のぞみ寮通信

光風館

2011/11/14

光風館通信 第309号(11月13日)

< AKB48 >
 

10月の終わり頃、各学年でミーティングを持ちましたね。消灯後にパソコンを使用する人がなかなかいなくならない事がミーティングを開くきっかけでした。各学年、現在自分たちができていない事、できている事を再確認してもらうという意味合いでのミーティングでしたが、残念ながら中には自分たちの事よりも他の学年を責めたり、誰かに責任転嫁するような意見もあり、現在光風館が抱えている課題に取り組もうという雰囲気は生まれなかったのではないでしょうか(もちろん中には的を得た意見や危機感を持って発言した人もいたようですが。)他学年、他人のことを指摘するのは毎年ある事ですが、それではなかなか前へは進みません。そこには成長がないように思います。是非何回もミーティングを開いて、光風館に暮らすひとりひとりが光風館の抱えている課題を自分の問題として考え、発言し、仲間の言葉に耳を傾けてほしいと思います。
 

 11月に入り、冬休みまで残り約1ヶ月半。私は是非みんなに次の事を意識して生活してほしいと思い、あるテーマを授けることにしました。それは『AKB48』です。このAKB48とはSちゃんが三度の飯より大好きなあのAKBではなくて・・・
A=あいさつ!
K=キレイに!
B=勉強!
48=寮生(45人)+帆刈先生、浮田先生、三浦(3人)
 という意味です。まず、「あいさつ」は、ミーティングの中で「先輩であいさつを返してくれない人がいる」、「後輩があいさつをしない」などの意見が出ていたのを受け、だったら光風館生全員(もちろん教師も)があいさつを意識すればいいのでは?と思ったからです。
 次に「キレイに」ですが、昨日のオープンスクール(寮見学)のために行った大掃除で各部屋、公共場所が“今は”とてもキレイです。毎日の掃除とキレイに保つという意識でキレイな今を維持してほしいと思います。また、光風館の中だけがキレイでは不十分です。光風館の周りもゴミの落ちていないキレイな館にすべくこれから定期的に掃除をしていきましょう(整美委員と相談します)!

  そして、光風館生の多くの人が抱える課題の「勉強」です。あと2週間ちょっとで第四定期テストが始まります。今からしっかりと取り組みましょう。テスト1週間前やテスト前日に必死になっても間に合わないことはみんなも経験からわかっていると思います。今日から試験モードに切り替えて下さい。光風館生の本気を見せてほしいと思います。A(あいさつ)K(キレイに)B(勉強)を48人で取り組んで行きましょう!

(三浦)
 

 
 
 

< 70億のなかの光風 >
 

 11月に入り、肌寒い日も増えてきました。みなさん、健康第一ですよ!さて、光風館には現在45名の仲間が住んでいます。のぞみ寮のなかで最も人数が多い館です。木曜日の部屋移動・掃除では、狭い廊下を大勢が上り下りして、市場のような不思議な活気に満ちていました。さて、45名の光風ですが、世界の人口がどれくらいか知っていますか?よくニュースを見る3年生Mくんなら即答できるかもしれませんね。70億人だそうです。しかもつい先日10月31日に70億人になったという…。実際の日付は誤差がでてきますが、世界の人口がこれほど多いというのには驚かされます。私が好きなバンド、ブルーハーツの「ハンマー」という曲には「48億の個人的な憂鬱…♪」という歌詞があります。この48億は当時、今から20年ほど前の世界の人口です。この四半世紀近くで20億人以上増えたということにも、非常に驚かされます。
 

 さて、これからみなさんは、世界人口のうちの何人と出会っていくと予想しますか?ぼくは、まだたかだか数千人です。しっかりと関係を築いてきた人という意味では、数百人でしょうか。少ないです。70億人の人全員と実際に関わりをもっていくということは、不可能ですね。現代社会では、「あの人?よく知らないからどうでもいい」という、互いの無関心が広がっています。自分以外はまぁいいや、と。70億という数字はいろいろと解釈できます。70億もいるんだし、自分1人、他人1人どうでもいいや。一方で、この自分1人、またあの人1人、そんな人を数えていけば70億人になるんだ、とも考えられます。世界は、どちらの考えをしていった方がよいのでしょうか。見たことも、言葉も知らない外国の人たちのことなんて、到底考えもできないかもしれません。しかし、この世界に70億もの人がいて、その人たちはたしかに「人」なのです。みなさんは光風館のなかで日々45人の仲間と顔をつきあわせて生活をしています。横に、向かいに立ち座っているのは、物ではなく、人、しかもよくよく知っている「彼」です。好き嫌い、いろいろあるのはもちろんですが、一緒に考え生活せざるを得ないのが、寮ですね。あまりにも無関心ではいられないのが寮です。あいつなんて、べつにいいや。みんながそのように思い続けたら寮は成り立つでしょうか?ミーティングもなにもなく、崩壊することでしょう。世界も同じではないでしょうか。互いの無関心、別にいいや、という気持ちが、なんとも大変な方向へと世界を進めて行ってしまうような気もします。
 

