のぞみ寮通信

みぎわ館

2014/09/20

みぎわ館 第206号(9月18日)

私の休日

 人呼んで、「必殺 器用人」。そんなふうに呼びたくなる彼女、その名はT.Mさん。大型連休は、熱狂巨人ファンならぬ、追っかけのようにひたすら球場を駆け回り、目を輝かせているそう。その姿は、まるで野球少年ばり。

 と思いきや、週末のちょっとした休日は、一人黙々と手芸の人。それらの作品は多岐に渡り、どれも手の込んだ作品ばかり。この連休中一日も欠かさず、Tさんは趣味時間を満喫していました。

 右の写真がその作品です。今回仕上がったのは、真ん中にある籐のちいさなカゴです。後ろにある、可愛いフルーツの飾りをつけたフェルトのティッシュボックス(少し見づらいかも…)は、ゴールデンウイークの時に仕上げた代物。両端のぬいぐるみは、夏休み。という具合に、彼女の周りには、手作りのとても可愛い作品がいっぱいなのです。余りの手の器用さに、いつも関心させられるばかりです。因みに、部活はテニス部ですから頼もしいものです。

 自分の時間、自分の休日に“マイ・スタイル”ができれば、この寮生活も乙なものになる事を、彼女の姿を通して改めて教えてもらった様な気がしました。

 彼女が「私は、ほぼ、お父さん似です。お母さんからは、唯一コレをもらいました。」と、自分の手を指して話してくれたのが印象的でした。自分のタラントを両親から受け継いでいる事をこんなふうにお話できるって、素敵です。(榎本)

 

 

 

寮体験プログラムを終えて

 9月7日(日)~9月12日(金)までの約1週間、通学生を対象にした「寮体験プログラム」を行いました。今回体験に参加してくれた皆さんから嬉しい感想を頂きましたので、みぎわ館で過ごした方々のものを皆さんにもお届けします。一部の方のみですが、ぜひお読みください!

 

 

 ☆1年 U.Jさんより……☆ 

 私は9月7日の日曜日から12日の金曜日までの一週間、「寮体験プログラム」に参加させてもらいました。最初は緊張してて不安でした。飼っている猫達のことが気になったり、寮でみんなと仲良くできるかや、掃除や洗濯をきちんとできるか心配でした。

 寮についた時、友達が迎えにきてくれました。それから部屋につくと2人の先輩がいました。寮生のみんなは仲良しでその中に入れるかどうか不安でしたがみんなが優しく受け入れてくれました。安心することができました。

 寮に入って気付いたことはたくさんありました。最初は寮のあいさつです。寮では誰にもあいさつをしていました。家と違って緊張感を感じました。きちんとした言葉遣いをしたり、掃除をしたり、普段の生活にはないことをしました。でもその結果、敬語のつかい方がうまくなったり、知らない人でも話しかけることができるようになりました。

 最後の夜には寮で有名なムーンライトというケーキを食べました。いっぱい笑ったり、話したりしました。

 短い5日間でこんなに寮生と仲良くなれるとは思ってませんでした。寮の体験プログラムに参加して、積極的に取り組むことができるようになりました。ありがとうございました。

 

 ☆2年 K.Rさんより……☆

 私が寮体験をしてみてまず始めに思ったことは、こんな規則・ルールだらけの生活を毎日してる寮生はすごい!ということです。実際に生活してみると、普段とは程遠い日常に、私はとまどうばかりでした。あいさつ、お風呂の入り方、夜の礼拝、自習時間、消灯時間など。最初は本当に慣れることができなくて、ちょっとしたプレッシャーを感じ、ある意味寮にいるより学校で過ごす時間の方が気楽だったりしました。

 そんなやりきれない中、私を支えてくれたのは寮のみんなでした。何度同じことを質問しても嫌な顔せず、優しく教えてくれた同じ部屋の子だったり、間違った言葉を使った時、先輩・後輩関係なく教えてくれた1年生だったり。みんなの優しさにふれたことで、寮生活に自信を無くしていた私は、残りの時間を「とにかくこの生活に慣れてできるだけ楽しく過ごしたい」と考えるようになりました。

 ちょっとした喜びが少しづつ増え、やっと寮生活に慣れてきた頃、このプログラムが終了してしまい、ホッとするような解放感と同時にとてもさみしい気持ちにもなりました。部屋のみんなでしたムーンライト、みぎわ館全体でした自己紹介やゲームなどの行事、いつもは見れない寮生の一面を見れたり、登下校の早さに感動したり、友愛館での朝食・夕食が新鮮だったり。普段の生活では考えられないような、かけがえのない体験ができた、あっという間の1週間でした。

  私に寮体験をさせてくれたお父さん、お母さん、先生方、また私を支えてくれた寮生のみなさん全員にこの感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございました。

 

 

 心の温まる感想をありがとう!こちらこそ、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。またぜひ顔を出しにいらしてくださいね!体験に来てくれたみんなも、みぎわファミリーの一員ですよ~(遠藤)

 

 

礼拝の話

3年  N.M

 皆さんは、「楽しい」と感じる時は、いつでしょうか。友達と話をする時、好きなことをしている時、色々あると思います。私は中学の頃、本当に何が楽しいか分からなくなっていました。ゆるい学校で部活はサボりまくり、友達とずっと遊んで、何となく3年が過ぎていました。そのまま、同じ高校にヌルッと入ろうと思っていましたが、姉の強烈な勧めで、いつの間にか敬和に入る事になりました。

 そんな私は、敬和に入ったら、もう、今まで自分がどれだけ狭い世界にいたのか、実感させられることになりました。異なる考えを持つ人とぶつかりあったりして、めちゃコワい先輩が居たり、何となく入った部活がめちゃキツかったり、何でも自由に出来て誰とでも傷つかないような友人関係だった中学生活とは真逆で、ずっと戸惑っていました。

 しかし、しばらく経つと、私も変わっていき、部活が楽しくなってきたり、自分の気持ち、言いたいことがハキハキ言えるようになったり、時間が無いように感じる忙しい事に慣れ、むしろ、今の方が楽しいと感じていたりしました。

 何故、こんなツラいのに、楽しいのだろうと思っていましたが、それは、本気で取り組んでいるからだと気付きました。敬和の人は本気の人がたくさん居ます。ミーティングで、部活で、友人関係で沢山の人が本気でぶつかり合っています。私は、一歩、引いた感じでしたが、相手が本気で来た時、自分が本気で返さなきゃ、と思うようになり、私も、本気でぶつかれるようになりました。

 そして、何となく、すごく楽だった中学校生活より、数倍も楽しいと思える敬和生活を送る事ができました。

 皆さんも、本気で物事にぶつかってみませんか。つまらない学校生活より、ツラくて楽しい学校生活の方が得るものは多いですよ。