のぞみ寮通信

大望館

2012/02/13

大望館通信 第187号(2月12日)

<民族大移動>
 

 今年度最後の民族大移動、一応移動だけは終了です。さすがに3回目の移動となるとみんなの手際も良くなるのか、思っていた以上にスムーズに終了することが出来たのではないでしょうか。でも、いつもと変わらない光景は終わった後のゴミの量です。この光景は相変わらず。これをすべて除去しなければ部屋替えは終了とは言えません。
 でもって、本日大掃除となるわけですが、この通信を読んでいる頃には終わっているでしょうか?できればそうあってほしいものです。終わっているとなると、館内はピカピカな事でしょう。大掃除後はいつも感心するぐらいキレイです。でもその状況が長続きしないのは何故?部屋チェックの時もそうです。チェックする時は、いやその時だけキレイなのは何故?そのキレイな状況が、次の日には・・・。それは何故?もしかしたら、君たちは身の回りが徐々に乱雑になる事を楽しんでいるのではないでしょうか?そんなことすら思わさせられてしまいます。

(澤野)
 

 
 

<雪国新潟の冬>
 

 降りましたね。こんなに降るとは思ってもみませんでした。毎朝早くから重機が動いてくれているからそんなに苦労はしていないですけれども、もし、あのでっかい重機が動いてくれていなかったら大変な事になっています。乗用車は雪にはまってしまい動くことはできないでしょう。という事はもしかしたら君たちの食材も届いていなかったかもしれません。朝早くから、土日も関係なしにわざわざ学校に来てくれて働いてくれている人がいる事を忘れないでください。そして、できれば学校ですれ違った時に一言お礼を申し上げてもいいんじゃないでしょうか?
 さて、話題が少し変わりますが、新潟で育った人たちはこれが当たり前みたいです。私の妻は上越の出身ですから、そっちの人達に言わせたらこんなの降ったうちに入らないなんてことを言います。だって小さい時は家の屋根でスキーやそりで遊んでいたんだなんて言ってますから、そりゃそうです。
 皆さん憶えているでしょうか?東京で5センチほど雪が積もり大雪になったとニュースで報道された時のことを。雪国の人たちには何が大雪なのか?さっぱりです。でも、雪とは全く無縁な暮らしをしてきた人たちにとって、5センチの雪は大事です。私もそうでした。いや、今も雪が降るとちょっとワクワクします。
 木曜の朝でした。朝早くから重機が動いてくれていました。その音で目覚めた時、すぐに思いました。「雪や!こんなに暗いのに動いてるという事は相当な量なんちゃうか?」すぐに窓の外を眺めてみると想像していた通り。すぐに着替えて外に行きます。スコップを手に取り雪を掻きます。掻けば当然道が出来て行きます。何故でしょう、楽しいです。その道はどんどん長くなっていきます。大望館から友愛館まで。人が通れる道が出来ました。十分です。でも、何だか物足りません。「一人しか通られへんやん。」一人通れれば十分なのに、何故かその道を広げています。でもきれいに自分の作った道が出来て行きます。そのうち時間が来て、いつものように音楽が鳴りみんなが起きてきます。私の作った道を通って君たちが友愛館にやって来ます。何だか楽しいです。ご飯を食べている時考えていました。「あの道をもっと広げよう。」いやいや広げる必要全くありません。でもなんだかワクワクします。朝食が終わり「よし続きをやろう!」食当も手伝わずに外に行きます。アレッ!道がない。私の作った道は一瞬にして重機で消されていました。でもそのおかげで、我に返ります。「何を朝から俺は遊んでいるんだ?」
 まるで小さな子供が砂場で道を作って、そこにミニカーやボールを転がして遊んで喜んでいるかのように、私は雪で道を作りその道を人が通るのを楽しんでいたのです。40近いオヤジが一体何をしてるんだ・・・。
 でもこれは、たまにあるから楽しめるんです。毎日なんてことは考えられません。ましてや3メートルを超える雪国に住んだら、ひと冬でダウンでしょう。今もなお本物の雪国の人たちはこれ以上の事が毎日あるわけです。私の妻はいつも言います。「雪のないところに住みたい。」その気持ちが徐々に少しはわかって来ましたが、私にとって雪はやはり心の中の何かのスイッチを入れてくれるものなのかもしれません。
 私にとってワクワクさせてくれる雪ですが、今年の豪雪は災害です。例年だと寮生も何人か連れていって雪掘りボランティアに行っているんですが、今年はその調節が上手く行きません。とりあえず、三浦先生が来週ボランティアに行ってくれるので、その後何とか私たちの若い力を生かす場を作れるように調節したいと思っていますので、その時は是非協力してください。

(澤野)
 

 
 
 

< 忘れた頃にインフルエンザはやって来る >
 

 全国でインフルエンザのA型が流行しています。のぞみ寮では今のところインフルエンザに感染した人はいません。免疫があるのか、予防接種が効果を発揮しているのかわかりませんが、何とか3月のテストが終わるまでのぞみ寮では流行しないで欲しいと願います。しかし、体調不良で欠席や遅刻する人が毎日一人はいる状況が続いています。
 3年前に流行した新型のインフルエンザは、寮の中で一人また一人と感染者が日毎に増えていき、ついに学校が休校する処置を取ることになりました。これにより感染の蔓延はある程度防ぐことが出来ました。さらに5年ほど前になりますが、4月に入ってからインフルエンザが流行したことがありました。それは全国的に2月ごろから小学校や中学校でインフルエンザが流行し始めて、予防接種の効き目が薄れる時期であるからというような話だったと思います。この時もA型のインフルエンザだったと思います。私たちは、寮でも流行したらと心配していたのですが、無事に3月の終業を迎えました。私だけが3月末に、ラグビーの遠征先でインフルエンザに感染したくいらいでした。4月になり寮祭の準備をするなかで一人、また一人と新入生がインフルエンザに感染していきました。寮祭の出し物の準備は悲惨でした。
 寮でインフルエンザが流行するのは、巷の流行した時期から1ヶ月くらい遅いです。高校生で体力もあり、なにより免疫力が上がっているから、感染しにくいという事もあります。しかし、寮でインフルエンザが流行すれば、一人二人の感染で終わらないのです。38度以上の高熱が発生した場合は、必ず病院へ連れて行きます。インフルエンザの検査を含めて、大体一回の通院で4千円くらいの費用が掛かります。ご注意ください。頭がよくなる細菌はありませんかね。

(帆刈)