 個性あふれる仲間が生活している光風館は、多種多様な70億の人々が生きる世界の縮図かもしれません。小さな、しかし立派な「光風」という世界で生活するみなさん。70億のなかの45人、そしてそのなかの一人のあなた。この世界で、敬和で、光風で、日々の生活で何を感じ、どう生きるか?すべてはあなた次第!日々、「あの人」を大切に、「自分とつながる彼」を大切に、そして70億の中さらに45人の仲間の中の「自分」を大切にしていってください。

(浮田)
 

 
 
 

< 礼拝のお話し >(10月の礼拝の話です)
 

T.S.(2年)
 みなさん、こんばんは。2室のTです。今日は「欲張り」について話します。
 僕は副生徒会長に立候補しました。結果は落選でしたが、選挙活動を通して普段はできないような経験をしたり、沢山のことを学ぶことができたので、悩んだけど副生徒会長に立候補して良かったなと今では考えています。
 僕が立候補しようか、しないか悩んでいた一番の理由は部活でした。部活動の大半の人は僕の立候補に反対でした。人に反対されたからといって立候補を断念するつもりはありませんでしたが、「生徒会に入ったら部活は諦めろ」と言われた時はさすがに決心が揺らぎました。そんな中、追い打ちをかけたのは、部活の顧問からの「お前は寮生活をしていて、しかもブロック長で、部活にも入っているのにこれ以上何かを望むのは欲張り過ぎなんじゃないか?」という一言でした。
 確かに僕は、大半の人が経験しないだろうブロック長をさせてもらっています。さらに、部活では多くの演奏会や大会などで人前で演奏し、いつも沢山の拍手をもらっています。確かにこれだけの経験ができていることはとても幸せなことで、それ以上を望むのは欲張りなのかも知れません。では、その欲張りの何が悪いのでしょうか?考えた結果、「別に欲張りでもいいじゃないか」という結論に達しました。
 人は欲張りでいいと思います。何事にも遠慮がちで消極的な人よりも、「あれをしたい!」、「これもしたい!」と言う人の方が得をして楽しく生きていけるのではないでしょうか?もちろん、やりたいことだけやって生きて行けばいいということではありません。例えば、勉強やルールを守るなど、やらなければいけないことも必要です。
 やりたいことはあるけどどうしようか迷っている人は、ひとまず、やってみたらどうでしょうか?やらずに後悔するよりも、やって後悔した方がいいこともあると思います。
 
 
 

K.S.(2年)
 みなさん、こんばんは。3室のKです。今日は「部活」のことを話したいと思います。
 みなさんも知っている通り、僕は“よさこい同好会”に入っていて、唯一の男子部員です。この部活に入った理由を話します。
 1年の初めに、部活動紹介がありました。もともと僕はよさこい同好会に入るつもりはありませんでした。ですが、よさこい同好会の部活動紹介が始まり、僕はよさこい同好会の踊りにとても感動しました。それから僕はよさこい同好会に入ることを決意しました。そして、体験入部のときに、チャペル前で活動しているよさこい同好会を見学に行ってみると、男子部員が一人もいないことに気付きました。でも、女子の先輩たちが温かく迎えてくれたので、帰るにも帰れない状態になってしまい、とにかく踊りを体験することにしました。その時に初めて教えてもらった踊りが『05』という2005年の総踊りのためだけに作られた曲でした。それを教えてもらっていくにつれて、「段々この部活で頑張ってみよう!」と思うようになっていきました。それが今につながっているというわけです。
 今部活に入っていない人は、是非色々な部活に挑戦してみてください。きっと自分に合った部活が見つかるはずです。それでも良い部活が見つからなかったら、是非よさこい同好会に来てください。