のぞみ寮通信

みぎわ館

2012/04/16

みぎわ館 第120号(3月11日)

< 最後のテスト >

 

今年度最後の定期テストが終わりを告げました。最終日前夜、点呼に回ると、どの部屋も必死に勉強していました。(中には、勉強道具の広がったテーブルを囲んで焼きたてのクッキーをほおばっている部屋もありましたが。)ある部屋では、点呼に来たことにも気がつかず、じーっとノートを見入っている一年生が。横から覗くと、黄色いラインがびっしり!「大事なところに線引いているの?」と尋ねると、「はい。出そうなところを引いていたら、全部になっちゃって。私の予想だと、こんなにたくさん出るんです(笑)!」と。またある部屋では、「今日は眠れません。」と目をギラギラさせている二年生も。  “一休み”と寝てしまっている仲間

がいれば「やらなきゃヤバいよ。」と声をかける。

徒然草をなかなか覚えられない仲間に気がつき、それを手伝い、“お礼に”理科を教えてもらったことを喜ぶ。「明日の放課後を楽しみに、あと一息頑張ろう!」と励ましあう。ごく普通に、自然に支え合う姿に、横の繋がり・縦の繋がりができていることを感じました。どんな結果が出るか、楽しみですね!

(冨井)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< ピア・エデュケーション >

 

テストが終わった日の夕方、めぐみ館ホールにてピア・エデュケーションが行われました。敬和のご近所、医療福祉大学のピア・サークルの学生さんたちが20名近く来てくださり、「性交」をテーマに、共に考え学ぶ時間を与えてくださいました。自分の「性」や「生」についてしっかり考えるチャンスが普段の生活の中にあるとは言えません。今回のように、大学生のお兄さんやお姉さんが、体の事も心の事も責任も愛情も周りとの関わりの事も、広く視野に入れて考えるチャンスをくれたこのピア・エデュケーションは、素晴らしい機会になりました。  性を考えることは生を考えることだと、のぞみ寮では考えています。自分の今の事や将来の事、生きることを考える中で性について考え学ぶ時間はとても貴重です。医療福祉大学・ピア・サークルの皆さんは年に2回、「性交」と「妊娠と出産」について共に学び考える時間を与えてくださいます。膨大な準備をして…。ここでの様々な気付きや学びを大切に、これからに活かし、悔いの無い人生を確実に歩んでいってほしいと願います。

(森口)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 礼拝のお話 >

 

*S.Y.(2年生)

皆さんは「失敗」を悪いモノと考えていますか?大半の人はマイナスのイメージを連想するのではないでしょうか?私もつい最近まで、失敗するくらいなら最初から何もしない方がマシだ!と考えていました。その考えが覆されたのは海外教室に行った時の事でした。

去年の夏休みに、私は海外教室に参加し、カリフォルニアでホームステイを体験してきたのですが、その海外教室に参加した中で、英語のクラスが基礎クラスなのは私だけでした。

平然と装っていたものの、実は内心とても動揺していました。初日は口から単語すら出てこなくて、しどろもどろでした。アメリカについて真っ先にやって来た週末。何とか乗り越えたものの、早く月曜日になり、みんなと会って日本語が聞きたい!と思っていました。

ホームステイが始まって1週間が経とうとしていた頃、私は偶然ネットで2つのある言葉を見つけました。アメリカで出会ったその言葉は、その時の私の背中を押してくれた言葉であり、好きな言葉になりました。

1つ目は「It Always Seems Impossible Until It Is Done.」(「何かをやり遂げるまで、常にそれが不可能に思える。」)

2つ目はナポレオンの名言、「状況?何が状況だ。環境?環境とは自分が作り出すものではないか。」と言う言葉です。

偶然見つけた言葉なのですが、私にとってとても力をくれる言葉となりました。それ以降、とにかく電子辞書や本を使ってホストファミリーとコミュニケーションを取るよう努力しました。伝わらない時など何度あった事か!失敗ばかりだったけど、とにかくたくさんいろんなことを話すように努めてみました。結果、自分のホストファミリーだけでなく、たくさんのファミリーとコミュニケーションを取ることが出来ました。失敗を避けるのではなく、体当たりすればいいんだと学びました。もし失敗したら笑って吹き飛ばせばいいのだと思います。

かの有名な白熱電球を完成させたエジソンも、本の中では「~を発明した。」としか書かれていなかったりしますが、その一つ一つの発明の背景には思いもよらないような量の失敗が隠れていると思います。白熱電球発明時では、5000回もの失敗を繰り返したと書かれていました。なぜ5000回も失敗しても諦める事無く続けることが出来たのでしょうか。それは失敗も一つの前進と考えていたからだそうです。

私も失敗を恐れて何もしないのではなく、たくさん失敗して、成長していきたいと思います。(2月2日)

 

 

 

*A.Y.(2年生)

最近私はチェックが付き続けています。その理由を考えてみたところ、大きく2つの理由があることに気が付きました。1つ目は全ての事に取り掛かる時間が遅く、間に合わなくなり、チェックがついてしまうという事です。2つ目は、単純に仕事を忘れてしまうことです。これらをどうしたらいいのか考えました。  まず1つ目の「遅い」事に関してですが、後回しにせずサッサとやるように自分で自分のお尻を叩く事だと思います。優先順位をきちんとつけて、取り組むようにしていきたいです。

2つ目の「忘れてしまう」事に関しては、しっかりメモを取る。目につくところに派手に貼る、確認することを徹底していくことによって無くせると思います。

もうすぐ45回生が入寮し、私も3年生になります。この機会に自分を振り返って、新年度をしっかり迎えられるようにしたいと思います。 (2月6日)

 

 

 

 

 

*T.M.(1年生)

高校生になって初めての冬休み、私は長かった髪の毛を思い切ってショートにしました。寮に戻った時、会う人ごとに「失恋したの!?」と言われました。が、切った理由は、初めての寮生活、野球部のマネージャー業、クラスでの役割など、やたらに取り組むことがたくさんあり、その分辛い事・苦しい事が沢山ありました。だからと言って新年を迎えるのに、引きずったままは嫌だ。心をスカッとさせるために、そうだ!髪を切ろう!と思い立ち切ったのです。さっぱりしたら、気持ちも軽くなりました。このことから、今年の目標は「心のゆとり」とすることにしました。

何をするにも思いきるには勇気がいります。しかし、思い切った事で新たな自分を見つけたり、目標が出来ます。最後まであきらめず、思い切ってチャレンジした分だけ学べる事がたくさんあると思います。投げやりにしてしまっては全ての努力が水の泡です。自分を苦しめることになってしまいます。2012年はいろんなことに思い切ってチャレンジする年にしていきたいと思います! (2月7日)