のぞみ寮通信

光風館

2013/12/10

光風館通信 第398号(12月8日)

< 知ってる? アドベント >

 みなさんは“アドベント”っていう言葉を聞いたことがあるでしょうか?アドベントとは、イエス・キリストの降誕(誕生)を待ち望む期間のことを言います。アドベントという言葉はもともとは“到来”を意味するラテン語の“Adventus”から来たもので、キリストの到来(この世に与えられること)を表します。

 クリスマスまでの4回の日曜日をアドベント期間として、最初の日曜日に1本目のろうそくに火を灯し、2週目の日曜日に2本目のろうそくに火を灯し、3週目に3本目のろうそくに火を灯し、4週目に最後のろうそくに火を灯し、クリスマス礼拝やクリスマスイブの礼拝では4本のろうそく(教会によっては5本のところもあります。敬和のチャペルも5本のろうそくです)に灯を灯し、イエス・キリストの誕生を祝います。

 私は昔からアドベント期間にろうそくの火を見ながら礼拝を守るのが好きでした。暗い中にろうそくの明かりが灯るのを見ると、差別や貧しさで大変な生活を余儀なくされていた聖書の時代の人々の暗い毎日に救い主イエスという光が与えられたことを思わされます。

 アドベントというイエス・キリストの誕生を“楽しみに待つ”期間、日頃キリスト教には無関係の人たちも、街もクリスマス一色になっていきます。クリスマスの音楽が流れ、クリスマスツリーや飾り、電飾で街が彩られ、飲み物やお菓子のパッケージまでクリスマス仕様になり、なんだか気分もウキウキしてきます。きっとみんなもクリスマスプレゼントやクリスマスケーキ、友だちや家族とのクリスマスパーティーで盛り上がる人は多いと思います。私も若い頃、教会へ行っていましたが、教会外でも全力でクリスマスを楽しんでいたタイプです。そんな私に忘れられない出来事がアドベント期間にありました。それは、今から5年前の12月8日に、娘が生まれたことです。イエス・キリストの誕生を楽しみに待つ期間に、娘の誕生を楽しみに待つという経験をし、以前よりさらにアドベントやクリスマスの意味が自分には大きなものになりました。娘が与えられるという経験を通して、それまでアドベントとは何もせずにただ待っている期間と思っていた私ですが、そうではないのだと気付かされました。娘が生まれるまでの期間、妊娠している妻を(家事や健康面で)支えたり、子どもが産まれた時に必要なものを揃えたり、父親になる心構えをしたりしました。それはアドベントを過ごす時にも同じなのではないか、その時を楽しみに待ちながらも自分がすべきことにしっかり取り組まなければいけない期間なのではないかと気付きました。

 テストも終わり、もうすぐ冬休み、もうすぐクリスマスと浮かれ過ぎると、大切なものが見えなくなったり、生活がルーズになったり、事故や怪我が起こるかもしれません。冬休みまであと10日。ここでしっかり光風館のみんなで気持ちを引き締めて、残りの10日を過ごしていきましょう。また、アドベントやクリスマスの意味を心に留めて、毎朝のクリスマスの讃美歌を歌ったり、聖書や礼拝の話に耳を傾けてみてください。アドベント期間やクリスマス礼拝の日に教会へ行ってみることもお勧めします。(三浦)

 

 

 

< 今週の1枚+1枚 >


 大掃除の様子。毎日の掃除、大掃除は部屋ごとに決められた公共スペースを掃除します。お風呂掃除にはカビキーラ―とタワシ、そしてケルヒャー社製の高圧洗浄機が必需品です。ひとりひとりが持ち場をしっかり掃除することで、より気持ちの良い寮へと変わっていくのです。

 

 

 

 

 

 

 

 キャロリングの様子(敬和の前のパン屋さん・エミタイにて)。12月になると毎年、のぞみコール(のぞみ寮の有志の讃美歌を歌う会)のメンバーで学校近辺、新潟市内の教会や学校の先生のお宅、のぞみ寮の各館へキャロリングに行きます。キャロリングが始まると、「ああ、クリスマスだなぁ」と思わされます。

