のぞみ寮通信

光風館

2012/05/02

光風館通信 第328号(4月30日)

< 感謝 >

 

 寮祭お疲れさま!光風館生のひとりひとりが準備から片付けまでよく手伝ってくれたと思います。また出し物も2年生が楽しいストーリーを考え、それを1年生にしっかりと教え、また1年生も慣れない生活の中で一生懸命にそれぞれの役をイキイキと演じてくれていました。1年生の個性も出た楽しい出し物になっていたと思います。出し物の完成度はもちろんですが、なによりもみんながひとつのことに集中して、力を合わせて一生懸命に頑張ったことが良かったと思います。きっと光風館生同士の繋がりが強まったのではないでしょうか?

 今年の寮祭の礼拝のテーマは「感謝」でした。昨年の3月11日に東日本大震災が起き、あの未曾有の大災害を通して私たちは多くのこと

を考え、また多くのことを学びました。特に命の尊さ、当たり前にあると思っていた毎日の大切さ、そして自分の周りにいる大切な人の存在と、人は多くの人に支えられて生きていることもその1つです。なぜ今回の寮祭の礼拝は「感謝」をテーマに行ったのか。それは礼拝の中で話をしてくれたふたりの言葉からもわかるように、のぞみ寮に暮らす私たちは多くの人に支えられていること、そして当たり前にあると思っている毎日がいかに感謝すべきことなのかを今回の寮祭を通して確認する時にしたかったからです。

 私たちの生活は、ひとりひとりの頑張りはもちろんですが、本当に多くの方々の支えによって成り立っています。みんなの保護者はもちろん、教会の方々や牧師先生、栄養士さん、調理師さん、夜警さん、施設係の方々バスの運転手さん、校長先生、学校の教職員の方々、そしてエミタイの川島さんや敬和の構内に暮らしているひとりひとり。なによりも一緒に苦労することも楽しむこともできる寮の仲間がみんなにはいます。今回の寮祭でそのことをみんなが確認する ことができたのではないでしょうか?

 では、私たちは寮祭でいろいろな事に感謝すべきこと、たくさんの人たちに感謝すべきことを確認しましたが、これからどのように歩むべきなのでしょうか?考えてみると私たちにできることはいっぱいあると思います。

 例えば、敬和で過ごす毎日を大切にする、家族や友だちを大切にする、食べ物を残さない、親しい仲 (礼拝で歌う光風館生)  間や先輩・後輩にだけではなく、教職員の方々にもきちんと挨拶(「こんにちは」、「ごちそうさま」、「ありがとうございます」、「お疲れさまです」などなど)をするなどできることはいくらでもあります。寮祭の時だけ大切なことを心に留めるのではなく、寮祭で学んだことを日々の生活に活かしていきましょう。 (三浦)

 

 

 

 

 

< 放送事故 >

 

 寮祭前日の出来事です。みんなも当事者なので知っているとは思いますが、私は友愛館から放送で礼拝委員会を行うために礼拝委員のOくんを呼びました。「Oくん、礼拝委員会が始まります。今すぐ友愛館に来てください」それから数分後、なぜか光風館生がぞろぞろと友愛館にやって来ました。そして私に言うのです。「今から礼拝ですか?」「なんで今日は友愛館で礼拝なんですか?」私もみんなが何を言っているのかわかりません。よく話を聞いてみると、Oくんへの放送を聞いたIくんが「友愛館で礼拝が始まります。今すぐ友愛館に来てください」と聞き間違って、その内容を光風館で再度放送で流してくれたそうです。当然その放送を聞いた光風館生みんながその指示に従って友愛館へ移動したのでしょう。時間は午後7時。今まで7時から礼拝をしたことも、各館礼拝の日に友愛館で放送したこともありません。せっかく友愛館に集合したみんなには7時半から光風館でいつもの各館礼拝があることを告げ、みんなはゾロゾロと帰っていきました。その光景が笑えたのと同時に2つのことを思いました。それはすぐに聞き従うことの大切さと考えることの大切さです。

