のぞみ寮通信

大望館

2014/10/21

大望館通信 第224号(10月13日)

<全校礼拝の話より> 抜粋

 秋と言えば読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋など、誰もがそんな言葉を聞いたことがあるかと思います。しかし私はこれまで秋だからと言って、何かを始めるとか、何かを恒例にしているとか、そういうことはあまり考えて来なかったかと思います。

 しかし、今回私はこの秋にある事を始めました。先ほどの~の秋という言葉を使うとするなら、それはスポーツの秋です。そして私がこのスポーツの秋で始めた事は、走ることです。

 はっきり言って私は走ることが嫌いです。正確には短距離は好きだけど長距離は嫌いということです。もともと野球をやっていて、特にピッチャーを長い事やっていた私は、他のポジションの選手よりは確実に長距離を走る練習をしてきたつもりですが、楽しいと思ったことはほぼ無いに等しかった気がします。そんな私が今回走ることを始めたのにもあるきっかけがありました。

 それは今の野球部の練習の時に感じた事なんですが、実戦的な守備の練習の中で、私がランナーの役をしていた時でした。そこではアウトにならないように、しかし守っている選手にプレッシャーを与えるような走りをしようと思っていました。そして私が走る順番に。ボールは外野に落ち、ツーベースヒットに出来ると思い、またセーフになることを確信して走っていました。しかし結果は余裕のアウトでした。もともと足には自信があったし、現役の時なら確実にセーフになっていたと思えると、この一つのアウトが本当にショックでした。このままではいけないと思いました。現役時と比べて少し大きくなった体を少しづつ小さくし、体力も戻していかなければいけないという気持ちになりました。

 そこで話は戻りますが、こんなきっかけで走ることを始めました。といってもまだ走り始めてから2、3週間しか経っていませんが、寮生の力も借りながら続けていますし、今後も継続していくつもりです。

 また、この2,3週間である変化が起きたこともあります。あれだけ走ることを嫌っていたのに、最近では雨などで走れない日が続くと、そろそろ走りたいなと思うようになってきました。これは自分でもびっくりするような変化ですが、そう思えるようになった理由もわかっています。

 それは、最初に話したスポーツの秋に関係していますが、走っていて、とても爽快で、気持ちがいいのです。大抵海沿いの道路を走っているのですが、スポーツの秋とはよく言ったもので、暑過ぎず、寒すぎずのこの気候の中、浜風を受けて自分のペースで走ることがそんな気分にさせてくれるとは思いませんでした。もしかして夏か冬に始めていたらもっと早くに断念していたかもしれません。

 今回私は、その野球でのきっかけからスポーツの秋を感じることが出来ています。そしてこの感覚をぜひみなさんにも感じてほしいなとも思っています。スポーツだけに留まらず、人それぞれに合った~の秋を見つけるには今が絶好の機会ではないでしょうか。段々と肌寒い日も増えてきましたが、まだまだ過ごしやすい日々は続きます。自分だけの秋の過ごし方を見つけて、今後の生活の活力にしてほしいと思います。(堀越)

 

<いつやるの?…今でしょ!> 

 今ではすっかりお馴染みのこのフレーズ、カリスマ予備校講師が言った言葉だけあって、なかなか的を得ていると言うか、人の心を揺さぶる言葉だなと改めて気付かされました。もう古いよと思っている人もいるかと思いますが、今の私にはこのフレーズがぴったりなのです。

 私は上の文章にもあるように嫌いなランニングをするようになりました。今では晴れの日なら大抵は走っているし、あのきっかけを機に本気で続けようと思ったのも事実ですが、人の意志というのは“三日坊主”という言葉があるように、何かをきっかけに簡単に崩れてしまうことがあります。今回私があえて礼拝でこのような話をしたのは、もちろん自分のこの体験談から何かを感じ取って、今後の生活に少しでも生かされればなあという思いでの話でしたが、それとは別にもう一つ、自分にプレッシャーを与えることで逃げ場をなくそうと決意したこともあります。よく何かを成し遂げようとする時に、目標を書いた紙を壁に貼り付けるというやり方があります。日頃からその目標を文字として認識することでモチベーションを維持する方法ですが、先ほども言ったように、元々嫌いだったことを続けるというのは、いつ、何をきっかけに終了するかわからない。それならばもう後戻りできないような状況に自分を追い込んでしまえ、と思ったのです。じゃあいつ?今でしょ!…ということであの話に至りました。

