のぞみ寮通信

大望館

2012/09/11

大望館通信 第196号(9月9日)

< 世代交代 >

 先週水曜日、新しい運営委員が決定しました。時間が経つのは本当にあっという間で、いつの間にか世代交代の時期がやってきたのです。つい先日、代わったばかりだと思っていましたが、あれから一年。そう思って君たちを改めて見てみると、いつの間にか43回生色の大望館に染まっていることに気が付かされました。
 覚えているでしょうか?運営委員が代わって初めのミーティングで「君たちの寮」その事を強調して話をさせてもらいました。これは毎年のことです。今年もしますし、来年もします。
 のぞみ寮には4館あります。それぞれ独立して建物が建っていて、そこで過ごす過ごし方やルールは微妙に違います。男子寮と女子寮に至っては全然違うと言ってもいいぐらいかもしれません。例えば大望館は、先輩には何度も挨拶をしなくてはなりません。10分前行動なんてものもあります。女子寮は「すみません」と謝った後に必ず「ありがとうございます」というお礼の言葉を付けなくてはなりません。挙げていったらキリが無いぐらいです。でも、各館の違いやルールは基本的に君たちに任されます。あまりにも理不尽なものや上級生中心に考えられ過ぎたものであれば、寮の教師の手が入る事もありますが、基本的には君たちに任せています。
 それは何故か?だって、ここで過ごすのは君たちだからです。誰の寮?そう問われたならば、それはここで今過ごしている「君たちの寮」です。
 さて、そこで冒頭に出て来る43回生の色ってことを少し考えてみました。これが何色なのか?それは上手く表現できません。毎年、色は変わります。当然、最高学年である3年生の色に染まります。それがいい色か?そうであると信じるしかないんです。世代交代をして、はじめに当然「館づくり」をテーマにしたミーティングが持たれます。自分たちの寮をどんなものにしたいのか?各委員会のメンバーが新しい取り組みをしたいとか、ここを変えたいとか、そんなアイデアを出し合います。それこそが、色作りの始まりなんだと私は感じます。だって不思議と、自分たちのこんな風にしたいという思いに近づいていくのではないでしょうか?
 だから、今の大望館の色って「43回生10人の思い」ってことだと思います。その色に染まってると私が感じる事が出来たことこそが、3年目の成長だと嬉しく感じました。
 次の代、44回生はどんな色に大望館を染めてくれるのでしょうか?大いに期待しています。 (澤野)

 

 

 

 

< 進 路 >

 なんのひねりもありません。タイトルそのまんまです。3年生の進路の動きが本格的になりました。先週あたりから、今まで以上に真剣に机に向かっている姿が見られる様になりました。その姿を見て私も彼らが受験生であることに気が付かされます。
 敬和生の中でも寮生のほとんどが、進学という選択肢を選んだ場合、何らかの形で相手の学校に推薦をしてもらう人がほとんどです。その場合の入学試験は、いわゆるセンター試験などの筆記試験ではなく、面接や小論文といったものがメインとなります。また、願書と一緒に進学に対する思いや高校3年間での自分の成長を文章にして一緒に添えて出します。その時に寮生は自分の成長に気が付きます。
 地元の高校を選ばず、親元を離れ、わざわざ遠くに寮に入ってまで、敬和という学校を選んだ君たちには、他の高校生にはない魅力がたくさんあります。普段、当たり前にある一つ一つの経験や生活は普通の高校生ではありえない事です。消灯一つとってもそうです。今時の高校生が11時に消灯です。あり得ますか?常に誰かと顔を合わせて生活しなくてはありません。一人っきりになれる空間なんて、夢の中だけです。でもそれが敬和学園の寮生の魅力なんです。
 他の高校生にはない多くの成長を君たちは語る事が出来ます。入学試験で就職の面接で敬和学園のぞみ寮生にしか語れない事はあり過ぎます。書くことも沢山あります。これって、めっちゃ有利やとおもいませんか?
 別に自分の進路の為に3年間の寮生活があるわけではないんですが、色んな思いをした分、こんな特典もついてくるというのもアリなんじゃないでしょうか? (澤野)

 

 

 

 

< セクシャリティ教育 >

 先週5日(水)に2年生を対象で男女別にセクシャリティ教育を行いました。テーマは、「女と男のステキな関係」についてです。7月に1年生を対象に同じテーマで行いましたが、今回は男女別々に分けて行いました。1年生も「付き合ったらやってみたいこと」をランキング形式で記入してもらうアンケートを書きましたね。2年生は男女別に行ったので、非常に分かりやすく男子の考えている下心が見えてきました。そして、女の子の望むことが違う事を理解しました。のぞみ寮において望ましい男女交際についても考えました。また、男女関係でも同性同士の人間関係において、対等であることや自分の意見が伝えられること、相談相手になる事や励まし相手になること、話し合いや支え合うことなど、寮での人間関係においても共通する部分がある事を学びましたね。
 寮生活は共同生活なので、プライバシーに関わる部分があります。体のことや健康のことなど、性や命に関わることがあり、これらに対しての正しい知識や、深く考えてもらう時間を持っています。再来週の20日(木)に「妊娠、出産」をテーマとした、3年生対象のピア・エデュケーションがあります。3年生が、命や自分の存在について深く考える機会として欲しいです。 (帆刈)