のぞみ寮通信

光風館

2010/01/11

光風館通信 第246号(1月11日)

< 2010年「寅年」、雄々しく、逞しく歩んでいこう!! >

 

 2010年の新しい年が明けました。今年は「寅年」です(「寅さんは寅年生まれですか~?」って何人もの人から聞かれたけど、残念ながら僕は申年生まれなんだ)。
何かと暗い話題ばかりがニュースになるご時勢ですが、それにケチばかりをつけていても仕方ありません。なんとか干支の「寅」にあやかって、光風館の皆も、雄々しくかつ逞しく、この一年を歩んでいきましょう。

 
 さて、開寮の日(1月6日)、光風館の皆の姿を見て、私は何だか嬉しくなってしまいました。皆が、この冬休み中、大きな事故や病気も無く過ごし、明るい表情をして元気に戻ってきてくれたからです。長期休暇が明けた直後の光風通信で毎回書くことですが、寮に戻ってくるのは精神的にシンドイことですよね。だって、考えてみれば、家にいれば身の回りのことはしてもらえるし、家ならば集団生活・共同生活で必要となるルールもありませんし、実家にいる方が明らかに楽なんですもの。面倒で不自由な場所に戻ってくるのにシンドクナイわけがないのです。私も経験者として皆のそんな気持ちが分かるから、帰寮の門限までにきちんと戻ってきてくれた人には、「おかえり~!!」と明るく、優しく声を掛けるようにしているのです。

 
 でも、覚えておいてください。寮というところは、面倒で不自由なところなのです(少なくとも「敬和」の「のぞみ寮」はね)。だから、皆は鍛えられ、成長できるのです。ただ、それを自身のこととして強く実感できるようになるのは寮生活を終えた後のことなんです。本当の意味で、「ああ、自分は鍛えられ、成長したんだなあ」って自覚できるのはだいぶ経ってからのことなんです。だから少々厄介なのです。でも、私自身はもちろんですが、大望館で同期だった私の仲間たち、そして、君たち光風館の先輩たちの中で、寮生活の経験を後悔している人はただの一人もいません。みんな、「寮生活があって今の自分があるんだ」と口を揃えて言います。だから、多少、苦しいことがあっても、辛いことがあっても、悲しいことがあっても、ぜひそれらを何とか乗り越え、寮生活を全うして欲しいと思います。

 
 さあ、3年生はこの光風館を実質的に去るまであと3週間足らずです。2月中の「自宅学習期間」を終えて光風館へ戻ってきてもその時点ではゲスト扱いです(3年生の部屋はすでに無くなっているからね)。しつこいようですが、「立つ鳥、跡を濁さず」を頭におきながら、有終の美を飾って巣立っていけるよう、残り少ない日々を過ごしてください。
 2年生は2月からは最上級学年生になります。自分でも意識を高め、自覚をもって寮生活に臨んでください。3年生を頼ろうにも、その先輩たちはすぐにいなくなってしまうのですから。学校の方では6月に行われる、敬和の最大の祭典「フェスティヴァル」に向けた準備が早くも始まるようです。寮生活・敬和生活で最も花開く時期を迎えますので、ぜひ、後悔のないよう精一杯取り組んで欲しいと思います。
 1年生も上級生になる覚悟をもってください。「敬和」では、来週から入試が始まり、みんなの後輩となる43回生の入学生が決まり出します。今までは先輩の指示通りに動いてさえいれば良かったのですが、上級生になれば逆に自分が指示を出さなければならなくなります。自分のことがきちんとできていなければ、言う事を聞いてもらえないどころか後輩たちからバカにされてしまいます。自分の頭で考えながら、あらゆる行動を取れるようにしていきましょう。

(岩原)

 

 

 

