自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2012/06/18
「できてますか?身だしなみ~!!」
それは3年生の委員長会からの呼びかけでした。
「ピアス、マニキュア、カラーコンタクトレンズ、メイク、短いスカート、アクセサリーは登校には必要ありません!!」。5月24日のテスト明けの日曜日の晩のことでした。テストが終わり、フェスティバルへ一気に盛り上げて行こうとした時の「ちょっと待った!!!」コール。
毎週夜9時から6人の委員長が集まって話し合いをし、その内容を、9時30分から各部屋の室長さんへ伝え、書き取ったものを消灯後に部屋で伝えてもらいます。
テスト明けのめぐみ館生は「身だしなみについて」の連絡を受けて一気に気持ちが「チ~ン」と沈みました。
そして1週間後の週末。ブロック長のOさんが、「身だしなみについて呼びかけて1週間になりますが、そのことについて各学年で話し合ってください。その後、全体で話し合いましょう」と全体ミーティングを開いてくれました。どの学年からも、意見が出され、真剣な話し合いになりました。いくつか紹介します。
・何故、めぐみ館だけの呼びかけなのですか☞
「これは、学校のルールに基づいて、めぐみ館でも呼びかけているものです。もし、異論を唱えるならば、学年で話し合い、提案してください。世代交代した学年が、自分たちでめぐみ館のルールを考えなおす時に、工夫することができるでしょう。今年度のしきたりは、43回生が責任を持って進めているので協力してください。」(実はこれだけ強く伝えるには理由がありまして・・・。新1年生の身だしなみが、カラーコンタクト、ピアス、アクセサリーと派手だったため、先輩たちが頭を悩ませたのです。様子を見ていましたが、ここで厳しい声も必要だと考え、2・3年生も一緒になって、しっかりと向き合おうということから始まった取り組みです。)
・ピアスは透明な物もだめですか☞
「ダメです。これも、学校のルールにあります。」週末など、制服を着ていない時にオシャレを楽しむことは自由です。制服には、似つかわしくないので守ってください」
・メイクはアイラインはだめですか。口紅はだめですか☞
どれが良くて、どれが悪い、人によって判断が違ってきてしまうので、ダメです。
眼科検診では、敬和の生徒はメイクが無く、キレイな表情になっているという声を病院の先生からいただいています。この現状を保っていきましょう。
また、カラーコンタクトや、ピアスというものは、眼球や、皮膚の炎症に繋がります。特に、保護者の元を離れて集団生活をしている寮生は、より注意が必要になります。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という発想に陥ると危険なことになってしまいます。特に1年生は、その注意力・判断力がまだ未熟です。しっかり意識してほしいです。」
・3年生からの一言!(さすがでした\(◎o◎)/!)
「メイクや、短いスカートをするためにこの敬和に来たのではないはず。メイクも、オシャレも休日に楽しめばいい。敬和の学校生活にはそれ以上に大切な事、楽しい事があります。今一度、エネルギーを向ける方向を考えて欲しい。」
次の委員長会議では、このミーティングを元に今後について検討されます。
(榎本)

< フェスティバル
>
こつこつと準備を進めてきた、
フェスティバルも、あっという
間に本番の時を迎えました。そ
れまでの期間、道具を作成した
り、お互いにミシンの使い方を
教え合ったり、連合の合唱曲を
口ずさんだりする姿がたくさん
ありました。中には、フェステ
ィバル翌日の英検対策のために、菅原先生の勉強会に参加したり、教育実習生の書道の講座に参加したりする人も。時には、励ましたり楽しんだりしながら協力し、時には、「涙が止まらなくなった。」と涙しに来ることもありました。
当日、それぞれの場所での活躍と笑顔が眩しかったです。さすがだな!と納得の場面あり、こんな一面があったの!と驚きと発見の場面ありの二日間でした。また、たくさんの保護者の方がフェスティバルに来てくださっていました。「お父さんが来てくれる!」「今年は妹も来る!」と家族との再会を励みに頑張っためぐみ館生も多くいただけに、久々の家族との再会に、照れながらも喜んでいる姿をみて、こちらまで嬉しくなってしまいました。
雨の降る中、プログラムを最後まで行うことができた今年のフェスティバル。クタクタになりながらも晴れやかな笑顔で夕食に来ためぐみ館生の姿から、それぞれがエネルギーを十分使えたことを感じました。体調管理をしながら、いつも通りの寮生活を送り、フェスティバルにもしっかり取り組めたことを自信にして欲しいと思います。月曜日からの寮生活、火曜日からの学校生活も何気ない日々の積み重ねが大切!次に迫るはテストと夏休み。実り多きときを過ごせることを願っています。 (冨井)


< 実習生との時間
>
5月末からフェスティバル前まで、教育実習生がめぐみ館に加わってくれました。38回生のE先生(音楽科)です。当時、通学生だったE先生は、「寮生活がしてみたくて!」と、寮生のように過ごしてくれました。
一緒にお風呂に入ったり、自由時間にお話ししたり。フェスティバル前ということで、合唱指導のアドバイスをもらったり、指揮を教えてもらったりした寮生もいました。最後の日には、寮生も先生も涙、涙でしたね。たくさん関わることができた証拠ではないでしょうか。
寮生は、毎年教育実習生が来てくれることを楽しみにしています。少し年上のお姉さんのような存在ができることはもちろん、学校以外の時間も一緒に過ごせることが嬉しいようです。また、自分たちの暮らしぶりが、どんな風に見えるのか、どんな言葉をかけてもらえるのか、興味津々です。E先生はいつも、めぐみ館生の寮生活の様子を「本当にすごい!」と話してくださいました。
この数週間、ルールが守られずに気持ちが緩んだ時もありましたが、それを立て直そうとする委員長の力がすごかったです。諦めずに何度も呼びかけていました。教育実習生という第三者の存在があったおかげもあって、引き締まった面もあると思います。これからもその姿勢を持ち続けて欲しいと思います。めぐみ館生を可愛がってくださって、ありがとうございました!(冨井)



