のぞみ寮通信

めぐみ館

2012/07/11

めぐみ通信 (2012年6月25日)

< I pod 世代 >

 寮生活では、コミュニケーションをしっかりと積み上げるために、携帯電話は手放せたものの、次々に現れるバーチャルなコミュニケーションツール(小型化したゲーム機や、ミクシーや、facebookの様なソーシャルネットワークのコミュニケーションサイト)が寮生に影響を与えています。
 これについて、一石を投じたのが2年生のS.Rさんと、Y.Yさん。 議題は「ゲームや、ネット書き込みなどについて」
 しかし、この提案を受けた2学年は、少々唐突と感じたようで、「やりすぎなければいいんじゃない?」と言うような現状維持を勧める声がほとんどでした。そんな中、ミーティングの次の日の夕食後。副ブロック長のY.Aさんが、寮生活の先輩(もっと厳しい学校)である和田先生に今回の2年生ミーティングで出された議題に付いて意見を聴かせてもらっていました。また、フリーの時間に友人と思い思いにその事について事務室で語り合いました。
 意識は「敬和に何をしにきたのか」と言う点に絞られ、改めてSさん、Yさんの議題に向き合うことになりました。


 2回目のミーティングで話し合われた、「ゲーム、ことば、ネットへの書き込み」について、いくつか紹介しましょう☞

1.自分の弟は小学2年生で、上の兄弟と歳が離れているので甘えっ子だ。まだ弟が幼稚園だったとき、弟がやっているゲームの時間が長過ぎるので注意すると、発狂して台所の包丁を持ち出してきたのを見た時、ショックだった。ゲームの世界に感染している感じがした。情緒豊かな時代なのに、ゲーム脳になっていて凄く危ないと感じた。

2.自分の家の近所に、一家でゲームマニアの家族が居るが、夜中に酷い喧嘩をして発狂している。ぐちゃぐちゃだ。

3.自分は1年生の時、ずっとパソコンの前に居た。朝起きて、朝ご飯までパソコン、夕方帰ってきたらパソコン。夕食終わってからパソコン。そして、自習が終わってから、空いていたら、ずっと、パソコン。何かをしなくてはいけないと言うのではなかったけど、地元の友達につぶやいたり、ゲームしたり。自分でも止めないと、と思ってはいたけど、結局止められなかった。でも、今回の話しが出たときから止めてみたら、自分がどれだけ依存していたか分かった。

4.暇な時やイライラした時にゲームで発散させていた。そのゲームは、攻撃タイプのもの。今回、発題するにあたって、そのゲームを実家に送り返した。ゲームで発散したくなっている自分がいた。まるでゲームの感覚に感染している自分がいた。その事に気づいた。ゾッとした。攻撃ゲームはリアルすぎて、怖い。実際人を切ったり、殺す。生の血が出てくる感じ。今では、その感触さえも味わえるゲームが出ている。それを自分が少し求めてしまっている感覚、慣れている自分が居たことに、手放したことで気づいた。

5.友達同士の会話が、ゲームの話題ばかりでついていけない。一体、何でつながっているのだろう、って思う。

6.自分は小説の世界が一番好き。勿論、マンガもゲームも好き。でも、友達との会話の中で、マンガやゲームの言葉を使っているのを聞いていて、腹が立つことがある。言葉は大切にしたほうがいいと思う。そんな私も昔は親によく叱られた。「そんな変なマンガの言葉になるのは、マンガの読みすぎ!」と。「何~?マンガのよさも知らないくせに!」なんてふてくされて、凄く腹がたっていたけれど、今、その意味が少しだけ分かる気がする。

7.これからipod以上の進化したものが出てくるだろう。まさに今、気づくことが大切?

8.・・・・自然に生きる。ですか。

9.学年のテーマにしたい!!!

10.私達は、ここを卒業したら、次世代を担う大人。いずれは母親になる。そのために、今、向き合えることって何だろう・・・。 など、色んな意見が出されました。 また、ネットへの書き込みについて、有田先生から「外国などでは当たり前になっているけど、新入社員を雇う時、どんな書き込みをしているか調べる大手の会社があります。皆さんが、何気なくしている書き込みも調べられて、どんな人かすぐに知られてしまう。」と言う忠告もありました。毎日フェイスブックに書き込んでいた一人のめぐみ館生は、「もう、止める」と話していました。 今回のSさん、Yさんの提案は、初めは2人にとって厳しいものに感じられる場面もありましたが、たくさんの声に励まされ、引き続き自主的にipod世代が考え・問い続けることになりました。(榎本)

 

 

 

 

 

< 1年生ミーティング  >

 話し言葉についてミーティングで議題に上がりました。 「言ってはいけない言葉があるのでは、、、、。」
また、感情をそのままぶつけるという事にも疑問の声があがり、提案してくれた人がいました。その人の提案は・・。
→「「うざっ」って、思った時、こんな風にしてみたらどうかな・・・」 「うざっ」を、「かわいいなあ」と思えるところを見て、そう表現してみるとか・・・」
 彼女の言葉は、偽善の勧めではなくて、物の見方を変えてみると言う提案。感情的になってしまわないほうがいい。相手への感情がネガティブならなおさらで少し距離を持って、他の見方をすれば、負のスパイラルに陥らないのでは、という自分なりに編み出したコツを提案してくれました。

 

 

 

< 3年生としての自覚  >

 Yさんのエピソードから。新年度を目前にしたある日のこと。
「自分はあまり上手くコミュニケーションが取れないことが多いです。早とちりや視野の狭さが原因かもしれないと気づきました。3年生になるのだし、大人としてのやり方を身に付けていくべく、本を読んだり勉強したりして、ボキャブラリーを増やして、話し合いの時などに上手くコミュニケーションが取れるようにがんばります!」
 彼女が自分に意識を向けられたのは、彼女自身が先走って混乱した出来事が起きた時に、周りの3年生が細やかに向き合ってくれたからです。
 また1・2年生を見た3年生は「3年生の助けが必要ならば、いつでも相談にのれるよ。一緒に話し合いをしてもいいけど、じっくり学年で向き合って。」3年生はネットへの書き込みの問題はありません。ゲームを使う人も少なく、ここでの生活を満喫できています。
 色々な場面で3年生としての自覚が輝いています。 (榎本)

 

 

 

 

 

 

< (1年生)子宮頸がんワクチンについて >

 一昨年から、子宮頸がんワクチン接種の無料接種が新潟でも行われています。その都度親御さんの判断、同意が必要となっております。まだ、基本的な情報が国民に与えらないまま、一方的に接種が呼びかけられている現状ですので、必ず、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な理解のうえ、接種を希望される方は申し出るようにしてください。
 「サーバリックス」の添付文書には、こう明記されています。 「医師は、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること」
*ワクチン中の成分「アジュバンド」が、人体に与える長期的な影響は不明とされていますし、十分にご検討ください。これまでも親御さんの判断で受けていないお子様もいらっしゃいます。(榎本)