< 礼拝のお話し >

 
O.N.(1年)
 みなさん、こんばんは。3室のOです。今日は、自分とラグビーについて話したいと思います。僕は、この秋からラグビー部の新キャプテンになりました。しかし、実際は、つい最近まで練習に参加できませんでした。なぜなら、太ももを怪我していてドクターストップがかかっていたからです。3年生の引退試合直前の練習試合後から足に違和感を覚えるようになり、ついには普通に歩くこともままならなくなりました。医者からは太ももの筋肉の内出血と診断され、全治3週間と言われました。その時はショックのあまり何も言えませんでした。3週間というと、3年生最後の試合となる花園予選も新人戦にも出場できないことを意味していたからです。それからは、ラグビーがとてもつまらなく感じるようになり、なんだか全てが面倒くさくなりました。しかし、これでは何も変わらないし、何か自分にできることがあるはずだと思い、マネージャーの仕事をしながら、先輩達をサポートすることにしました。それからは部活がとても楽しくなり、やりがいも感じられるようになりました。そして、花園予選の試合の前日、ユニフォーム授与式で、出場できない僕の分までユニフォームが用意されてあり、それを手渡された時、僕は嬉しさで泣きそうになりました。結果的に全ての試合には出られませんでしたが、僕はたくさんのことを学びましたし、僕も同じフィールドでプレイしているみたいでした。今では僕は普通にラグビーができるようになり、部活がとても楽しいです。皆さんもはじめからつまらないとか無理だと思い込むのではなく、自分から楽しもうとすることで、きっと状況が変わると思います。ですから、どんな面倒くさいことでも、自分から積極的にチャレンジしてみてください。

(12月2日)

 

 

 

K.S.(1年)
 皆さん、こんばんは。今日は、継続することの大切さについて話したいと思います。皆さんは、今までに何かを継続して続けたことがありますか。ある人もいれば無い人もいると思います。人それぞれだと思いますが、ちなみに僕は「三日坊主」なので、まともに続いたことがありません。しかし、今の僕には、ほぼ毎日続けられている一つのことがあります。それは素振りです。素振りはバッティングの基本となるメニューです。僕は、その素振りを継続しています。これには理由があります。それはある目標ができたからです。その目標を達成できたら、そのことについてまたお話したいと思います。今回のお話で僕が言いたかったことは、実際に自分自身の行動で示したいと思います。そのときがいつ来るのか分かりませんが、必ず達成してみせようと思います。最後にイチロー選手の言葉を紹介します。「小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道。」

(12月7日)

 

 

 

H.M.(1年)
 皆さん、こんばんは。6室のHです。今日は自習時間と自分の自由な時間について話そうと思います。最近、僕には自分の自由な時間があまりありません。なぜなら、寮のクリスマス会の準備や放課後の讃美歌練習で、今は自主練の形になっていますが、部活をする時間などがなくなっているからです。
 僕がこのことで何を言いたいかというと、時間は有限だから時間を大切に使おう、ということです。例えば、テストが近くなって慌ててテスト勉強するのではなく、ちょっとずつ自習時間に勉強をしていれば、後になって時間が足りないからといって夜更かしをしてまで勉強する必要はありません。自習時間にその日習ったことを復習すれば、予習する時間もできます。
 次は自習時間のことです。僕はテストが近くなければ、自習時間はほとんど遊んでしまっています。でも、最近は「これではいけないな」と思うようになりました。なぜなら今回のテストの点数があまりよくなかったからです。やはり日頃の積み重ねが大事なのだと思いました。これからは、自習時間には出来るだけ復習や予習をするようにし、次回のテストでは点数を上げられるようにしようと思います。

(12月8日)

 

 

 

A.T.(1年)
7室のAです。今日、僕は今年を振り返って思ったことを話したいと思います。昨年の今頃、僕は母に「敬和」を猛烈に勧められていました。僕が通っていた中学校では、窓からゴミを落として人に当たったら勝ち、というようなどうしようもない子供のようなことをしている人達ばかりで、そのくせ子供特有の誰とでも仲良くなるということができずに、いくつかのグループに分かれていました。僕はそんな周りの状況に絶望すら感じており、誰かが寄ってきても「いちいち来んなや、ウザイねん」といって拒絶していました。そんな時に、母に「敬和」を勧められて、「どうせどこへ行っても同じやろ」と思ったし、「知らん奴と共同生活とか嫌や」などと考えてしまいました。でも、実際に来てみると、「敬和」は、僕がどれだけ拒絶しても、いつも近くに誰かがいてくれるという、とても居心地のよい温かな場所でした。そうであることに僕はいつも感謝しています。僕はその事に気付くのに時間が要りました。皆さんも、自分は知らず知らずの内に誰かによって支えられているんだ、ということを覚えておいて頂けたらいいなあと思いました。

(12月10日)