毎日の礼拝

毎日のお話

2014/10/16

小田中肇(教頭)

詩編 42編2~3節

シャミソー著「影をなくした男」という小説がある。主人公は自分の影と引替に、悪魔から魔法の財布を得て金持ちになるが、世間に影がない事を知られ、冷たい仕打ちに苦しむ。そのうち、悪魔の本当の狙いは自分の魂だと知るが、きっぱり拒み、魂を悪魔から守る。私達の魂は、深い所で神を求めている。神を求める道は、互いの影を大切にする事から始まる。影を否定する事は、魂を失う事だ。自分や家族、友人が抱える影を否定せず、互いに認めて大切にする。それが命に至る道だ。