自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2013/03/11
< 寮務教師って >
先週突然の発表に驚いてくれた人や残念がってくれた人達、ありがとうございます。嬉しいリアクションでした。「やったー」と言われるかなと考えてもいましたが、惜しまれるうちが花ですね。
みんなにとって寮の教師はどのような存在でしょうか?先生と呼ぶことに躊躇する人もいる
し、お兄さんと呼ばれる若さも無くなっているので、「オッサン」と呼んでくれる失礼な人もいます。寮務教師の主な仕事は寮の管理です。管理には大きく2つの意味があります。一つは生徒の管理です。生徒を保護者から預かっているので、みんなの安全や健康を管理する義務があります。もう一つは、寮の運営管理です。建物の修理や過ごしやすいように改善することもありますが、生徒と共に寮を運営することが多くの割合を占めます。
寮とはどんなところか?寮は更生施設でもないし、修道院でもないし、もちろん家でもない。1学年十数名程度で四十数名が過ごす館を運営していくのです。みんなもわかっていると思いますが、部活や選抜されて寮へ集まったわけでは無いので、一人ひとりの気持ちや考えはバラバラです。運営することは簡単ではありません。口や規則で縛ったところで、生徒が言うことを聞くような簡単なことではないのは、みんながよく知っているでしょう。館を主に担当する先生が1名ずつ決まっていて、男子2人の担任をサポートする先生が1名もしくは2名で運営します。
寮務教師は、時にみんなを導く先生のような指導力や兄貴のようなリーダーシップ、厳しく注意する時には頑固オヤジのような父性、病気や悩んで苦しんでいる時には寄り添う優しさが求められます。学校の先生と大きな違いは、生活を共に送るので人間性そのものが伝わるのです。ある学校の先生は、「寮の教師は自分の部屋にウンチが落ちていても平気な人しかできない」とさえ言われるほど、寮の教師は大変だそうです。
よく大変だねと言われましたが、私は10年間寮務教師を務め、ほとんど楽しい毎日でした。みんなとふざけたり、遊んだり、作ったり、話し合ったり、時には叱り飛ばしたり、悩みを聞いたり、相談に乗ったりもしました。私では解決できないことや、自分だったら耐えられないようなことを抱えている人もいたり、自分自身が問われることもありました。10年も続けられたことは、寮に生徒が集まってくれるお陰でした。なにより支えとなってくれていたのは、寮生みんなでした。
父親でもなく、教師でもない、一緒に生活を共に送り、「あれしろこうしろ」と口を出す大人に、みんなは、反抗したり、悪さしたり、態度で表したり、たまに感謝したり、共感してくれたり、喜んでくれたりと、反応してくれます。その一つ一つに感心させられたり、驚かせてくれたり、気付かせてくれたり、私が寮務教師として働くエネルギーとなり、学習する機会を与えてくれました。寮務教師を育ててくれるのはみんなでした。今の私があるのは、寮生のお陰なのです。
みんなは後1,2年の寮生活しか残っていませんが、思う存分寮生活を満喫してください。やりたいことは必ず寮の先生に相談してください。学校生活や寮生活の中で、失敗した時や困った時は寮の先生を頼ってください。全国的に見ても、こんなに楽で、楽しい寮は無いと思います。どの様に送るかはあなた達しだいです。
私が心残りなことは、みんなと真夜中のピクニックをやりたかったことです。少しサバイバル的で危険が伴うことですが、500mlの水を一人1本もって、地図やお金も持たずに、みんなの力で、50キロくらい離れたところから寮へ歩いて帰るような計画を寮のまとめ合宿でやってみたかったです。それと無人島で暮らすのもね。
(帆刈)


< カッコいい先輩 >
2年生のみんなはすでに「先輩」ですが、1年生もあと1ヶ月ちょっとで「先輩」と呼ばれるようになります。みんなは「先輩」と呼ばれる準備はOKでしょうか?もちろん、だまっていても、新1年生からは「先輩」と呼ばれるでしょう。でも、私がみんなに求めるのは「カッコいい先輩」になることです。
恐らく、「カッコいい」と聞いて「オレは無理」「カッコいいなんて言われたことない」という人も多いと思います(決してみんながカッコ悪いと言っているわけではありません)「カッコいい」って一体何なんでしょう?
私は、今までの人生の中で何人か心から尊敬できる「カッコいい」先輩に出会ってきました。例えば、ホテルでアルバイトをしていた時に出会ったカッコいい先輩。ホテルの結婚式場でウェイターとしてバイトをしていた時、よく上司から怒られていました。自分が悪くて怒られることもありましたが、上司の説明不足で怒られる必要がない時に怒られてしまうこともよくありました。自分に非が無くても、さすがに何歳も年上の上司に、しかも恐い人だったので言い返すことはできませんでした。そんな時にバイトの先輩が間に入ってくれて、上司が悪いときには上司に対して「それは違うと思います」と言ってくれることが何回かありました。その時、その先輩のことを「カッコいいなぁ」と思ったのを覚えています。決して顔や服装ではなく、その人の内面がとても輝いて見えたのです。
また、アメリカに留学していたときに、日本から来ていた同じサッカー部に入っていた先輩にかわいがってもらっていました。どんな人にも公平に接し、本当に細かいところまで面倒を見てくれました。慣れない外国生活だったので、先輩の優しさは本当に身にしみました。その先輩に「いつものお礼に」と食事を御馳走したり、旅行へ行ったときにお土産を買っていこうとすると、きまってその先輩は「俺に何かお礼を返すんじゃなくて、お前の後輩に自分がしてもらって嬉しかったことを返せよ。俺も先輩にそうしてもらってきたから」と言います。なにか見返りを求めることなく、常に人のためにと考える先輩を「カッコいいなぁ」とよく思っていました。
後輩にとって「カッコいい先輩」とはどんな人のことを言うのでしょうか?実際にみんなは先輩・後輩という関係の中で生活しています。みんなにも「カッコいい先輩」の理想像があるかもしれません。少なくとも、髪の毛をいじる、服で着飾るような表面だけを気にするような先輩にはなってほしくありません。
また「先輩」を勘違いしないようにしてほしいと思います。「先輩だから」と後輩を自分のいいように使ったり、見下す態度をすることが本当の先輩としての態度でしょうか?そんな「残念な先輩」にはならないように心掛けてください。
表面ではなく、内面を磨いて、後輩にとって「あの先輩のようになりたい!」そう思わせるような「カッコいい先輩」を目指してください。
(三浦)
< 礼拝のお話し >
N.H(1年)
みなさん、こんばんは。4室のNです。今日は「我慢すること」について話したいと思います。だれでも我慢したことがあると思います。我慢するということは、なにかの物事に耐えるということです。でも、人間だれでも限界というものがあります。自分を例に挙げると、我慢の限界までくると、胃が痛くなり、立てなくなることもあります。他には、頭が痛くなったり、なんでもいいから物や人に当たってみたり、暴走したりします。なので、だれでもリフレッシュする必要があると思います。音楽を聴いたり、好きなことをしてリフレッシュしている人もいると思います。自分は最近、部活中に大声を出してスッキリしています。みなさんも溜め込まずに、はき出せる時にははき出して、リフレッシュしてみませんか?