自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2012/01/24
< 最後の… >
1月ももう下旬です。3年生がここみぎわ館で過ごすのもあと1週間ほど。
私たちが3年生と一緒に過ごせるのもあと1週間ほどとなってしまいました。その感覚があまりはっきりしていないのが現実なのではないでしょうか。カウントダウンをしているのに、まるで自分の事ではないかのような気がする…、みぎわ館全員がそんな風に感じているような気がします(私も含めて)。
そんなカウントダウンが進むにつれて、「最後の○○」という言葉がよく聞こえてきます。最後の礼拝のお話、最後の大掃除、最後の帰省届記入、最後の週末の予定提出などなど。この3年間当たり前にやって来たことが、これからはやることが無くなる気楽さと同時に寂しさがこみ上げているようです。




18日に行った「最後の大掃除」では、これまでになく盛り上がる3年生の姿がありました。暖房のフィルターを掃除するにも「キャー!」、掃き掃除をするにも「キャー、キャー」。これから先の人生で、こんな大掃除をする機会は「無い!」と言い切っていいのではないでしょうか。(私も寮に来て初めて経験しましたし…)そう思うと、もうちょっと真面目に掃除してよ~!と言いたい気持ちが、分かる~!私も一緒に騒ぎたい!なんていう物に代わってしまいます(笑)。
寮生活でのあんなことや、こんなこと、もう一度やりたいな!と思ったとしても出来なくなります。後悔しないように、やり残しの無いように存分に楽しんで、仲間と関わって大切に過ごしてほしいと思います。
そう言えば、先日ある3年生が「残りわずかな敬和生活。何か伝説を作りたい!」と言っていました。ふむ、伝説。今更作らなくても、この学年のみぎわっ子には山のように伝説があります。例えば、先日も気楽な気持ちで始めた缶けり。終了した時には左スリッパが血まみれになっている人が…。サンダルで、猛ダッシュで逃げ回り、気付いた時には左足親指から出血し、スリッパを染め上げていたのだ
そうです。「ウケル!」と爆笑しながら消毒しに来たのも、既に伝説でしょう。誕生日会をするために、PCに夢中になっている主役を部屋に連れ戻そうと一芝居うったのも、心温まる伝説。全員が泣きながら自分の想いを伝えようと一生懸命になったあのミーティングも伝説。ハラハラしたこと、ドキドキしたこと、嬉しくなった事、角が生えた事、いろんなことがありました。この3年間で起きた事は、私にとっては全て伝説です。素敵な伝説をたくさん残してくれてありがとう。…あと残り1週間とは言え、まだまだ伝説は作られていく気がしてきました。。。楽しみにしています。
(森口)
< 心と身体の健康 >
先日、消灯の点呼の時に「最近、身体の調子がいいんです!」と嬉しそうに話してくれる寮生がいました。なるべく毎日、眠たくても寝る前にストレッチをして、朝起きたら水を一杯飲んで、朝ご飯をしっかり食べるようにしたら、すごく調子が良いとのこと。これまでは、あまり朝ご飯を食べる習慣がなかったようですが、身体のためにと思って試してみたら、食べられるようになったそうです。
話しを聴きながら、心の中で、そういうことがあったのか!と納得してしまいました。なぜなら、先日森口先生と、この寮生のことを「最近特にいい感じですね!」と話していたからです。気持ちよく仕事を引き受けてくれたり、周りをよく見て心配りをしてくれたり、表情も良いねと。そのことを伝えると、「えぇ!本当に!?分かります?やったー!」と笑顔になり、同室の仲間も「良かったね。」と一緒に喜んでくれました
何だか調子が悪い自分の身体を想い、色々と試してみたら想像以上の成果が出たのだと思います。自分のために工夫した彼女、すごいです。自分の体調を管理するというのはこういうことかなと考えさせられました。寮の中で、”体調管理をしっかりしましょう”という言葉がよく聴かれますが、何事もなく心も身体もいつも元気でいてほしい、と思って言っているわけではないと思います。自分の心と身体の状態を知ろうとすること、調子が悪くなった時に良くなりたいと願うこと、そのために自分なりに工夫することが大切なのではないでしょうか。
食事・睡眠・生活リズムが、心と身体の健康に直結していることを教えてくれた嬉しい報告でした。
(冨井)
< 礼拝のお話 >
*O.C.(1年生)
私は先日、数日間家に帰っていました。もう嫌だ、と自分勝手に、でも特に深くも考えず取った行動だったのですが、帰寮しいろんな人に心配をかけていたのだという事に気が付きました。帰寮した時、みんなから「心配していたんだよ」と声を掛けられました。本当にうれしかったです。そう声を掛けてもらって自分の事を振り返ることが出来ました。私は片づけをしなかったり、役割を果たさなかったりして、周りの人に甘えてばっかりだし、迷惑かけてばっかりだし、このままじゃダメだなと思いました。今までは注意されても「頑張ったって、どうせ私はダメなんだ」と心の奥で思っていました。でも、取り組んでみなかっただけで、出来る可能性は無限大なのだと気付かされました。これから、自分の力を精一杯出していろんな事に取り組んでいきたいと思いました。
そして家に帰っていた間、実は自分を見つめ直していました。そうしたら、自分の事が嫌になってきました。中学生の頃、私は自分のマイペースさと、自由な性格で悩んだことがありました。人生の先輩に相談をしたら、「それはCのいいところだ、大切にしていきなさい。そしてそれを言い訳にしたらダメだよ」と言ってくれた事を思い出していました。私はまだ、その言葉の意味が分かっていません。敬和でこれからいろんなことに一生懸命取り組む中で、答えを見つけていけたらいいなぁと思っています。そして、自分の甘えに負けない、強い心を育てていきたいと思います。そして、自分をもっと好きになりたいです。
(11月1日)
*T.C.(3年生)
もうすぐ私の誕生日です。最近、毎年「おめでとう」と言ってくれる人が増えてきている事に気が付きました。以前は仲間内だけだったはずですが、今では寮生・通生、先生、先輩、後輩…いろんな人が言ってくれます。すごいなぁと思います。それだけたくさんの人と出会い、その出会いが今の自分を作ってくれているのだと実感します。嫌な事も良い事も全てが私を作ってくれています。人は一人では生きられない、それはこういうことを言うのか、と漠然とですが理解できつつある気がします。誕生日は「おめでとう」だけでなく、私からみんなへ「ありがとう」と言う日なのだと思いました。今まで出会い、私を支えて来てくれたみんなへ、「ありがとう。」
(11月2日)