*  キャロリングとは、クリスマスイブに子どもたちが街の家々を訪ねてクリスマスの讃美歌を歌うことを言います。(三浦)

 

 

 

<礼拝のお話し>(11月のお話です)

Y.M(2年) 

 みなさん、こんばんは。2室のYです。みなさんはドラマをよく観ますか?今日は私が観ているドラマの1つを紹介したいと思います。紹介するドラマの題名は『武神』といい、韓国のドラマです。

 舞台となるのは13世紀の高麗。王の失政と文部貴族の横暴により権力を失っていた高麗王朝に武力によって政権の座に武臣が君臨していた時代、チョン・ジュンブやイ・ウィバンといった権力者たちの中を掻い潜って最高権力者の地位についたチェ・チュンホンは、都房という自らの組織を率い国政を牛耳っていました。そんな中、都房による圧政に不満を抱いていた僧侶らが反乱を起こしたことにより、各地の寺院は激しい弾圧を受けることになりました。主人公である僧侶見習いのムサンは、他の僧侶たちと一緒に都房に捕えられてしまいます。しかし、撃毬という競技で活躍したことにより、キム・ジュンはチェ・チュンホンの息子であるチェ・ウの目に留まり、家臣として取り立てられます。その後、大帝国のモンゴルの侵略を受ける中、政権を父から継いだチェ・ウの側近として活躍していくキム・ジュンは、やがて崔氏政権を倒し、政権の頂点に君臨しました。主人公であるキム・ジュンは奴婢、奴隷から最高権力者にまで昇りつめました。そこには、奴隷でも、人として生きることを求めた勇敢な人間性があったのです。

 私はこのドラマを観ていて、そのような生き方は決して真似しようと思ってもできるものではないと感じました。人として生きる。それは当たり前のことなのに、時代がそれを許しませんでした。しかし、その時代に打ち勝って、真の自分を掴み取ったのです。私たちは、本当の自分を隠し、周りの環境と同化しながら生きています。時代に勝てとまではいきませんが、周りに飲み込まれるのではなく、逆に、食い尽くすぐらいで、これからを生きてみてはどうでしょうか?新しい自分を見つけられると思います。

 

W.K(2年) 

 みなさん、こんばんは。3室のWです。今日は聖書によく出てくる「愛」について話したいと思います。

 みなさんは愛と聞くと恋愛のことを想像する人が多いと思います。それは間違いではありませんが、聖書に出てくる愛は、大切にする、敬うという意味があると思います。聖書の愛は重要な言葉で、信仰、希望、愛という3つの大切な言葉の中でも愛は最も大いなるものと言われるくらいです。

 さらに、聖書に出てくる愛は、三種類あります。一つ目は、神様から人への愛。二つ目は、人から神様への愛。三つ目は人から人への愛です。しかし、神様の愛と私たち人の愛には大きな違いがあります。

 神様の愛は、私たちに対していつも永遠にあるものですが、私たちの神様や他人に対する愛はいつも忘れてしまいがちです。なので、人をバカにしたり、差別をしたりしてしまい、ケンカなどの争いごとを繰り返してしまうのです。皆さんも愛を忘れないで、どんな相手でも敬い、大切にしていけるように一緒に努力してみましょう。

  

N.R(2年) 

 こんばんは。4室のNです。今日は「本を読むこと」について話したいと思います。みなさんは1年間に何冊ぐらいの本を読んでいますか?毎日読んでいる人、1ヶ月に1冊ぐらい読んでいる人、1年間で1冊ぐらい読む人や全く読まない人など様々だと思います。本は読解力が上がってテストや何か他のものに役立ってとても良いなどと言われることが多いです。もちろん、それも重要で良い事だとは思うのですが、何よりもその作者が書いた本の世界を楽しめることが良いことだと思います。いろんな本を読んでいろいろな世界観やいろいろな意見、考えを知ることができます。本を楽しみたいなら、普通の小説はもちろん、エッセイや活字は少ないかもしれないけど、しっかりと楽しめて考えさせてくれるマンガなどでも良いと思います。

 みなさん、これからは少し目に留まった本を手に取って読んでみてはどうですか。今はテスト前なので、しっかり勉強した後にでも楽しんでみてください。