のぞみ寮通信

みぎわ館

2012/06/29

みぎわ館 第132号(6月24日)

< 新しい部屋で >

 部屋替えから一週間が経ちました。私は、部屋替え後初めての点呼をいつも楽しみにしています。部屋の雰囲気の変化が感じられて面白いからです。その夜も、「今回の部屋は、どんな雰囲気だろう。」とワクワクしながら回りました。するとどうでしょう。どの部屋もいい雰囲気なのは、毎回のことなのですが、今回ほど「部屋のメンバーが変わるだけで、こんなに雰囲気が変わるんだ!」と感じたことはなかったと思います。もちろん良い意味で!落ち着いた雰囲気で過ごせています。
 おしゃべり好きな部屋にいた子が、新しい部屋で様子をうかがう姿の可愛らしいこと。「しゃべりたいけど、しゃべって大丈夫かな。」そんな心の声が聴こえてきそうです。今までは、早寝をしていた子が、起きておしゃべりを楽しんでいる姿も新しい発見です。
 寮の部屋は、学校での楽しいことや苦しいことを吐き出す場でもあり、気分を切り替える場でもあります。3~4人からなる部屋は、それぞれが属するクラス・みぎわ館・部活・学年の中で、最も小さなコミュニティーです。毎日、それぞれに色んな出来事が起きていることを思うと、一人一人にとって、自室はホッとできる大切な空間であってほしいです。
 その空間作りをするのは、一人一人!夜な夜なお菓子パーティーを楽しんだり、川の字になって寝たり、時には、静かに沈黙の時を過ごしたり。ケンカや話し合いも必要になってくると思います。新しいメンバーとの新しい部屋で、自分のペース・自分たちのペースをつかんでいってくださいね。 (冨井)

 

 

 

 

 

 

< テストに向けて >

 第二定期テスト10日前の週末。「何だか静かですねぇ。」と話す、森口先生と私。「もしかして、テスト勉強してるのかな!?」と半信半疑に聴いてみると、事務室にいた一年生、「はい、○○さんは『勉強する』っておっしゃってました!私もしよっかなー。」と。感心です!テスト一週間前になってもなかなかエンジンがかからないことがあるのに、10日前から動きだすなんて!点呼に回ると、「前回、やり始めるのが遅くて大変だったから、今回は早く始めるんだ!」と話してくれた3年生もいました。
 翌日の昼間、みぎわホールに顔を出すと、膝を突き合わせて勉強する1年生が。上級生が勉強し始めると、後輩もそれにならうようです!これは、一理あると思います。勉強を背中で見せられる先輩、ステキです!(冨井)

 

 

 

 

 

< 礼拝のお話 >

  *N.M(2年生)
 少し時間が経ちましたが、皆さんフェスティバルはどうでしたか?今年は富士連合が優勝しましたね。富士連合の皆さん、おめでとうございます。他の連合の人やチーフの方もおつかれさまでした。私は、霧島連合でしたが、本部をやりました。
 本部は、大変と聞いていたので、少し不安もありましたが、なんとかなるだろうという気持ちもありました。しかし、実際は何をしたらいいのか分からず、チーフの方に迷惑をかけてしまったり、本部の他のメンバーに助けてもらったり、たくさんの人に迷惑をかけてしまい、申し訳ないのと同時に、自分が情けなくなりました。本当に私が本部をやっていてもいいのかと思った時もありました。思うようにいきませんでした。
 それは、きっと周りの人に頼っていた自分がいたからなのです。今になって、もっと周りを見て、自分から動いていたら良かったなと後悔しています。そのためには、もっと自分自身が努力して変わらなければいけないということに改めて気づかされました。本部の仕事をして、色んな労作をしたり、人前で話したり、たくさんの人と関わったりして、大変なこともありましたが、色んなことを考えさせられたいい経験になりました。
 誰でも、やりたくなくてもやらなければいけないことが、この先たくさんあると思います。仕方なくやるのではなく、人が嫌がるようなことでも自分から積極的にやろうと思える人になれたらいいなと、本部をやっていくうちに思いました。たくさん迷惑をかけ、大変なこともありましたが、本部ですごくいい経験ができたと思います。この経験を忘れずに、これからも努力していきたいです。

 

 

 

 

 

 

*H.Y(3年生)  
 皆さんは、自分の考えを持っていますか。よく考えてみると、私は自分の考えというものを持っていないような気がします。しかし、それは、自分の意見が無いということではありません。私の考えは、誰かの考えであるということです。
 私は、他の人が書いた文を読むことが好きです。特に、「日本の論点2012」という本が好きです。これは、最近の時事問題について、テーマ別に、色々な方向からの論文が載っている本です。なぜこの本が好きなのでしょう。それは、私が、興味のあることについて、色々な方向からの意見を聞くことが好きだからです。この本には、片方からの意見だけではなく、本当に色々な意見が載っています。私は、まわりの意見に流されやすいのですが、色々な意見が載っていることによって、その意見の中から同意できるものを探すことができます。
 それだけ聞くと、自分の考えを持っているように聞こえますが、私の考えは、自分のものではありません。自分で考えて思いついたものでも、他の人の考えを組み合わせたものでもなく、他の誰かの考えの中で、自分と合っている人のものをそのまま言っているだけなのです。
 ちなみに、私は、偏った考えのお話だけを聞くことが嫌いです。偏った意見自体が嫌いなわけではなく、たくさんの意見があることが好きなのです。ここにいる全員が、同じ考えであるならば、ケンカは起こりません。それはそれで、平和でいいかもしれません。しかし、間違った方向へ行ってしまった時、全員が同じ考えならば、全員で間違った方向へ行ってしまい、それを止めてくれる人がいなくなってしまいます。その中に1人でも、他の考えをもっていて、間違った方向へ行ってしまうのを止めることができたら、それは幸いだと思います。
 ここまで極端な話でなくても、たくさんの考えがあることによって、その人たちが良い方向へいくことができるし、間違ってしまったとしても、それを正してくれる人が出てくると思います。私も、その一人になれるように、自分だけの考えを持つことのできる人間になりたいです。