クラブ活動

野球部

2012/05/07

野球部 大会報告

 5月3日(木)、新潟県五泉市の五泉市営野球場で、敬和学園の野球部が春の北信越大会新潟県予選の3回戦に登場しました。

 

 対戦相手は新潟商業高校。雨が降り続く中、大変拮抗し緊迫した戦いが繰り広げられました。両校がっぷり四つに渡り合った結果、延長11回で敬和学園野球部は敗れました。3-4のサヨナラ負けでした。

 

 先発したエースの加藤は数日前の練習中に負った右手親指の負傷とも戦いながら、最後の瞬間までこの試合のマウンドを守りました。投球数は150球、奪った三振は14個に上る熱投でした。親指が保つのかとても心配しましたが、心に響く立派な投球でした。

 

 本当に素晴らしい試合でした。 新潟商業は伝統校らしく良く鍛えられた堅実な守備と、また“絶対に打ち上げない”打撃姿勢や抜け目のない走塁で敬和学園を追い込んでいきました。敬和学園も新潟商業の攻撃に何度も崩れそうになりながらも加藤を中心に必死に踏ん張り続けました。半年前の彼らならとっくに力尽きてコールドゲームにされていたかもしれません。粘り強くとても高い可能性を感じられるチームに成長してきたと思います。しっかり先制できる打撃力も備わってきました。

 

 先制点をとり相手に一度もリードを許さなかった、敬和学園がまさに狙っていた通りの展開で試合は進みましたが、最後の最後に寄り切られてしまいました。もう一歩、もう一つ力が足りなかったことは戦った選手が肌で感じ、一番わかっていると思います。いい試合をするだけではもう充分ではありません。夏の大会まであと2ヶ月あまり。自分たちの課題に取り組みながら、数多の先輩たちが越えられなかったベスト16の壁に挑戦したいと思います。

 

 皆さま、応援ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。