自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2012/06/04
< 仲間の事 >
週末、お菓子作りに励む人たちの姿がありました。
同室メンバーでもなく、同じ階メンバーでもなく、一体何の集まりなんだろう?と思っていた私達。聞いてみると、なんと、その週末に誕生日を迎えた仲間が帰寮したら誕生会をしようと思って…とのこと。それを聞いた瞬間、心がとても温かくなりました。
「誕生日だから、家族と一緒に過ごしてくる!」と帰省したAさんは、寮に残った仲間が自分のためにムーンライト(女子寮伝統のアイスケーキ)づくりに精を出しているなんて知らずに帰寮しました。いつも通りのみぎわ館生活が始まったはずのAさんに、「ねぇ、ちょっと会議
室に来て!」と突然の声掛け。「えっ!?なんで?何?」と何だか怪しむAさん。「いいから!」と半ば強引に?誘い込まれた会議室。Aさんが入ると、待ち構えていた大勢の仲間から、「ハッピーバースデー!」の大合唱と週末にAさんの事を思って作られたムーンライトのプレゼントが…。「嬉しい!」を何度言葉にしても表現しきれないくらい、本当に嬉しい誕生日だったようです。
「こんな誕生日初めて!」と感激しっぱなしのAさんと、喜ぶAさんを見てさらに喜んでいる仲間たち。仲間を思う心をこんな風に形にしてくれたみぎわっ子たち、本当に素敵な関係を築いているのだなぁと私たちも嬉しくなりました。そして、こんな喜びがあるんだ、幸せがあるんだと自分たちも改めて実感し、周りにも実感させてくれるみぎわ寮生って、本当にステキだと心から思いました!
(森口)

< みんなが居るってサイコー!! >
毎年、フェスティヴァルが近づいてくると、みぎわ館内の様子はいつもと少し違った雰囲気になります。様々な役割を担っている人たちの不安やら緊張やらストレスやらが表面化し、みぎわ寮生全員がなんだかイライラ・イライラ。フェスティヴァルは大きな行事だけに、担う責任も重くて、何だか不安定なイライラも仕方がない事なのかも…なんて思っていた事がありました。だけど、今年のみぎわ館内にはそんな不安定さは微塵も感じられません。なんでだろう!?と思っていた私に、一人のみぎわっ子が教えてくれました。「今日、いろいろあってイラついていたけど、みんなとお菓子食べたり、ワイワイ話してたら何だかすっきりした~!」と。なるほど!
みぎわホールでお菓子教室が開催されていたり、事務室で映画を見ながら「イケメン~!」なんて叫んでいたり、一緒に筋トレに励んでいたり、購買のお菓子を使ってTVショッピングの真似をして爆笑してみたり…、何気ないみぎわ館での日常なのですが、いつでも仲間が隣にいて、笑いに溢れています。
みんなと一緒に過ごすことで笑顔になり、癒され、ストレスから解放される…仲間と共に過ごせることってなんて幸せなんだ!と、毎日の生活を通して実感できているみぎわ寮生たち。同年代の仲間が集うからこその悩みも尽きませんが、それも合わせて、のぞみ寮って多くの仲間と共に成長できる本当に素晴らしい場所なんだと改めて教えられました。
(森口)






< 礼拝のお話 >
*H.Y(3年生)
今年も桜が散ってしまいました。桜はたった1週間ほどしか咲きません。私にとっての桜は冬が終わり、春の到来を告げるものです。なので、桜が咲くと春が来た!という気分になります。しかし、その桜もすぐに散ってしまいます。そして葉桜になり、また来年花を咲かせるための準備に入ります。また秋になり、寒い冬を越え、花を咲かせるのでしょう。
それは桜だけでなく、私たちの生活にも当てはまると思います。短い期間のもので言うと、フェスティヴァル。今、フェスティヴァルのためにみんなが準備に取り組んでいます。それは、今年のフェスティヴァルを良いものとしたいと言う思いからでしょう。そして本番を迎え、それまでに準備してきたものを出し切り、その感動を味わい、次の目標に向かって進んでいくのです。長い期間のもので言うと、入学・卒業・就職・退職・結婚などです。
桜はまた来年花を咲かせるため、私たちはそれぞれの夢に向かって頑張っています。しかし、どれほど準備をしたとしてもそれを出すための時間と言うのは短いものです。フェスティヴァルは1ヶ月以上もの時間を掛けて、たったの2日間。テストなんて、1科目たった45分間です。でもたくさんの準備をしたからこそ、本番を良いものとすることが出来るし、心にも残るのだと思います。
私も一つの事柄に対して、しっかり準備のできる人になりたいと改めて思います。
(4月27日)
*N.U(3年生)
1年生はそろそろ新しい環境・新しいクラスに慣れてきたでしょうか?私は君たち、1・2年生の事が可愛くてたまりません。悩みをためすぎないようにしてください!フェスティヴァルも動き始めて、3年生も悩みの1つ2つ抱えているのではないでしょうか。もちろん私も例外ではありません。「あ~、なんで自分はこんなにダメなんだろう。」とか辛い事・頭を抱えるようなことや悲しい事はもう起きてほしくはないし、とにかく楽をしたいなぁ…なんて内心思ってしまったりします。でも実際、そんな風に悩んだりすることから逃げてはダメなのだと思います。
楽しい事だらけの花の高校生活でもいいけれど、泥まみれの青春!高校生活だっていいんじゃない!?だから、いっぱい悩めばいいんだ!と思います。そうしたら、今まで見えなかった沢山の事が見えてくるはずです。悩む事は自分の中で自分を見つめ直し、自分と対話をすることです。でも、悩んだ時に自分の外に目を向けてみるのもいいと思うのです。
悩むことによって、苦しんだり、泣いたり、悲しんだりするかもしれません。それによって人の弱さを知ることが出来るのです。人の弱さを理解できる人はこの世で一番強い人だと思います。自分が辛い経験をしないと、相手が辛いかどうかなんてわからないでしょう。共感できるというのは強い武器です。よくあることですが、「あの人とはそりが合わない」って言う時、そういう時は大抵お互いが相手の気持ちを理解していないだけではないでしょうか。だから、人の弱い所を理解してやれる人ほど周囲を良く見ていて、他人を思いやれる人なんだと思います。
しかし、悩むと言っても悩んだところで解決できず、苦しい想いばかりの状態の人はどうしたらいいのでしょうか。そんな時こそ、自分とばかり対話していないで、一度でも人を頼ってみてください。人は誰だって一人で生きてはいけないのです。
かくいう私も、どちらかと言うと自分で何でもどうにかしようと頑張るタイプです。だから、私が何を考えているのか分からないと思っている人たちもきっといるでしょう。でも、そんな私のような人の「愚痴」でも悩みでも聞いてくれる仲間がいるだけで、生きている世界は全く違うものになります。まだまだ自分も置かれている状況も捨てたもんじゃないと思えます。
もし、今ここで悩み、苦しんでいる人が居るのなら、周りを見渡してみてください。きっと、ここにいるみんなは自分と違う考え方、価値観をもっているのだから、思いもよらない方法で助けてくれるはずです。心の内を見せる努力をしてみる事、助けようとしてくれる仲間がいることをいつも覚えていてください!(4月)