敬和の学園生活

日常の風景

2014/02/14

42回生 成人を祝う会

<それぞれの成長を携えての再会!! 42回生成人を祝う会 開催!!>

 2月8日(土)には、42回生の「成人を祝う会」が行われ、敬和のチャペルに卒業生約80名が集いました。第一部の成人祝福礼拝では、学年主任の辻元先生が礼拝のお話を担当され、敬和を卒業しそれぞれの場で活躍している一人ひとりに、今一度見つめ直すべき「敬和らしい生き方」を語られました。

 この会を企画運営した実行委員による新成人の言葉や現役の器楽部員による祝賀演奏、また記念撮影を経て、会場を友愛館に移して行われた茶話会では、懐かしい顔ぶれとじっくり話をしながらお互いの成長を確認し合う事ができました。

 この日は、記録的な寒さと記録的な大雪が日本列島を包みましたが、敬和ではこの「成人を祝う会」を通して、卒業した後もそれぞれの中に生きている「つながり」と「成長」、そして「感謝」を確認する心温まる集いとなりました。

 

 

 

<新成人の言葉>

42回生蔵王クラス S.T

 

 皆さんこんにちは。今回の成人祝福礼拝 実行委員長のS.Tです。今回多くの方々の協力を受けて、この会を開けたことに感謝します。

 敬和を卒業してから約2年経とうとしていますが、その間、皆さんはどうされていましたか?

 私は、コックになって自分の店を出したいという夢を胸に、料理の専門学校に進学しました。しかし、その夢が最初の挨拶、いや返事の所から打ち砕かれました。表向きは静かなレストランでも、厨房の中は換気扇が回っていたり、料理をしている鍋の音などが響いていて、非常に騒がしいのが当たり前です。そこでは、まず包丁の使い方や皿洗いの前に、大きな声での返事をする事が求められます。それが出来なければ話になりません。自分では返事をしているのに、料理長には聞こえていなかったようで「返事がない」と怒鳴られたり、皿洗いは寒さの厳しい冬、指の皮がボロボロになっても冷たい水で丁寧に皿を洗わなければ店が回っていかない、料理の盛り付けでは、お皿の決められた位置に料理を盛らないともう一度やり直しになり、厨房全体に迷惑をかけてしまうなど、自分の想像を超える厳しさがたくさんありました。

 しかしそのような中、敬和で学んだ事が今の自分の大きな支えになっていると感じました。例えば厨房では、自分の意見を求められる事が多くあります。二人の先輩がいて、違う意見を出されて「お前はどう思う?」と聞かれた時、周りに流されるのではなく、自分の意見をはっきり言わなくてはいけません。そんな時、敬和で経験した事や学んだ事、特に周りの人とコミュニケーションを取る力が厨房でも生きていると思います。

 いままで多くの人に支えられてきましたが、ようやく東京のレストランに就職が決まりました。今までの学びや経験、そして一人一人の繋がりを生かして、与えられた場所で全力で頑張りたいと思います。今日はご清聴ありがとうございました。