自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2013/01/21
< スタートしました! >
後期後半がスタートしました。みんなが事故もなく、元気に、満面の笑みで帰寮したこと、本当に嬉しく思います。冬休みはきっと、家族と共に暖かい時間を過ごしたんだろうなぁと想像が出来るみんなの姿に、私達もエネルギ
ーを貰いました。
始まった、後期後半。たくさんの出来事がある時期です。たくさんの変化が起こる時期です。何と言っても一番大きいのは3年生である43回生が、のぞみ寮を巣立つ日が目前であることでしょう。
43回生と共に過ごせるのは3週間ほど(その週間がもう過ぎてしまいました!!)。当たり前のように一緒にいた時間に、限りがある事を実感させられています。毎晩一緒に歯磨きしながら語り合う時間も、夜な夜なお菓子を食べながら恋話に花を咲かせることも、一見くだらないようなことにお腹を抱えて笑い合う事も、仲間の想いに共感し熱く語り合う事も…、3年間限定の寮生活と言いながらも、このメンバーと過ごす、この生活が途切れることなど無いと、みんな心のどこかで思っていたのではないでしょうか。寮生活、本当に限りがあるのです。それを実感すると、毎日が本当にスペシャルな寮生活だと、日々大切に過ごしていきたいと強く思います。
とにもかくにも、残りわずかな43回生と共に過ごせる時間を、2年生は2年生で、1年生は1年生でいられる時間を、限りあるのぞみ寮生活を、大切にしてほしいと思います。
2012年度のラストスパートをかけていきましょう!いっぱいの笑顔と、前向きさと、活力と共に!(森口)














< ラストメッセージ >
3年生によるラストメッセージがとうとう始まってしまいました。これが始まると、巣立ちの時が
本当に目の前にある事を感じます。3年前の入寮の日、緊張した面持ちでやってきた43回生たちが、もう寮修了を迎えようとしているのです。この3年間の彼女たちの成長は素晴らしいものがありました。人ってこんなに変われる。仲間ってこんなに素晴らしい。自分の居場所が見つかるってこんなにも幸せ。私達って無限の可能性を本当に持っている。…。ここには書ききれないほど、たくさんの気付きと感動と成長を自分たち自身が得るだけでなく、後輩たちにも私達寮務教師にも彼女たちの姿を通して共に体験させてもらうことが出来ました。
43回生のみぎわっ子一人一人が自分の3年間を振り返り、自分の歩みを後輩たちに語る最後の舞台が『ラストメッセージ』です。
様々な理由で15歳にして親元を離れ、のぞみ寮にやって来た43回生たち。強い緊張と不安を感じながらスタートさせた寮生活。ホームシックにかかったり、たくさんのルールに厳しさと理不尽さを感じたり、時に仲間とぶつかり心閉ざしたり…辛い事は山のようにありました。でも、その薄暗い沼にはまった時、手を差し伸べ引き上げてくれたのは離れて暮らす家族と傍で見守り続けてくれた仲間でした。中学校までうるさいと感じていた家族がとてつもなく暖かく愛情深く自分を見つめ、支え続けていてくれた事に離れて初めて知りました。傍に寄り添い続けてくれる友の存在に励まされ、時に自ら拒んでも見捨てず受け入れてくれる仲間がいることを知り、ただそこに居てくれるだけで涙が出るほど嬉しい存在がある事を知りました。自分の存在を認めてくれる人たちに囲まれ、私は私でいいのだと心の底から安心できた時、43回生のみぎわっ子たちは大きく豊かに成長した自分自身に出会い、夢と希望を持ってこれからの人生を歩むエネルギーと自信を手に入れたのだと、時に涙を浮かべながら語ってくれています。これまでの出会いと関わりをありがとう、そして、これからもよろしくね!と。
先輩たちの成長の軌跡を、本人の口を通して聞けることは言葉に表せないくらい大きな喜びとです。もうしばらく、ここのぞみ寮で生活を続ける後輩たち、そして共に過ごす私達寮務教師にとっても、その成長、それ以上の成長を目指し、信じて歩んでいくことが出来ます。
43回生みぎわっ子がみぎわ館を出発する直前まで、このラストメッセージは続きます。最後の最後まで、心を揺さぶられるメッセージを楽しみにしています。(森口)

< 礼拝のお話 >
*A.Y.(2年生)
皆さんが一番落ち着く場所ってどこですか?私は家に居る時が一番落ち着きます。それはなぜでしょうか?生まれ育った場所だから、ゆっくりできるからなど、いろいろ浮かんできましたが、一番の理由は、自分にとって最高の理解者である家族がいるからだという結論にたどり着きました。生まれたたときから、ずっと一緒にいる家族は、私に落ち着く居場所を与えてくれる、なくてはならない存在です。
私は出生時体重836gという超未熟児でこの世に生まれました。1歳くらいまでずっと保育器の中で生活していたのですが、その間もずっと両親が見守ってくれていたそうです。成長するにつれ、どんどんわがままになっていく私を、時に厳しく叱ってくれるなど、たくさんの愛を受けて育つ事が出来ました。
しかし、大切な家族を嫌いだと感じる瞬間もあります。それはケンカをした時です。我が家で繰り広げられるケンカはくだらない事ばかりです。謝ればすぐに解決するようなことも、なかなか素直になれず、何日も口をきかないなんてことも度々ありました。そんな時家族は、私が「ごめんなさい」と口にするまで待ってくれ、謝ってもらえない事の悲しさや、謝ることの大切さを私に教えてくれました。私が落ち込んで帰宅すると、仕事帰りで私より疲れているはずなのに相談に乗ってくれたりしました。これらの出来事は、私に家族の大切さを学ばせてくれました。
そして今私はみぎわ館で生活をしています。いろんな人たちに、いろんな形で助けられ、救われて、励まされ、支えられて、私は毎日を生きることが出来ている…という事をみぎわ館で強く感じることが出来ました。「人は一人では生きていけない」とよく耳にしますが、本当にその通りだなぁと思います。私たちは物理的にも精神的にも、一人で生きていくことなど出来ないのです。誰かに支えられ、時には誰かを支える、そんな関係が私達人間には必要なのだと思います。私も、みぎわ館のみんなに支えてもらっています。そして、少しでも私がみんなを支えられるような人になりたいと思います。