敬和の学園生活

日常の風景

2026/06/22

図書委員会 Tea Time(2026.6.18)

 今回のTea Timeは59回生1学年主任の大塚先生をお招きいたしました。

 前半は神様の導きによって敬和学園に入学したことやその後の学生生活についてお話していただきました。長野県共働学舎で修養会を行った時の宮嶋先生との出会い。そして、当時敬和学園で宗教主任をされていた先生の祈祷会に参加するうちに教会で洗礼を受け牧師として生きる決断をされたこと。3年間敬和学園で生活された大塚先生から語られた経験一つひとつが生徒たちの心をつかみました。大学ではR.ブルトマンの『新約聖書と神話論』との出会いの中で新たな聖書の「解釈」に目覚め、そのことが現在に至るまで聖書を読む上で、大塚先生の土台となっているということでした。

 後半は牧師時代のお話を伺いました。25歳で神戸の教会の伝道師になった時の青年との出会い、そしてその青年に苦しい時に励まし続けてもらったお話。また岡山の国立ハンセン病療養所にある教会で出会った聖書を舌読する方との出会いなど大変興味深いお話に生徒たちは吸い込まれていきました。

 最後は牧師をされた頃の苦しい時間を経て、再び敬和学園へ。ある時に労作教室に掃除に来た生徒からかけられた言葉に感動し、大塚先生が涙した時のエピソードに胸がジーンと熱くなりました。「わたしは2回も敬和学園にひろってもらったと思っている。これからどれくらい生きることができるかわからないが、与えられた時間を精一杯生きることができればと考えている。」という大塚先生の言葉に生徒たち一人ひとりが勇気と希望をいただきました。紆余曲折を経てここ敬和の地で生活されている大塚先生の力強さ、その中ににじみ出るやさしさに触れるひと時となりました。

 

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