毎日の礼拝

毎日のお話

2026/06/18

T先生(教育実習生)

【聖書:エフェソの信徒への手紙 2章 10節】

「なぜなら、わたしたちは神に造られたものであり、しかも、神が前もって準備してくださった善い業のために、キリスト・イエスにおいて造られたからです。わたしたちは、その善い業を行って歩むのです。」

 

 

私は大学2年生の時、周囲の期待に応えようと努力を重ねる一方で、自分の価値を評価や成果によって測るようになっていました。そんな中、大学を休学して能登半島で災害支援ボランティアに参加しました。慣れない土地での生活や厳しい活動に戸惑う日々でしたが、ある被災者の方が、私が能登に来たことを知って涙を流しながら感謝してくださった出来事がありました。その時私は、「何かができるから価値がある」のではなく、ただそこにいること自体が誰かの励ましになることを知りました。
能登での経験を通して、自分では当たり前だと思っていたことが誰かの助けとなり、ありのままの自分が必要とされる喜びを学びました。聖書は、私たち一人ひとりが神さまの「傑作」として造られた存在だと語ります。自分探しに悩む時も、自分には何もないと感じる時も、私たちは神さまに愛され、大切にされている存在です。そのことを胸に、与えられた歩みを進んでいきたいと思います。