毎日の礼拝

毎日のお話

2012/11/05

小西二巳夫(校長)

イザヤ書 53章4~6節

 幸田文の小説『おとうと』には、キリスト教を感じる場面がある。主人公が万引きを疑われた時、時計の鎖につけていた十字架を触った瞬間に、勝ち誇った心が崩れていく場面。そして、なじみにくい継母がクリスチャンで、余命の短い弟に信仰を勧めようとする場面だ。弱さの中にあって無償の愛を注ぐ優しさと、高慢な態度を許さない裁きの中の厳しさの二つの面がある。私達は、神の愛と裁きの内に生かされている。敬和でも、そのことを覚えて学校生活を送る事で、本当の喜びがある。