自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2013/11/07
寮体験プログラムありがとうございました!
10月20日(日)から25日(金)までの一週間、寮体験プログラムとして、二人の通学生がめぐみ館の仲間として生活してくれました。二人にとっては、会話の中で飛び交う知らない用語(食当、電話ダッシュ、札返し、ブロックフリー、おはよう放送、などなど)や慣れないルールに戸惑い、家族と離れた暮らしや、初めて話す寮生たちの名前を覚えるのにも精一杯のめまぐるしい日々だったことでしょう。そんな中でも、二人と話すと、それぞれに良い体験となった様子が伺え、嬉しい限りです。本当にめぐみのみんなのおかげです。ありがとう!
また、4館合同行事で行なった「借り人競争」と「手繋ぎ鬼」。寮体験で新しく来てくれた人も寮生も、自己紹介や他者紹介を楽しくできるとてもいいアイデアで、笑いにあふれたイベントとなり、すっごく盛り上がりました。行事委員のみんなもありがとう!
たった1週間ではありましたが、生活を一緒にすることで、学校で二人と同じクラスのめぐみの子からも、「今まで気付かなかったけど○○ちゃんってこんな一面もあったんだよ!」といった新しい発見もたくさん聞くことができました。また、プログラム期間中に1年生ミーティングがあったのですが、その中で二人から「なかなか寮の生活に馴染めなくて苦しい時があって・・・」と寮体験中の不安やしんどさを伝えてくれた場面もありました。そんな不安を言える関係性を、こんな短期間でみんなが築いてくれたことにまず感動したのと同時に、その言葉を受けて「そんな気持ちにさせていたなんて!」「そういえば私たちも入寮したての頃は分からない事だらけで辛いこともあったよなぁ・・・。寮の楽しさをもっと感じてもらえるように、もっともっとサポート頑張るね!何でも言ってね!」「寮の仲間は、本当にどんな自分でも受け入れてくれる仲間なんだ。安心して生活してね。」と、口々に寄り添うめぐみ館のみんなの優しさと力強さに心を打たれました。
めぐみ館に体験で来てくれた2人が感想を書いてくれたのでぜひ読んでみて下さい♪Kさん、Yさん、めぐみ館に来てくれてありがとう!(会田)
< 寮体験プログラム感想文 >
1年T.K
寮生は、あいさつさえしたら何とかなるものかと最初は思っていたけど、思っていたよりも大変で、寮生が自立できる理由が分かった気がしました。日々の生活の中で、当たり前のことが今まで出来ていなかったな、と感じました。最初の数日間はただただ辛いだけで、すごく帰りたいと思ったけれど、最終日が近くなると楽しくなってきて、もっと体験を続けたいなと思いました。
1年T.Y
私はこの一週間、寮に泊まりました。めぐみ館に泊まりました。最初は全然なじめなくて緊張してしまったけど、あっという間に楽しくなりました。普段あまり話したことのない人とも気軽に話せるようになりました。本当に嬉しいです。みんな最初から友達のように接してくれました。部屋のメンバーも良かったです。修養会やオリエンテーションキャンプでは、他の部屋に行くことはなかったけれど、寮ではいろんな部屋に遊びに行きました。館内行事や全館合同行事も面白かったです。いい思い出が出来たと思います。参加して本当に良かったです。ご飯も美味しかったです。寮生だけが食べられるような特別な食事ができたと思います。今まで暇だった自由時間を充実して過ごせました。寮の中ではこの時間が一番好きです。どの時間もいいですが、特にピアノを弾いていると楽しくなります。寮のホールやピアノ室で練習しました。讃美歌を弾くのが一つの楽しみになりました。これをきっかけに弾ける曲をどんどん増やして、ぜひ演奏をしてみたいです。礼拝がさらに楽しみになりました。
学校もいいですが、放課後が待ち遠しかったです。寮体験が終了してしまうのが寂しくなりました。寮体験ができて本当に楽しかったです。すごくいい経験になりました。寮に入れば変われると思いました。ぜひ寮に入りたいです。






春が待ち遠しい?
寮で暮らすみんなは休日をどのように過ごしているでしょうか?教会に行く人、部活に励む人、街に買い物に行く人、寮で自分の時間を楽しむ人、とにかく寝て日頃の疲れを癒す人・・・などなど。日によって人によってその過ごし方は様々。私も夕食後などに、そんなみんなから今日あった出来事や買い物の戦利品(!)の話を事務室で聞くのが楽しみだったりします。
さて、10月のある休日。館内にいた2年生と3年生を一人ずつつかまえて、寮の買い出しに連れて行きました。二人とも声をかけたら快諾してくれ、そのついでにホームセンターで、あーだこーだと言いながら花の苗とチューリップの球根等も買って、一緒に玄関横の花壇に植えてみました。出来上がった花壇を眺め、「華やかになったね!」「いいね!」と満足顔の3人。また、球根が植わった土山を眺めながら「あー春が楽しみ。早く春にならないかなぁ。」と2年生。「卒業しているけど、春に咲いたら見に来ます。」と3年生。まだ秋もクリスマスも終わっていないうちからそんなことを言う二人。微笑ましいなぁ~。
メールでもネットの情報でもコンビニでも、“欲しい”と思ったものにすぐ反応が得られる中で、不便だったりもどかしかったりするかもしれないけれど、こういった“楽しみを待つ”という体験や感性も一緒に、この寮生活の中でどんどん増やしていってくれたら素敵だなぁと二人を見ていて思った休日でした。(会田)


礼拝のお話
1年S.H
今日は折り紙の話をしたいと思います。ある日You tubeをみていると、横に「忍耐強い人だけが折れる折り紙の折り方」というものがありました。興味がわいたのでさっそく折ってみることにしました。しかし私は忍耐強くなく、すぐにやめてしまいました。なぜかというと、30分以上折っては開き折っては開き…の繰り返しだったからです。30分も頑張ったのにできたのはしわくちゃになって広げられた紙。折り始める前と比べるとよれよれでみずぼらしく見えます。しかし、ここには次のステップに進むために必要な物がつまっているのです。ちなみに、ここから折り進めたのは、全部私の妹です。私は何もやっていません。そこでできたものが、これです(写真)
鶴を折った事がある人なら誰でも知っているように、折り紙では「折りあとをつける」という作業がとても大切なのです。折っている最中は、何のためにここをこんな風に折って、しかも結局また広げるのかと自分のやっている事の意味がよくわからなかったりします。けれど折り進めていくうちに、先ほど折った折りあとがあるおかげで、次の段階がスムーズに折れるのだと気付きます。
人生も似たようなものかもしれませんね。色々な事を学び、体験を積み、前進してきたはずなのに、ふと気づくとまるで振り出しに戻ってしまったかのように感じ、「全然できていない!私なんかダメな奴だ!」とか「何も形にならないじゃない」とかショックを受ける時があります。でも、そうじゃありません。振り出しに戻ったかのように見えても、今ここにいる私には次のステップに進むために必要なたくさんの折りあとがついています。それは失敗した跡ではなく、素晴らしいものをつくり上げるために必要な「折り跡」なんです。