 放送を聞いてすぐに行動することはとても大切です。例えば、なにか手伝ってほしいときに集合をかけたり、みんなに大切な話があるときに急に放送をかけるときがあります。災害が起きたときにも放送を聞いてそれぞれすぐに行動してもらわないと大変なことになります。そういう意味ではみんなが放送を聞いて行動することって大切だなぁと思いました。その一方で、考えることも大切だと思うのです。例えば今回の場合、「なぜ7時から礼拝があるのか?」「なぜ友愛館で各館礼拝があるのか?」「今日、友愛館で7時から礼拝があるなんて聞いていたか?」考えて疑問を持ち、例えば友愛館に連絡して確認してみるとか、礼拝委員のOくんに確認するとか、その場その場で自分で考えることも大切だと思うのです。なんとなく周りの動きに合わせるだけでなく、寮生活の中で“考える生活”もしてみましょう。

(三浦)

 

 

 

 

 

< 礼拝のお話し >

 

U.K.(2年)

 1年生のみなさん、入寮から2週間経ちましたね。寮生活には少し慣れましたか?まだ寮生活に慣れていない人もいると思います。もしかしたら、この中に寮生活が耐えられなくて家に帰りたいと思っている人がいるかもしれません。その気持ちはわからなくもないですが、まだ先があるので頑張ってください。

 さて、本題に入りますが、みなさん蟻について知っていますか?蟻とは、働きものの虫です。蟻は夏になったら食料を取りに行きます。その食料を取りに行く蟻はとても大変です。なぜなら、蟻は暑さに耐えながら食料を取りに行くのです。たまに蟻は他の虫を食いちぎって食料にします。たまに同じ蟻を食料にすることもあります。そして、冬になって蟻たちはゆっくり休むことができます。

 みなさん、これは寮生活と同じです。なぜかと言うと、寮生は夏・冬・春休みを除いては、寮や学校で寮生活や勉強をしなければならないからです。あと2週間くらいでゴールデンウィークになるので、みなさんそれまで頑張りましょう。

 

 

 

K.M.(2年)

 こんにちは。6室のKです。新1年生が入って来て毎日が楽しく、とても充実しているように感じます。1年生は今までと全く違う環境、2、3年生は新しい後輩を持ったわけですが、なにか生活に変化はあるでしょうか?

 だいぶ前に「外国人は肩がこらない」という話を聞きました。その理由は、“肩こり”という言葉そのものを知らないというものでした。しかも、そんな肩こりを知らない外国人が日本に来て、言葉を知ってしまったが故に、肩こりを感じるようになったというのです。

 このようなことは自分たちの生活でもよくあるのではないでしょうか?他人の失敗談で急に弱気になったり、病気の症状を聞いて、ふと自分も当てはまっているような気がしたり。人は新しい情報が入ったり、環境が変わったりで、常識や気持ちが揺らぎ、変わるものです。特に1年生、自分の変化に気付いたら、寮生活が充実して成長しているんだなと感じてみて下さい。

 

 

 

 

M.R.(2年)

 今日は「寮祭」について話したいと思います。一年生は寮に入ってきてもうすぐ1ヶ月になります。だいたいみんなと話せるようになったでしょうか?まだ話していない人もいると思います。僕も1年前はそうでした。寮祭が始まるまで、隣の部屋の人としか話してなくて、それ以外の人とは全くと言っていいほど会ってもいませんでした。ですが、寮祭が近くなって、寮祭の出し物の練習が始まった頃、僕はムスカという役をすることになりました。ただでさえ人の前に立つことが苦手で、セリフを覚える事も苦手な自分がこんなことを本当にできるのかと心配になり、こんなことなら寮生になんかならなきゃよかったと心から思いました。ですが、そんな時、話したことのない友だちが僕のところに来て、「一緒にがんばろう」と言ってくれました。それから急に気持ちが軽くなり、寮祭では上手く役目を果たすことができました。

 最初はできなくても当たり前です。なので、本番まで頑張ってできるようにして、土曜日は最高の寮祭にしましょう。