 まだこれといった変化は現れていませんが、これから現れてくるであろう変化を楽しみにして今後も続けていきますので、最近サボってるだろと思った人は容赦なくツッコミを入れてくれたらと思います。

 また、文章にも書いたように、今の季節は何かを始めるにはとても良い季節かと思います。今自分の中にくすぶっている物がある人は、自分の心に問いかけてみて下さい。いつやるの?…。(堀越)

 

<新たな歩み>

O.Y(新ブロック長) 2年兵庫県西宮市

 新大望館のテーマは「大志を抱け 望まれる人間になれ ~Let’s respect each other~」です。少し長いような気もしますが、ここには大望生として、あるべき姿が込められています。

 大望のホールに大きな額があります。そこには大きな文字で「Boys Be Ambitious」と書かれています。日本語に訳すと、皆さんも知っている通り「少年よ、大志を抱け」という意味になります。これは北海道大学の初代教頭、ウィリアム・スミス・クラークが第1期生との別れを告げる時に発した言葉です。この言葉には続きがあります。

 少年よ 大志を抱け お金のためではなく 私欲のためでもなく 名声という空虚な志のためでもなく 人はいかにあるべきか、その道を全うするために、大志を抱け

 このような事を言っています。僕はこの言葉が好きです。なぜなら何か夢を持つことはとても大切なことだと思うからです。たとえ失敗したとしても、それまで夢に向かって頑張った過程がとても大切だと思っています。その夢に届かなかったとしてもそれまで頑張ったのなら道は違ったとしても自然と良い方向に道が開けると思います。

 僕はこの世の中は一人で出来ることなんて少ないと思います。なにかしようと思えば必ず、誰かの助けが必要となるはずです。先ほど話したように大志を抱いたとしても望み通りに行くには一人では当然叶いません。だからこそ、大望館の一人一人がお互いをリスペクトしあい、一人一人が自信を持って夢を持てるような館にしたいのです。リスペクトとは尊敬という意味ですが、僕の言うリスペクトとは後輩から先輩にするものではなく、学年問わず、仲間の良い所を見つけ、褒め称えてあげることです。当然、良い所を見れば、悪い所も見えてくるものでしょう。その時も、罵倒するのではなく、認める事が大事だと思います。自分が何かするには仲間のリスペクトを受けなければならないと思います。そして仲間のリスペクトを受けるためには仲間をリスペクトし、大切に思う心が必要だと僕は思うのです。その助け合い・支え合いの精神がこの今の大望館に一番必要なものなのではないかと思いこのテーマを考案しました。

 

<礼拝のお話>

H.K  1年新潟県長岡市

 僕の家では、一匹の犬を飼っています。飼うというきっかけになったのは、友達の犬を見ていたらとてもかわいくて飼いたいと思ったという単純な理由です。飼ってみたところとてもかわいくて家に帰るとしっぽを振って待っていてくれます。犬をかわいがっているといやなことはすぐに忘れ心も和やかになります。しかし世間では、動物の虐待、殺すなどという話を聞きます。しかしそれは、ペットに限ってではありません。今では、子供にまで虐待し育てられないからといってそのままほっておく、自分の家族にまで手を出しているということです。それは、心に余裕がないからではないでしょうか。会社や学校で嫌な事があったり悩みがあったりそのストレスが人間や動物に当たるのではないでしょうか。自分は、運動やゲームなどをしてストレスの発散をしています。みなさんも日常生活でストレスを抱え込まないで自分でストレス発散方法を見つけてみてはいかがでしょうか。ちなみに僕は、勉強がストレスの原因だと思っているので勉強は、ほどほどにがんばってみたいと思います。

 

<今週の写真・秋休み中の餃子Partyにて>