毎日の礼拝

校長のお話

2026/09/28

小田中 肇(校長)

【聖書:マルコによる福音書 3章4-5節】

そして人々にこう言われた。「安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、殺すことか。」彼らは黙っていた。

 

 

 学校教育法には「高等学校の目標」として、「健 全な批判力の育成」が定められている。今日の聖書には、イエスの「健全な批判力」が示されている。
 イエスに敵対する人たちには、手の麻痺した人の苦しみがわからない。それよりも、イエスがユダヤ教の戒めを守るかどうか、それだけが問題だ。そのような彼らの態度をイエスは批判した。
 安息日でも、困っている人、苦しんでいる人がいれば、その人を助けることの方が大事ではないか、そのようにイエスは、行動によって問いかけたのだ。まさに「健全な批判力」といえる。そして、この批判力を支えるものは、人間に対するイエスの深い愛だ。私たちも、その恵みを憶えて、今日の一日、共に歩む者でありたい。