自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2012/11/28
< ピカピカ☆ >
11月21日(水)、月に1度の大掃除の日がやってきました。礼拝直後からスタートする大掃除は、1時間半ほどに渡って行われます。みぎわ寮生たちは
毎朝全員で分担し合って館内掃除は行っているのですが、大掃除の日は普段なかなか手入れの行き届かない場所…例えば窓のサッシとか、換気扇に絡まっている埃落としとか、傘立て洗いとか…まで細かく行います。月毎に掃除場所のメインをお部屋か公共場所に設定し、お掃除ポイントを明確にして取り組んでいます。
21日の掃除場所メインはお部屋でした。毎日の生活で黒ずんだ床を魔法のピンクの粉(研磨剤)で真っ白に磨き上げ、椅子の足も、窓もドアも部屋メンバーで協力してピカピカにしていきました。このピカピカにしていく過程がとっても素敵なのです!
「見て~!私が磨いたこの辺の床、ピカピカじゃない!?」「あっ!本当だ~。きれい~。懸命に磨き続けてくれてたもんね!私がやったサッシも見て!」「きれい~!」「でしょ~!」と、互いに認め合い、褒め合い、満足し合いながら取り組んでいるのです。手も口も頭も心も一生懸命動かしながら、この程度でいいやではなく、ここもやろう、あそこもやろうと楽しんで取り組んでいるのです。こんな素敵な集団って他にいるでしょうか!カメラを持って掃除中のみぎわっ子に突撃取材を試みた私にも、「どんなポーズがいい!?」なんてサービス精神旺盛なところも素敵でした(笑)。
「どうせやるなら楽しんでやろうよ!」なんて言葉をみんなに投げかけたのは一体いつが最後だった事やら。今ではそんな事言わなくても、どんなことでも楽しみながら一生懸命、協力して取り組むみぎわっ子の姿に、かっこいいなぁ♪素敵だなぁ♪って思います。仲間と一緒に暮らす毎日の中で、互いに影響し合い、よりかっこよく、素敵になっていってほしいと思います。(森口)


















< 礼拝のお話 >
*F.M.(1年生)
みなさんはどうやって「お別れ」の時を乗り越えますか?私は末っ子だからかもしれませんが、姉や兄が家を出た時でさえ大泣きしました。今でもそのことを思うと涙が出そうになる時があります。
保育園の卒園式の時、卒園証明書を貰う時でさえ泣きすぎて歩けないほどでした。小学校6年生の時、大親友だった女の子が転校しました。もっとこうしていればよかった、こんな風にしていれば…と後悔ばかりで自分を責め続けていました。中学の卒業式の後、学校の玄関先で写真をいっぱい撮りました。みんなとお別れするのが嫌で、夜までそこに居続けました。こんな風に、私は「お別れする事」がとっても嫌で、今年もたくさんの人との別れの時がやってくるのだと思うと、今でも涙がこみ上げてきます。
これに対するいい解決方法が何かないかとずっと考えてきました。そして先日、6年間一緒にサッカーをしていた友達が違うチームに行くことになり、私はとても悩みました。最初は「別れ」しか頭になく、涙が出て止まりませんでした。離れたくない、もう一緒にサッカー出来ない、さよならなんてしたくない等考え、その子と顔を合わせるのが苦痛になるくらい重症になっていました。でも、私は彼女と一緒にサッカーしていると楽しくて、お泊りに行かせてもらったり、一緒に遊んだりしているうちに少しずつ考え方が変わっていきました。それは、「もう少しでさよならなら、いっぱい楽しい思い出を作ろう!」という事でした。きっと来年は一緒に過ごす時間がグッと短くなってしまいます。今一緒に過ごせる時間を、後悔しないためにもしっかり楽しもう!と考えられるようになりました。
私は今まで「今現在」を考えずに、未来の事ばかり考えて不安になって何もせずにいました。そして結局後悔している…というパターンでした。しかし、私は今回のことで自分なりの答えを一つ見つけました。それは、別れの時がわかっているなら、その日まで全力を尽くして過ごす!という事です。急な別れに対しては、いつその日が来ても後悔が無いように、日々を全力で過ごす!です。つまり、いつどんな形で別れの日が来てもいいように、毎日を全力で過ごすというのが、私が見つけた一つの答えです。これが本当に効くのか、後悔せずに済むのか分かりませんがいくら泣いていても、いくらやけ食いしても、いくら念じてみても過去には戻れません。それなら、全力で周りと関わりぶつかり過ごしていこうと思います!
*S.A.(1年生)
皆さんにとって先輩とはどんな存在ですか?私は今まで先輩という存在が嫌いでした。私は全校生徒30人と言う小さな中学に通っていました。嫌でも先輩と関わらないといけない事が多く、行事でも部活でも常に厳しい上下関係の中に居ました。特に部活では、所属していたソフトテニス部で先輩相手に試合をすることも多く、勝負事に先輩後輩は関係なく正々堂々と戦いたいと考える私に対し、そうは思わない先輩たちに陰で文句を言われることもありました。そのせいで、私たちが企画した行事には一切参加してくれなかったり、参加しても端っこに固まってヒソヒソ話をしていたり…とにかく怖かったです。私の中には「先輩=怖くて絶対に逆らってはいけない存在」という図式が出来上がっていました。
そんなイメージのまま敬和にやってきました。「どうせ高校でも…」と思っていた私の考えは初日に変わりました。寮にやって来た瞬間から、先輩たちが片付けのお手伝いをしてくださったり、優しくサポートして下さったり、楽しい話をして気持ちをほぐしてくださったり…入寮当日の事は昨日の事のようにはっきりと覚えています。
ここに来て、「先輩=優しくて、何でも話を聞いてくれるお姉ちゃんのようで、とても偉大な存在」へと変わりました。そう思うことが出来たのは、敬和に来てみぎわ館に入寮したおかげです。私達45回生が1年生でいられるのも残りわずか。来年の4月、後輩が入ってきたら、先輩たちから学んだこと・得たものを活かしていきたいと思います。だから私はこれからももっと、先輩と関わって、もっと先輩を好きになって行きたいと思います!