のぞみ寮通信

大望館

2014/11/05

大望館通信 第226号(11月3日)

<もう一つの寮体験>

 寮体験プログラムは通学生対象だけではなかったんです。過去にも何度か実施しましたが、それまでに来てくれた先生たちは敬和に勤めた年数も浅く、学校の研修の一環として寮を体験しに来ていたんです。ところが、今年度は過去のものとは少し違います。何が違うって寮体験に来てくれた先生が違います。

 学校って何しに行くところ?その答えは当たり前のことですが、「勉強しに行くところ」なんです。勉強と言っても色んな勉強があるのは事実ですが、君たちの本分はなんたって机に向かって、教科書を広げる勉強です。勉強=授業ということになります。学校は授業を受けに行くところ。その答えが一番正しい答えだと言えるでしょう。

 その学校の本分である「授業」という部分で、今回来てくれた二人の先生は敬和学園にとってなくてはならない存在なんです。いわば、この先生たちがいなければ学校は成り立たない。それぐらい重要な働きをしてくださている、教頭先生と教務主任が寮体験に来てくれる。これは一大事です。

 これは迎え入れる大望館としては、最高のおもてなしで迎えないとならない。そんな使命感を感じつつ迎え入れた堀越先生。何やら企んでいたようですが、次のコラムに期待しよう。(澤野)

 

 

<スペシャルゲストと食事会> 

 上にあるように授業の核となるお二方が来るということで、これは丁重に『おもてなし』をしなければと思っていました。しかし話の早い3年生が私より早くにその準備をはじめているではありませんか。どこで話を聞いてきたかわかりませんが、その3年生が提案してくれたのは『食事会』を開きたいということでした。なるほど、それは良い提案だと思い更に聞くと、“世界一クサイ缶詰”を一緒に食べたいということでした。「何でそんな物を・・・(汗)」と一瞬悪い予感が頭をよぎりましたが、3年生達の目の輝きに押され、その缶詰の手配をしました。その名も『シュールストレミング』(スウェーデンの伝統的な発酵食品で、この時期はスーパーなどで普通に売られている。日本の納豆的な存在。)

 当日。何も知らない両先生をしり目に、何かと戦いでも始めるのかという雰囲気の3年生達。お二方を外へ案内しいざ戦場へ。初めは楽しみにしていた3年生達も実物を目の前にしてからは全員が不安な様子でした。お二方にこれから始まることを理解して頂き、いよいよ開缶の時。みんなの目は一斉にその缶詰に集中します。数ある缶詰の中でこんなに緊張して缶詰を見つめたことはあったでしょうか。世界一に挑むとはこんな気持ちなのでしょうか。執刀は完全防備のM君。この大役は君にしかできません。

 そして・・・・・パカッ・・・・・・・・・・・・・「くさっ!!!!」全員が口をそろえて言いました。「○物じゃん!」、「生○ミじゃん!」、「○△*◆×!」ここでは書けないようなワードが次々に出てきます。瞬間的に『これは食べられるのか』と思いましたが、実際に食べてる人がいるんです。伝統料理なんです。食べなければいけません。だれが最初に?・・・ゲストしかいません。そしてそれを快く引き受けて下さるお二人。まずはそのままの状態で頂くことにしましたが、以外にもあっさりとそれを口に運んでくださいました。・・・パクっ・・・・・・。後はみなさんの予想通りの展開です。それに続けと3年生達が挑んでいきます。しかし・・・予想通りの展開です。私も・・・おえっ。みんなが同じ反応をして盛り上がる中、S君は・・・『案外イケる』・・・うそでしょ!?他にも2,3人大丈夫な人がいましたが、大半の人は植物の肥料にしてしまいました。途中パンにのせたりマヨネーズをかけたりして本来の食べ方で頂きました。結局その場にいた全員が食べ、世界一を堪能しました。そしてほとんどの人が思いました。『もう食べなくていいや』。

 今回の寮体験ではお二人の先生には寮生のパワーを感じて頂けたんではないでしょうか。短い時間でも本当に寮生の中に入って関わって下さったことに感謝しています。また、来て頂けたことにより寮生達も本当に嬉しそうに、いつもより活き活きと生活していたように思います。この貴重な時間を大切に今後も寮生活を歩んでいきましょう。

 お二人の先生方、本当にありがとうございました。またのお越しをお待ちしております・・・。 (堀越)

 

 

<礼拝のお話> 

T.S 1年 埼玉県さいたま市 

 皆さんは小学校、中学校で自分を一文字の漢字で表すとどんな字か、ということは聞かれたことはありませんか?僕は中学校であります。聞かれたときにとっさに「亀」といいました。考えた事もなかったことなのに、聞かれたときに「亀」と言った自分に驚きました。何故亀なの?と聞かれたときに僕は、足が遅いからと言いました。すると先生に「お前は真面目に考えたのか?」と注意されました。その次の日にもう一度聞くからちゃんと考えてきなさいと言われました。僕は家に帰ってずっと考えていました。学校の皆は「竜」とかカッコよくてその漢字を選んだ理由も簡単に書けそうなのに何で僕は「亀」という何かマイナス的な漢字を選んでしまったのか?とずっと思っていました。次の日になって先生に聞かれるまでずっと考えていました。先生に聞かれた瞬間、僕は何故自分を一文字で表すと「亀」になるか分かりました。その時先生に言った理由は、亀はのろくて一歩一歩歩くのがとても遅いけど、その一歩は確実に何かを目指していて自分も亀と同じで、その一歩は小さいけれど”塵も積もれば山となる”で僅かな一歩も大きな一歩となる、だから自分には「亀」という言葉はピッタリです、と言ったのを今でも憶えています。皆さんもとっさに言った言葉や文字が、実は自分にピッタリな言葉や文字かもしれませんよ。

 

S.R 1年 神奈川県足柄上郡 

 今日は趣味について話したいと思います。僕は野球部に入っています。ですが趣味はサッカーです。サッカーはすることも見ることも両方好きです。少し話は変わりますが、よく部活と趣味が同じと言う人がいますが、僕は少し違うと思います。部活と趣味を同じにしてしまうと、その競技のONとOFFの切り替えが難しいと思うし、趣味としてやるときにいつもやっているから本当に楽しめないのでは?と思います。感じ方は人それぞれだと思いますが、僕は趣味と部活を分けたほうがいいと思っています。

 ところで、なぜ僕の趣味がサッカーかと言うと、話は小学5年までさかのぼりますが、僕の野球チームはスタミナがそんなにあるチームではありませんでした。だから土日の練習の後などに集まってサッカーをすることになりました。最初はスタミナアップで始めたサッカーだったのですが、気が付いたら放課後や遊ぶ時でもサッカーをするようになっていました。みんなサッカーにはまってしまったのです。そんなサッカーのかいもあったのか小6の時には県大会に出場することができました。中学校に入ると部活の数が多くなり、もうそんなにサッカーをすることはなくなるのではと思っていましたが、部活の終わりや休み時間、休みの日などもサッカーをするようになり、前よりやる回数が増えたようにも思います。高校に来てからはもうそんなにサッカーをする時間はなくなりましたが、行事などでするサッカーがとても楽しみなのでぜひまた企画してほしいです。

 最初はトレーニングのつもりで始めたサッカーでしたが、いつの間にか一番好きな趣味になっていました。皆さんの趣味は何ですか?もしかしたらその趣味が部活や自分のやりたいことに良い影響を与えているかもしれません。もう一度自分の趣味と向かいあってみてはいかがですか?