のぞみ寮通信

大望館

2011/11/16

大望館通信 第183号(11月13日)

<大掃除>
 

 昨日、オープンスクールが開かれました。今回参加した中学生の中から、近い将来大望館45回生として入寮してくる子がいることは間違いありません。一人でも多くの中学生が受験して、できることならば寮に入って来て欲しい、そんな思いを込めて準備してきました。準備と言いましても、私たちができる事は館内の美化に努めることぐらいです。しかし、これが男子寮にとっての何よりの課題であることは生活している君たちもよくわかっていることでしょう。
 先週の部屋替え、その後の大掃除を経て館内はピカピカになりました。この大掃除へ向かう姿勢は大したもんです。7年前私が来た頃とは大違いです。当時、大掃除の日は消灯を延長していました。消灯を延長しなくてはいけないぐらい時間がかかっていたんです。時間をかけていたからその分今以上に綺麗になっていたのか?決してそうではありません。ダラダラといつまでもやらなきゃいけない状況にあっただけです。基本的に上級生はすぐに終わっています。何故なら、与えられた場所をその人が綺麗にするだけで、チェックをもらえばそれでおしまい。当然、上級生は楽な掃除場所を選んでいるのですぐにきれいになります。
 そういえば、綺麗になった場所トップ3とか言ってカップラーメンなどの景品も出したりしていました。そうしないと意欲的に取り組まなかったんです。でも、その景品も楽な掃除場所を選んでいる上級生の手に渡ることは当然です。
 大変な掃除場所を与えられた人たちは綺麗になるまでひたすら掃除をしていたんです。一方、掃除の終わった上級生は普通に遊んでいます。今日は大掃除だからフリーだと言って大喜びです。そして、すべてが終わるとすぐ消灯時間になってるわけです。
 私はその光景が何とも腹立たしかったのを覚えています。今まで当たり前だったことをすぐには変えることはできません。徐々に変えていきました。変えていくたびに当然反発がありました。「文句があるなら相手をしよう」そんな言葉を本気で言っていたことを覚えています。
 あれから7年後の先日の大掃除はどうだったろうか?というか、7年前の大掃除が考えられません。大掃除にかかった時間は約1時間。その間全員がそれこそ必死になって働きます。自分の掃除場所?そんなものはありません。汚れている場所があればそれが自分の掃除場所です。終わってない所があれば手伝います。学年に関係なく働きます。上級生が雨にうたれずぶ濡れになりながら、リサイクルに励みます。7年前、私が心からの望んでいた光景がそこにはありました。
 でも、これで満足しません。このピカピカを持続させることがこれからの課題です。先週の大掃除から4日後。オープンスクールを間近に控えた木曜日には、やっぱりもう一度きれいにしなければならない状態にありました。たったの4日も持たなかったという事です。さらなる高みを目指して全員で意識して取り組んでほしいと思います。

(澤野)
 

 
 
 
<ネタ切れ>
 

 久しぶりにネタが無くなってしまいました。時々こういう時があるんです。誰かを無理やりネタにしようかと思いましたが、そんな時に思い浮かべられるのは結局おんなじメンバーになってしまうわけです。その中でも特に思い浮かべられるのは1年生の彼女に骨抜きにされている彼とか、豆とか結局そこに辿りついてしまうため、今日は私にとって何よりの楽しみを書かせてもらおうと思います。
 「何かエーことないかナァ~」これは私が思わず口にしてしまう言葉です。でも今はその言葉の後に自分で「そういえばあったよな」と納得してしまいます。何が?子どもです。私の妻は30週を超えました。お腹の子どもは順調に育っています。
 「男の子と女の子どっちが欲しいの?」聞かれたとき「どっちでもいいんだ」そう答えていました。しいて言うならば男の子がいいかナ?とは思っていました。というのも、もし女の子だったら溺愛してしまう自分がいそうで怖かったからです。
 大空(そら)、大望(のぞむ)どちらも産まれてくる前に性別を聞きました。その方が何かと準備をしやすいからです。今回も聞きました。なんと女の子だそうです。どっちでもいいと言っときながら、女の子と聞かせられれば、産まれてきたときに男の子だったらショックだと思います。そうついに、澤野家に女の子が誕生するわけです。しかも、次の冬休み年が明ける前には産まれてるんです。これは楽しみです。エーことの中でも最高のエーことです。
 でも、心配な事もあります。次の女の子。大空みたいに私にそっくりだったらどうしよう・・・。ま、どんな不細工でも心の優しく綺麗な子であってほしい。そんな願いを込めて育てていけたらいいんじゃないでしょうか。

(澤野)
 

 
 
 

<東日本大震災復興支援労作>
 

 来週木曜日より2泊3日で支援労作に行ってきます。今回大望館から3名の仲間が参加してくれます。中には受験を控えているにもかかわらず参加してくれるメンバーもいます。私自身も今回で4度目の参加になりますが、生徒の中には私よりも参加している人もいます。野間先生や校長先生はもっと行ってます。
 この活動に学校全体をあげて取り組む高校。また、そこに誰よりも行く校長。やっぱ敬和って変ですよね。でもこの変さはちょっと自慢したくなります。
 そして、初めは「自分も今何かをしなくてはいけないんだ」と少し義務感をもって参加した人も、実際にそこに行って働いたら気が付くはずです。自分のために働いているんだという事に。だからこそ何度もこの労作に参加する人たちがいるんじゃないでしょうか。
 次回以降も継続してこの支援活動は続くはずです。まだ行っていない人も思い切って参加してみて下さい。被災地の人たちのためにもなりますが、新たな自分とも必ず出会う事が出来るはずです。

(澤野)