のぞみ寮通信

みぎわ館

2012/05/21

みぎわ館 第127号(5月21日)

< テスト!> 

 先週はとっても疲れた1週間となりました。それもそのはず。火曜日から始まった第一定期テストに、みんな一生懸命だったからです。テスト1週間前からみぎわ館の消灯時間は12時になります(通常11時)。いつもは賑やかな消灯時点呼も、「こんばんは~!」と点呼に入ることさえ邪魔かな?と思ってしまうくらい、どの部屋も真剣に取り組んでいました。
 また、みぎわホールで自由時間も勉強に勤しむ姿は、今回初めて目にした、新しいみぎわ寮生の勉強スタイルでした。2年生を中心にホールで展開される勉強会を1年生が見て、「私もここでやろう!」といそいそと集まってくる姿はとてもほほえましく感じました。「あ~!もう!間に合わない!」なんて叫びながらも、互いに教え合い、励まし合い、共に取り組む姿は寮生ならではでしょう。「やっぱりいいな、寮は!」がここにもあったと、嬉しくなりました。

 そして、今回みぎわ寮生の姿を見て「やるな!」と思った事がありました。それは、気分転換の上手な取り入れ方です。自習時間にはしっかり自習に取り組み、自由時間には仲間と話したり、一緒にお菓子を食べたりしながら、触れ合いを通して心をすっきりさせ、また自習時間を充実させる…。この切り替えは、簡単なようでいて実はなかなか難しいのです。このメリハリがみぎわ館の課題だと感じていた時期もそう言えばありましたが、気が付いてみるとバッチリ出来ていました。仲間との支え合う生活を通して、自分たちでその必要性に気付き、取り入れ、「日常」にしてきたのです。やるなぁ、みぎわっ子!
 テスト期間を通しても、嬉しい発見をさせてくれるみぎわ寮生たち。仲間内でも私以上の発見を毎日繰り返し、共に喜び、共に成長していってほしいと願います。

(森口)

 

 

 

 

 

 

< 何もないより、いろいろあったほうがいい! >

 最近、みぎわ館ではミーティングがよくもたれています。学年のものであったり、係のものであったり、一部の仲良しさんたちのものであったり…。ミーティングと聞くと、苦手だと感じるみぎわっ子もまだまだいるようですが、私はこのミーティングが大好きです。ミーティングと一概に言っても、ゲーム大会のようなレクリエーションもあれば、「最近の私達って…」とシリアスな物もあり、「ちょっと聞いてよ~!」と励まし合い会のようなものもあり、「どうなっているんだ!」と自ら喝を入れるものであったり…、とてもバラエティに富んでいます。
 私はどんな形になったとしても、ミーティングを行う事はとても素敵な事だと思っています。なぜって、全員が揃って仲間の言葉に耳を傾け、共に頭を悩ませ、共に取り組む事って、寮生活をしていてもミーティングぐらいしかそのチャンスはないからです。そのミーティングで結論が出なかったとしても、ケンカになってしまったとしても、一緒に一つの事に向き合い、取り組む事で、何かしら理解し合えることが必ずあるのだ、という事を歴代のみぎわ寮生たちから教わってきました。ミーティングはその数にその学年の絆の強さが比例するかもしれないくらい、互いを理解し合い、視野を広げられるチャンスなのです。だから、結果を恐れず、過程を恐れず、「ミーティングをする!」という事をどんどん積極的にしていってほしいと思います。
 先日ご来寮下さったある保護者の方が「入寮するまでは極力問題起こさず、荒波たたせず、穏便に過ごしてほしいと思っていました。でも今は、少々問題あっても、本人が苦しくとも、そこから学ぶ事はたくさんある!いっぱい経験しなさい!という想いです。」とお話してくださいました。きっと、 寮生が帰宅した時に寮での大変な話、しんどい想いをたくさん聞いて下さっているのでしょう。そして、しんどさを仲間と共に乗り越えて成長している事を感じてくださっているから話してくださったのだと、とても大きな励みになりました。
 仲間との3年間と言う限られた毎日の中で、より多くの経験をし、対話をし、心を知り、心を伝え…、成長してほしいと思います。

(森口)

 

 

 

 

< 礼拝のお話 >

*O.S(3年生)
 今年もきれいに咲いた桜も、私にとっては今年が最後。見納めとなってしまいました。しっかり目に焼き付けておきたいです。
 さて、1年生が入寮してからもうすぐ1ヶ月。私たちの学年も一つずつ上がりました。まだ初々しさが漂う1年生を見かけるたび、親ごころのような、言葉では表現できないふんわりとした気持ちになります。そして最近、自分が入寮した2年前の事を思い出す時があります。今となってはもう2年も前の話で懐かしいですが、このみぎわ館に新入生として入寮してきました。新しい場所で新しい人々に出会い、毎日が新鮮でキラキラしていました。しかし、寮生活をするうちにここでの生活は人と人の距離がとても近く、深くつながっている場所だと気付き始めた私は、だんだんここでの生活が怖くなってきました。
 近いという事は、仲間の事を深く知れるという事であり、自分の事も仲間に深く知られるということに気が付いたからです。自分の弱い所を人に見せることはその時の私に取って、とても怖い事でした。弱い所を知られてしまうと、みんなが私から離れてしまうのではないかと不安だったのだと思います。みんなのことをまだまだ信じられていなかったのだと思います。自分の事さえ信じられていなかったのだと思います。
 でも今、私はここで3年生になりました。今の私は自分の弱い所を隠すことなく生活が出来ています。そうなれたのは何がきっかけだったのか、正直よく分かりません。でもきっと、1年生の時よりずっとみんなの事も自分の事も信じられているからだと思います。
 寮で生活をしていると仲間の様々な面が見えてきます。それはつまり、良い所も弱い所も見つけてくれる素敵な仲間がたくさんいるという事なのです。そんなことを考えていると、私はみんなに感謝しなくてはいけないなと思います。いつも本当にありがとう。
 人は自分が気にしているほど、相手の事を気にしていなかったりします。自分も相手も信じて、ありのままの自分でここにいるみんなと関わってみてください。それはきっと、人生の中でもとても貴重な経験となるはずです。
 せっかくみぎわで寮生活をしているのです。「寮生活」を存分に活かした、ここでしかできない生活を、経験を一緒にしていきましょう!