

 

 

< Oパーティナイト!! >

 3月17日(火)来年度から通学生になるS.O君(1年)のために行事を企画しました。その名も“Oパーティナイト!!”礼拝後にフットサル大会を行い、数々のファインプレイやスーパープレイが生まれ、特別ゲストとして衣川先生も参戦してくださり、会場は大盛り上がりでした。それにしても、やはりO君のドリブルやフェイントは独特のリズムがありますね。またこの1年で急激に身長が伸びたことによって、リーチがさらに長くなり「そこから足が出てきて、このボールに届くのか!?」と思わされるプレイで驚きの連続でした。センス・身体能力がずば抜けている彼を止めることが出来ず、「さすがO!」の一言です。

 フットサル大会後にお別れ会を企画し、2〜4階ごとに分かれて光風館恒例のお菓子・ジュース取りじゃんけん大会を行いました。私の言い間違いから始まった通称“G”の通り、相部屋で隣同士に座るほど仲良しのS.G君(2年)とO君。二人共、本当にいいキャラしています。

 光風館のムードメーカーであるO君がいなくなるのは寂しいですが…これからも学校で会えるので、また一緒にスポーツしましょう! (片岡)

 

 

 

< 礼拝のお話 >

S.H(2年)

 あと2日で東日本大震災発生から4年が経ちます。当時、僕は地元である福島県郡山市の中学校にいました。部活をするために教室で着替えている時でした。突然、大きな揺れが来ました。地震が起きたことはわかったけど、どのような状況なのかは全くわかりませんでした。先生に誘導されて外に出ると、大変な光景が広がっていました。校舎全体にヒビが入り、ガラスが割れ、崩れたコンクリートがグラウンドに散乱していました。グラウンドには校舎内にいた生徒や職員の他に、近所の人たちが避難して来ました。本来なら、体育館が避難所になるはずなのですが、体育館の中は水銀灯や蛍光灯がほぼ全部落ちていて、使える状態ではなかったのです。だから避難していた人たちはみんな、吹雪いている外にいるしかありませんでした。外は寒いから毛布やストーブが出されました。しかし数はそんなに多くはありませんでした。なのでストーブを近所の人たちへ渡し、毛布は女子生徒に優先的に回しました。男子生徒は何人かでくっついて体温で温まるか、擦るなどしていました。その中には2・3人ほどは走って身体を動かして温めようとしている人もいました。この時、ある人が寒そうにしている人を一緒の毛布に入れてあげるのを見ました。でも僕は寒さと恐怖で頭がいっぱいで、この行動に関して何も思いませんでした。

 それから3年と数ヶ月、十日町に行った時のことでした。そこで聴いたお話の中に『お互い助け合うという気持ちが大切だ』という言葉がありました。僕はこの時、さっきの行動を思い出しました。あのような一見小さなことのようでも、助け合う気持ちに変わりないのではないか?と考えました。助けるというのは、自分がされたら嬉しいことをしてあげるということだと思います。その考えはこの先、大切になってくると思います。

 みなさんが入寮してきた時、先輩がいろいろと助けてくれたと思うし、助けてもらって嬉しかったと思います。それと同じことを48回生が入寮してきた時にしてあげてください。