自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2014/12/02
みんなで「電話出まーす!!」
のぞみ寮にあった「電話ダッシュ」のルール。館ごとに細かいルールは違いますが、何十年も前からあったものなのだそうです。もともとは、夜の自習時間明けに誰が先に家族や友達に電話をかけるか、今日は私が一番に使いたい!とみんなが電話台まで走ることをそう呼んでいたのだそうです。しかしいつからか、かかってきた電話を1年生がダッシュで取りに行くことに代わってしまっていました。もともとはそんな起源だったのかぁ!と最近知った時にはビックリしました。
寮に電話がかかって来ると、「電話出まーす!」と叫んでダッシュで受話器を受け取る人、館内放送で誰宛の電話か伝える人、そんな連携プレーが1年生の役割として行われていました。そこで学年の絆が強まったり、遊びの一つと捉えてゲームの様に楽しんで行っている学年もありましたが、急ぎ過ぎて怪我の危険があったり、電話台に近い2階の部屋の1年生が、電話の音に神経を使っていたり、自由時間に自分の部屋でリラックスできないことなどがあり、1年生の負担が大きく「それってどうなんだろう。」と思う部分がありました。そういった課題を受けてめぐみ館では以前より何回か電話ダッシュ改善のための話し合いが行われてきました。「ダッシュって呼ばれているけど走らない。」「休日の電話は学年を問わず残っている人が取る。」など少しずつ変えてきました。
そして今回、めぐみ館ではそんな現状を自分たちから改めて疑問に思い、2年生を中心に電話ダッシュを根本的に変えよう!と話し合って、行動してくれました。「入学してからずっと1年生頑張ってたよね。1週間くらいお休みあげたい。その間、2年生が電話ダッシュやらない?」「そもそも1年生の仕事多すぎるよね。1・2年生で分担しようよ。」「誰が取らなくちゃいけないっていうのは無くそう!」「ルールも大切だけど一番は気遣いができることだよね。」「自分のこと相手のことに興味を持ってお互いの生活や気持ちを大切にしよう。毎日の中でもっと関わっていこう。」などなど。こんなに後輩たちを想い行動できる2年生、愛されている1年生。そして3年生たちもそんな後輩たちの試行錯誤をあたたかく見守って自由にやらせてくれ、今では3年生が電話を取りに行く姿もある程です!
時を同じくして寮務教師からも「かかってきた電話を近くにいる人がとる。学年関係なく。それって普通のことだよね。今行われている電話ダッシュについてもう一度考えてみてほしい。」と全館への投げ掛けがあり、そこでもめぐみ館での取り組みが紹介されました。
自分に電話がかかって来るとうれしい。電話で話をしたい人がいる。誰かにかかってきたら「かかってきたよ!」って伝えてあげる。そんなみんなが抱く嬉しい気持ちや感謝の気持ちに立ち返って、思い切った決断をしてくれためぐみ館生は本当にすごいです!ルールは、今ここで暮らすみんなが過ごしやすく思いやり合っていくためにあるもの。たくさんの気付きや想い、そして行動力をこれからも大切にしていって欲しいなと思います。(会田)
めぐみ館 憩いのスペース
耐震工事を経て、めぐみ館玄関前が劇的な変身を遂げました!玄関を出てすぐのところに華やかな花壇ができ、以前は砂地でデッドスペースが多かった中庭畑に新しく芝生が敷かれ、灰色だったコンクリートの小道や玄関前のスペースにはオシャレなレンガを敷き直して下さったのです!「こんなことする予定じゃなかったんだけどね。めぐみの子と話しているとアレもしてやろう、コレもしてやろうって思わされて困っちゃうよ。」とおどけて言って下さるのは、建設会社現場監督のYさん。めぐみ館生、愛されています。
朝、「行ってきまーす」と外に出るとまず花々や緑が目に飛び込んできます。「癒される~」「先生、これパンジーですよね。別名は“三色すみれ”って言うんですよー。」「お花、いいですよね~」なんて言いながらニコニコと登校していくみんなの姿が(^v^)
先月末のめぐみ館ハロウィンパーティーでは行事委員が招待状を書いて、参加して下さった建設会社の方々や施設係の方へ感謝の言葉を伝えました。ありがとうございました!(会田)





礼拝のお話
2年 Y.M
みなさんは「最近気になったニュースは何ですか?」と聞かれたら何と答えますか?
私は長期休みに家に帰った時に、お父さんとお母さんに「今、世の中で何が起こっているか知っている?」と聞かれました。ですが私は何も知らなくて答えることが出来ませんでした。後から、とっても恥ずかしくなったのを覚えています。
毎日、世界中ではすごくすごく色んなことが起きています。それは辛い出来事だったり嬉しいことだったり、たくさんあります。寮にいる以上、新聞はありますが、家に居るようにはあまりテレビも見られなくて、手軽に情報が全然入って来ないのが現実です。だけど、それを理由にして自分は何も知らないままでいいんだと思いたくないなと感じました。
そんな私にお父さんは「卓上四季」というものを送ってくれるようになりました。卓上四季とは北海道新聞の表紙の一角に載っているもので、世の中で起きていることなどをコラムにしたものです。それを一週間分ためてお父さんの解説付きで毎週送ってくれます。それを読むと、今何が世界中で起こっているのか分かるようになります。ここまでしてくれる親にすごく感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして世の中のことにもっと目を向けて、自分も社会にいる一人として考えていきたいなと思いました。
1年 I.M
今日は私のお気に入りの本を紹介したいと思います。それは、心屋仁之助さんの『「ありのままの自分」に○(マル)をつけよう』という本です。
なぜこの本がお気に入りかというと、私はこの本を読むまでは全てネガティブに考えたり、自分で自分を追い込むような生活をしていました。そして自分の悪い所もいい所も認めることができずにいました。
例えば、「私あの子に嫌われているんじゃないか?」と思ったことがある人はたくさんいるのではないでしょうか?しかし心屋さんの本では、それは“気のせい、気のせい”と言っているのです。私ははじめ、「そんなの絶対うそだ!」と思っていました。でもやってみないと分かんないんじゃないかと思い、やってみることにしました。はじめは「やっぱり気のせいなんかじゃないじゃん!」と思いました。でも何回もやっていくうちにどんどん「それは気のせい。勝手に自分が思い込んでいるだけ。」と思うようになりました。最近は少しずつですが自分が前よりいろんなことが気にならなくなり、リラックスして生活が送れています。
もし今、いろんなことを気にしている方がいたらぜひこの本を読んでみて下さい。すごーく考え方が変わります。読みたいなと思った方はぜひ私のところまでいらしてください。