自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2012/12/10
< テストだぁぁぁ! >
とうとう始まりました、第4定期テスト。このテストのためにみぎわ寮生たちはずいぶん前から準備に取り組んできました。テスト前1週間は勉強のため12時消灯となります(いつもは11時です)。みんなの準備は1週間前どこ
ろか、2週間…いや、1ヶ月も前から始めるツワモノまでいました。テスト直前には、3年生たちの受験の話聞きながら自分たちの進路について熱く語り合う2年生たちもいて、より一層、今回のテストには力が入っていたように感じます。
今年度に入って、友達と一緒に勉強するみぎわっ子の姿をよく見るようになり、これまでになかった様子に嬉しくなっていました。今回はそれを目にする機会が一段と多かった気がします。土日の昼間でさえ、みぎわホールで一緒に勉強している姿がありました。自習時間中に友愛館で開催される勉強会(数学や国語や理科や…)に誘い合って、積極的に参加し合う姿がありました。自室で教え合いながら勉強に取り組んでいる姿がありました。漫画を読んでいる仲間に「勉強しよう!」と声を掛けられる関係が築けていました。分からない所を仲間に素直に「教えて!」と、頼むことが出来るようになっている人がいました。今まで勉強になかなか向かえなかった人が、仲間の支えを得て、机に向かって一生懸命になっている背中がありました。
どれもこれも、すごい事だなぁと思います。仲間がいてこその出来事だなぁと思います。勉強の取り組み方が寮に入ってから変わった人たちって、きっとたくさんいることでしょう。こんなところにも、寮生同士影響し合って毎日を過ごしていける寮生活は、やっぱりスペシャルだと思います。当たり前のように日々を過ごしながら、仲間によって、より素敵に変えられていく「自分」に気付き、仲間に影響を与えることが出来る「自分」に気付きながら、限りある3年間を充実させていってほしいと切に願います。
第4定期テスト中も本当によく勉強し、よく食べたみぎわ寮生たち。この後は寮クリスマス会が控えています!心の底から楽しめるように、体調管理をしっかりして、仲間と協力し合いながら創り上げていって下さいね!楽しみにしています♪
(森口)




















< 礼拝のお話 >
*M.N.(3年生)
私にとっての「寮」についてお話します。これは、受験のための志望動機や小論文を書いていた時にたくさん考えた事です。
当たり前の日常となっている寮生活について、みなさんはどんなことを考えていますか?ほとんどの人は客観的に考えた事など無いのではないでしょうか?では、寮生活とは何なのでしょうか。私はこれを問われた時、実は何も答えられませんでした。その理由は、寮があまりにも身近であったからです。私は寮生活を主観的にしか見ておらず、客観的に見ようと努めた事すらなかったことに気が付きました。この答えを求めるために、いざ客観的に物事を見ようとすると頭が混乱し、見つからないことでネガティブになるばかりでした。
しかし、周りの人と話をし、意見を交換することで次第に私の心と頭が整理されていきました。そして、自分なりの答えに近づく一歩を踏み出せたことを感じられた時がありました。それは、小論文の書き直しをしていた時、2人のみぎわ寮生がやってきました。2人は親身になって私の話を聞いてくれました。話し続けていた私は、2人に聞いてもらいながら、徐々に自分の言いたいことが見え始めたものの、また混乱し始めました。その時、その2人は「大丈夫!Nが感じることでいいんだよ!」と声を掛けてくれました。その後、今度は2人の先生と話をしました。まるで思い出話をするように、入寮時から今に至るまでのことを話していると、自分の中でもこれまでの様々な出来事や感情が溢れてきました。そして、その日の夜小論文の書き直しに取り組むことが出来ました。取り組み始めると、それまで苦労したのが嘘のように、自然と言葉が出てきました。いろんな人と話をし、聞いてもらい、助けてもらったおかげで、頭の中を整理することが出来たから、書けたのだと思います。
私はこの経験から、1人で悩む必要なんてないのだ、ということに気付けました。そして、出願書類をそろえる様々な工程で、たくさんの人の支えの中でやれたことに気が付きました。自分の価値観を見直す素晴らしい機会であった事にも気が付きました。
話が少しそれてしまいましたが、もう1度聞きます。あなたにとっての寮生活とはなんですか?私は、存在価値を大いに認め合える場だと思います。誰でも受け入れ、想いを伝え合え、赦し合うことが出来る場。これは、私たちが「のぞみ寮生」だからこそ、手に入れられた場所なのではないでしょうか。
1年生の頃、人を信頼することが怖くて出来ず、壁を作っていた私が居ました。しかしのぞみ寮での生活で、その壁は自然と薄くなって行きました。自分の壁が薄くなっている事に、2年生の時自分自身でも感じることが出来ました。そして、寮祭に向けてのミーティングで、私はみぎわ館43回生を信頼し始めることが出来ました。それは正面からぶつかり合い、受け止め合い、赦し合う事を体験したからです。こんな経験をする機会は、もしかしたらもう2度とないかもしれません。ここで過ごせる残り少ない時間を、悔いなく、より強い絆を求めて過ごしていきたいと思っています。