のぞみ寮通信

めぐみ館

2014/06/23

めぐみ通信 (2014年6月18日)

☆フェスティバル☆

 2014年6月13日14日、敬和学園最大の行事であろうフェスティバルが行われました。めぐみっ子たちはもちろん、敬和生全員が3年生を中心として2ヶ月にも及ぶ準備・練習に励み、挑んだこの日。感動の嵐であったことはいうまでもありません。

 この日、めぐみっ子たちの朝はすさまじく早くから始まりました。一番乗りは一体誰だったのでしょう。前の晩の点呼の時「あ~、明日は3時半起きだよ!」と言っていた人たちが居ました。みんなのヘアーメイクを担当するため、誰よりも早く起きて準備をするのです。してもらう人たちだって、3時半・4時・4時半・5時…と予約時間に合わせて起きていたのだそうです。そして自分がヘアーメイクをしてもらったら、他の人のメイクを助けたり、着付けを手伝ったり…。ですからこの日の朝食は「…誰!?」ってくらいに変身しためぐみっ子たちが集まりました(笑)。

 「ね~、先生!見に来てくれるの?」「もちろん!すっごく楽しみにしているからね!」なんてやり取りを幾度も繰り返して、いつもよりずっと早くに登校していくみんな。お天気はなんだか空からポツポツきているように感じますが、そんなことお構いなしのみんなの元気さ。この元気さで晴れるんじゃないか!なんて本気で思う私がいました。(でも本当に晴れたんです!お昼からは日焼けが気になるほどの、太陽のジリジリを肌で感じるほどの晴天に!!みんなの想いが届いたね!)

 

 1日目はチャペルで演劇と合唱が披露されました。深夜までかかって手直ししていた脚本・大道具、セリフ覚えに発狂していた事、伴奏の練習で涙しそうになっていた事、チーフとしての役割に苦悩したこと、悩んだり苦しんだりしている3年生を心配や尊敬を持って見守っていた1・2年生たちのことを思い出し、発表中、何度も涙がでそうになってしまう私が居ました。出番を終えて席に戻るめぐみっ子たちの姿を見ていると、本当にキラキラしていて、達成感と充実感に溢れたステキな表情をしていました。

 2日目は小雨降る中始まりました。とてつもなく可愛く着飾った彼女たち。見た目も可愛いのですが、内から溢れてくるものが(オーラとでも言いましょうか!)可愛くて…。「楽しんでくるんだよ!」「怪我しないでね!」「いってらっしゃい!」何だかちょっと口うるさいお母さんのようにいろんなことをみんなに言いながら送り出してしまいました(笑)。

 「間に合わないよ~!」なんて本気で焦っていた衣装作り、「筋肉痛で…」「腰が痛い…」なんていいながら自主練にも取り組んでいたダンス、素晴らしいフェスティバルにしたいと時に各連合と口論になり涙した日もあった本部の人たち、チームがなかなかまとまらず、落ち込むチーフ・リーダーたち。連合の想いを形に…と旗づくりを前日に心を込めて描く人たち。いろんなことがあったからこそ、この当日をこんなにも活き活きと堂々と過ごすことが出来ているのだろうなぁ、と感じました。みんな、本当にお疲れ様。私も、とっても素敵なフェスティバルを経験させてもらいました!

 校長先生のお話にもありました。この2日間を思い出にするのはまだ早い。それは卒業後。想い出づくりにフェスティバルをしているのではない。これからの敬和生活を送るためのエネルギーとしていくのが、このフェスティバルなのだと。準備期間のみんなの姿を見ていて、本当にその通りだと、そのことをめぐみっ子たちは理解してこれまでの時間を過ごし、取り組んで来ていたのだと気付きました。週末しっかり休んで、火曜日から始まる学校生活、敬和生活、エネルギーたっぷりに、がっつりがっつり楽しんでいってほしいなぁと願います!

 フェスティバル後の夜、めぐみ館の中はなんだかとても静かでした。静か~にパソコンに向く人たち数人、テレビの前でぐったりな人たち数人。その他の人たちは部屋で静かに(?)疲れを癒していたようです。消灯後、ホールに明かりがつかないなんて、何日ぶりの事でしょう。このぐったり感からも、やりきった感が伝わってきます。みんな、本当にお疲れ様でした!(森口)

 

 

 

礼拝のお話

*Y.M(2年生)

 

 私は先日、こんな人を見ました。それはプラスティックゴミと燃えるゴミがごちゃごちゃになっているのを何も言わずに分別してくれている人でした。それだけではなく、教室に落ちているゴミが自分のじゃなくても拾って捨ててくれている人、水浸しになっている廊下を「拭こっか~!」と言って拭いてくれている人たち…。その時の私は自分の事でいっぱいいっぱいになっていて、あまり周りが見えていませんでした。でもある先生に「深呼吸してみな」と言ってもらい、ちょっと冷静になれた時、周りにはこんなことを気持よく楽しそうに出来る人たちがたくさんいるんだと気付かされました。

 自分に余裕がないという事を理由に落ちているゴミも誰かが拾ってくれるだろう、掃除の人がやってくれるだろうと知らず知らずの間にスル―してしまっていました。だけど、それはやっぱり何か違うなとも感じていましたし、改めて「違う」と思うことが出来ました。

 普通だったら面倒くさい、落とした人が悪い、自分には関係ないって思います。確かに平気でゴミを捨てていく人は悪いです。でもそのゴミを文句も言わず、自ら進んで拾い、捨ててくれている人を見て、すごいな、かっこいいなと考えさせられました。

 これはゴミの話だけではありません。いろんなことに通じる話だと思います。私もこんな心の広い人になれるといいなぁと思います。