毎日の礼拝

毎日のお話

2026/09/24

岩原 寅太郎(寮長)

【聖書:コロサイの信徒への手紙 3章 12節】

「あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから、憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。」

 

 

 この夏、30数年ぶりに、ドイツの日本人学校で同僚だったGさんと再会した。今は京都で僧侶をしているGさんは、よく学び、よく遊び、人の悪口を言わず、ユーモアがあり、必要なときには厳しさも見せる人であった。

 会ううちに「こんなふうになれたらいい」「もう少し頑張ってみよう」という気持ちが湧いてきた。憐れみ、慈愛、謙遜、柔和、寛容という聖書の言葉を、Gさんはそのまま生きているように見えた。

 英語のcultivateには「耕す」と「心を磨く」という二つの意味がある。学ぶことの値打ちは心が耕されることにあり、そのきっかけは「出会い」である。まもなく修養会が始まる。ぜひ「出会い」の時間にしてくれることを願う。飛び込んだ分だけ、心は耕されるはずである。